テラーノベル
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——シリコンバレーのどこか、ハイテクとスピリチュアルが混ざり合うガラス張りの一室。
部屋の中は、ラベンダーとパロサントの香りで満たされていた。ヨガマットが床に敷かれ、壁には「BE HERE NOW」の文字。窓の外にはパームツリーと青い空。完璧なカリフォルニアの朝──。
「Dude…今日の波動、超ヤバくない?」
カリフォルニアは白いリネンシャツをゆるく羽織り、床に座っていた。長い脚を組んで、手にはハーブティー。サングラスの奥のブルーの瞳が、柔らかく細められている。
(なまえ)は彼の膝の間にちょこんと座っていた。白いフリルのワンピースは少しだけ乱れ、ニーハイソックスは右足だけずり落ちかけている。ぷにくまを左手に抱え、ぼんやりとカリフォルニアを見上げていた。
「…かりふぉ ばっきゃにいちぁん。んにゅ?」
「いいね、その純粋な瞳。インスピレーションが溢れてくるよ。ねえ、今日は『深呼吸』をしよう。まずは、自分の中のエネルギーを感じてみて」
「しんこきゅー?…わーた!」
(なまえ)は大きく胸を膨らませて、思い切り息を吸った。しかし、吸いすぎたのか「ごほごほ」とむせ始める。
「…えほえほ…しにゅう…」
「Dude…そこからがスタートだよ。無理しないで、自然に。そうそう…」カリフォルニアは彼女の背中をそっと撫でた。「ゆっくりでいいんだよ。全ては完璧なタイミングで起こるから」
しばらくして、(なまえ)の呼吸は落ち着いた。彼女は左手をダラリと下ろし、その手が偶然カリフォルニアのリネンシャツの裾のあたりに触れる。その下にある、膨らみ──。
「……んにゅ?」
(なまえ)の意識が、そこに向かった。彼女にとって、それは「おちぃちぃ」。ぷにぷにした可愛いもの。触ると気持ちいいもの。
「かりふぉ ばっきゃにいちぁん。しょれ…おちぃちぃ?」
「…ん? ああ、それ? そうだね、俺のセンサー。エネルギーの中心ってやつ。」
カリフォルニアは気にした様子もなく、自分のハーブティーを一口含んだ。それが、許可のサインだった。
(なまえ)は左手を伸ばし、リネンシャツの上からその膨らみに触れた。ふにふに。ゴムのような弾力。布越しでもわかる熱。
「ぷにぷに…おちぃちぃ、ぷにぷにやし!」
「Like…その好奇心、すごくナチュラルでいいね。」カリフォルニアは微かに笑った。「もっと自由に、感じるままに動いてみて。」
(なまえ)は躊躇なくリネンシャツの裾をめくり上げた。カリフォルニアの鍛えられた腹部と、その中心にある男根が露わになる。彼は全く恥ずかしがらず、むしろその光景を鑑賞するように(なまえ)を見つめている。
「わぁ…おちぃちぃ、おっきー!」
「Dude…『おっきー』じゃなくて『バイブレーションが高い』って言ってよ。でも、いいね。そのストレートなリアクション。何もフィルターがない。芸術的だよ。」
(なまえ)はぷにくまを脇に置き、左手をその「おちぃちぃ」に伸ばす。中指と小指のない小さな手。残った三本の指で、不器用に包み込む。
「ぷにぷにしてる…ぽかぽか…」
彼女の指が、先端をなぞる。カリフォルニアの体が微かに震えた。
「…おっと。そこ、敏感なんだよね。」
「かんびゃん?…しょれ、しゅごい?」
「Very sensitive. でも、君の感触はすごく…オーガニック。人工的なものが一切ない。そのままで完璧。」
(なまえ)は顔を近づけた。彼女の小さなハート型の唇が、その先端に触れる直前で止まる。
「…ぺろぺろ、してもいし?」
「もちろん。自分の感覚に従ってみて。What feels right, that’s the right thing to do.」
(なまえ)は舌を出した。短い、赤ちゃんのようなピンク色の舌。それが先端に、そっと──。
ぺろ。
「……んにゅ。ぷにぷにしゅる。」
ぺろ。ぺろ。
彼女の舌はゆっくりと、しかし確実に動く。包皮の溝をなぞり、先端の丸みを転がす。カリフォルニアの呼吸が変わった。浅く、速く。
