テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
眠狂四郎