「…Like…そのスピード、いいね。ゆっくり、丁寧に。そう、そのまま…」
(なまえ)の口の中に、じわじわと広がる感覚。特に味はしない。でも、温かい。生きている証。
「…おちぃちぃ、あったかい。」
「君の口の中も、超ウェットで温かいよ。自然の神秘ってやつだね。」
彼女の左手も同時に動く。根元を握ったり離したり。リズムは不規則で、時々強く握りすぎて「いてて?」とカリフォルニアが眉をひそめる。
「Dude…力加減、重要。」
「わーた!ゆるゆる〜」
(なまえ)の小さな口は、先端を舐めるので精一杯だった。全てを咥えることはできない。彼女の口の構造は、それを物理的に拒否する。でも、それでいい。不完全さが、彼の嗜虐心を刺激する。
彼女は無心だった。ぷにくまを舐めるのと同じ感覚。美味しい飴を舐めるのと同じ集中力。そこに「性的な意味」は微塵もない。
でも、それが──カリフォルニアを狂わせるのだった。
「…ねえ、(なまえ)。そのまま力抜いてみて。身体の力を全て…そう、俺に預けて。」
カリフォルニアはゆっくりと腰を動かし始めた。(なまえ)の唇の隙間を、先端が擦る。
「もっ…ちょ…かりふぉ…ばっきゃ…ぷにぷに…」
「Shh…そのままでいいんだよ。言葉にしなくていい。感じて。今、この瞬間を。」
彼の動きが大きくなる。彼女の口は単なる受け皿。彼が自分で擦り付けるための道具。
(なまえ)は「あへぇ…」と小さく声を漏らした。訳が分からないけど、何か気持ちいい。自分が何をされているのか、それすらも曖昧。
「そう…その『やぁや』じゃない声。好きだよ、それ。」
カリフォルニアの手が、(なまえ)の後ろ頭を優しく、しかし確実に押さえる。
「もうちょっとだけ、深く。大丈夫、君はできる。ポジティブにいこう。」
「んむっ…んぷっ…」
先端が喉の手前まで届く。彼女の嘔吐反射が敏感に反応し、「おえっ」と小さな悲鳴。
それでもカリフォルニアは止めなかった。彼はその反応を、「抵抗」ではなく「感情表現」として受け取る。
「その反応…いいね。リアル。芝居じゃない。超エモい。」
(なまえ)の瞼の下で、眼球が震えた。閉じたままの瞼から、涙がにじむ。口の端からはよだれがダラダラと垂れ、顎を伝って白いワンピースを濡らす。
「しょれ…おばけぇ…」
「違うよ。それは新しい自分に出会う瞬間の、ちょっとした混乱。大丈夫、俺が一緒にいるから。」
彼は彼女の左手を優しく握った。欠損した中指と小指の代わりに、自分の指を絡める。
「さあ、もっとハイになろうぜ。一緒に、この波動を…」
その時だった。
どぷっ。
(なまえ)の喉の奥に、温かい液体が迸った。一瞬の驚き。彼女は反射的に顔を仰け反らせ、咳き込む。
「げほげほ…ごほっ…えほ…」
白い精液が、彼女の口の端から垂れる。彼女の鼻の頭にも飛び散っていた。
「…あみゃくにゃー…」
それが彼女の最初の感想だった。
「苦いのに、ちょっと甘い?」
(なまえ)はぺろぺろと舌を出し、自分の唇に付いたそれを舐めとる。
「うみゃくにゃー…でも、ちょっとおえおえ…」
カリフォルニアは満足そうに微笑み、彼女の頭を撫でた。
「そうだよね。それが本当の味。偽物じゃない。濃厚で、苦くて、でも奥に甘さがある。それが現実。それがリアル。」
彼はティッシュを手に取り、(なまえ)の顔を丁寧に拭き始めた。鼻の頭、口の端、垂れたよだれも一緒に。
「君は本当にいいセンサーを持ってるね。俺のエネルギーを、一番自然な形で受け取ってくれた。」
「んにゅ…ワイ…おちぃちぃ、ぺろぺろしたやし?」
「そうだよ。よくできました。」
(なまえ)はにへっと笑った。何がよくできたのかは、全く分かっていない。でも、かりふぉ ばっきゃにいちぁんが喜んでいるから、それでいい。
「にひっ!ワイ……ぺろぺろ、じょーじゅやし!」
「そうだね。プロ級だよ。」
カリフォルニアは立ち上がり、キッチンに向かって歩き出す。(なまえ)はその後ろ姿を見ながら、ぷにくまをぎゅっと抱きしめた。
「…ばっきゃにいちぁん、おちぃちぃ、ぷにぷにしてた。あと、あみゃくにゃーかった。」
(なまえ)はぷにくまに向かって話しかける。
「でも…しんどかった。むっずぃ。ワイ……またでけるかわからにゃい。」
「でも…きもちぇーかと聞かれたら……」
彼女は少し首をかしげた。
「………わーたやし!」
結論が出ないまま、彼女は思考を放棄した。
カリフォルニアが戻ってきて、新しいハーブティーを手渡す。
「さあ、これを飲んでデトックスしよう。その後はヨガ。そしてベガンランチ。今日はまだまだ始まったばかりだ。」
(なまえ)はハーブティーを一口飲んで、顔をしかめた。
「…にがにが。」
「それがいいんだよ。苦味は、次の甘味を引き立てるためのスパイスだから。」
彼は再び床に座り、(なまえ)を膝の上に乗せた。
「…さっきの続き、しても大丈夫。君が望むなら、だけど。」
(なまえ)はぷにくまを見つめ、次にカリフォルニアの股間を見つめた。
「…おちぃちぃ、ぷにぷにしてた。でも…むっずぃ。」
「そうだね。難しいかもしれない。でも、何もかも簡単に出来ちゃったら、つまらないだろ?」
「…んにゅ?」
「うん。挑戦するから面白いんだ。リーチだって、最初は届かない。でも続けるうちに、だんだんポジションがわかってくる。」
(なまえ)は彼の顔を見上げた。サングラスの奥の青い瞳が、優しく彼女を見下ろしている。
「…もういっかい、ちょうしゅりゅ?」
「もちろん。君のタイミングで。」
(なまえ)は左手で再びそのリネンシャツの裾をめくった。もうすでに、「おちぃちぃ」は少しだけ膨らみ始めている。
「…ぷにぷに、なってる。」
「君のことを思い出したら、いつでもそうなるんだ。」
「わーたにゃい。」
(なまえ)は再び顔を近づけた。今度は少しだけ、戦略的に。
まずは先端に、ちょん、と唇を当てる。
「ちゅっ。」
「…おっと。キスから始めるんだ。」
「ぷにくまにもするやし。」
「それはいい習慣だね。愛情表現は、どんな形でも素晴らしい。」
(なまえ)の舌が再び這う。今度は先端だけじゃない。裏側の溝、その周辺の皮、根元の方まで。
カリフォルニアは彼女のリズムに身を任せる。時折「そこ、いいね」とか「もっと優しく」と指示を出す。彼は教師であり、監督であり、最も近くで鑑賞する観客だった。
「…んにゅ…おちぃちぃ、ぷにっぷにしてる。」
「Dude…それは褒め言葉として受け取っておくよ。」
彼女の左手が、今度は自分のワンピースの裾をたくし上げ始めた。特に意味はない。単に、気持ちいいから。
「…しーしーのとこ、むずむずする。」
「そう? そこも触ってみる? 自分で。」
(なまえ)はおずおずと、自分の股間に左手を伸ばした。白いパンツ(くまさん柄)の上から、ぷにぷにした部分を探る。
「…ぷにぷにしてる。おちぃちぃと、おんなじ。」
「そうだね。どっちも大事なエネルギーセンター。」
カリフォルニアは彼女のその仕草をじっと見つめる。小さな手が自分のものを弄りながら、口は彼のものに吸い付いている。その歪な構図が、彼の嗜好に完璧にハマった。
「…ねえ、(なまえ)。自分の『おちぃちぃ』も、舐めてみる?」
「んにゅ?…どうやって?」
「俺がいいポジションを考えてあげる。」
カリフォルニアは(なまえ)を抱き上げ、ポジションを変えた。あぐらをかいた自分の前に彼女を座らせ、後ろから支える。彼女の脚は大きく開かれ、自分自身の股間を自分で見下ろせる状態に。
「さあ、頑張って。自分の愛しい『おちぃちぃ』を、自分でご機嫌取ってみて。」
(なまえ)は首を曲げて、自分の股間を見下ろした。小さなペニスが、もう少しだけ膨らんでいる。
「…んにゅ。おんなじ顔。」
そして彼女は──自分のそれを舐めようと、舌を伸ばした。
届かない。
背骨が硬い。幼児のような体の柔軟性はあっても、自分の性器に口を付けるのは至難の業。
「…んー…むっずぃ!でけにゃー!」
「ははっ。そうだよね。無理しなくていい。じゃあ、代わりにこれはどう?」
カリフォルニアは彼女の左手を取って、自分のペニスに添わせた。そして彼女の右手の断面を、彼女自身のペニスに押し付ける。
「自分じゃなくても、他のものでもいいんだよ。接触すること、そこにエネルギーが流れること。それが大事。」
(なまえ)は自分の左手中指と薬指で自分のペニスを擦りながら、右腕の断面をそれに押し付けている。なんともシュールな光景。
「…ぷにぷにぷに…きもちぇー?」
「そうだよ。それでいい。自分を気持ちよくする方法を、自分で見つけるんだ。」
カリフォルニアは彼女の動きを後ろから見守る。小さな腰が微かに揺れ、口からは「はぁ…はぁ…」という吐息が漏れる。
「かりふぉ…ばっきゃ…なんか…あつい…」
「それが、目覚め。新しい感覚。怖がらなくていい。」
彼の手が、(なまえ)の肩に触れる。そしてゆっくりと、首筋を撫で、背骨を伝って腰へ。
「俺も一緒に動くから。そのまま自分のリズムを保って。」
彼の右手が、(なまえ)の小さなペニスを包み込んだ。左手が、自分のペニスを彼女の右腕の断面に擦り付ける。
三人四脚の、奇妙な輪舞曲。
「あへぇ…おちぃちぃ、ちぎれて…きもちぇー…」
「その声、いいね。録音していい? 次のインスピレーションになりそう。」
「ワイ…わからにゃい…でも…きもちぇー…♡」
(なまえ)の小さな体が、カリフォルニアの大きな体に完全に預けられる。彼女の左手は自分のを弄り続け、彼の左手は彼女の断面に自身を擦り付け、彼の右手は彼女の小さなそれを扱く。
この混沌の中に、カリフォルニアは「調和」を見出していた。
「そう…これが理想の共鳴。二人のエネルギーが混ざり合って、一つの波になる…」
数分後。
(なまえ)の小さなペニスから、白い精液がぴゅっと飛んだ。量は少なく、薄い。彼女の腹部と、自分の左手を濡らす。
「…でりゅ…あへぇ…♡」
「おっと。そっちもフィニッシュか。」
ほぼ同時に、カリフォルニアの手にも白い液体が広がる。彼はそれを指ですくい、(なまえ)の口元に持っていった。
「おいしいから。食べてごらん。」
(なまえ)は素直に口を開け、彼の指をちゅぱちゅぱと舐めた。
「…うみゃい?」
「うみゃくにゃー…でも、ちょっとにがにが。」
「わかる。それが本当の味。」
カリフォルニアは満足げに頷き、彼女をしっかりと抱きしめた。
「今日はいいセッションだった。波動が超クリアになった。」
「んにゅ…ワイ…ねむねむ…」
「おやすみ。そのまま寝てていいよ。起きたら、アサイーボウルができてるから。」
(なまえ)はぷにくまを抱きしめ、カリフォルニアの胸に顔をうずめた。閉じた瞼の下で、涙の跡が光る。
彼女は何が起こったのか、ほとんど覚えていないだろう。
でも、カリフォルニアは覚えている。すべての反応、すべての仕草、すべての喘ぎ声を。彼の内部のハードディスクに、完璧にデータとして保存した。
「…次のセッション、楽しみにしてるからね。」
窓の外では、カリフォルニアの太陽が変わらず輝いていた。
オーガニックで、ハイで、狂っている──それが、彼の世界だった。
【おまけ:その後の(なまえ)】
「…んにゅ?」
(なまえ)は目を覚ました。窓の外は暗い。何時間経ったのか分からない。
体の下には柔らかい毛布。隣には、温かいココアとアサイーボウル。
「…あみゃいのかほり。」
彼女は左手を伸ばして、ボウルに触れようとした。
「…あれ?」
自分の腹のあたりが、なんとなくぬるぬるしている。”何か”があった気がする。何かをした記憶。誰かの感触。温かい液体。でも──
「……ほにゃ?」
何も思い出せない。
「…ま、いっか。」
彼女はアサイーボウルを手に取り、スプーンを持とうとしたが落とした。仕方なく、直接顔を突っ込んで「もぐもぐ」。
「うみゃみゃ♡」
その頃、別の部屋でカリフォルニアはモニターを見ながら微笑んでいた。
「データ、完璧に回収完了。次のプロジェクトは…『オレゴン・ビジョン・クエスト』。あいつもきっと、この子の波動にハマるはず。」
彼はコーヒーを一口飲んで、キーボードを叩き始めた。
今日も世界は、狂っている。
そして(なまえ)は、それに気づかない。
──これが、永遠に続くカリフォルニアの日常。
Fin.
#明太子の妖精は私だ
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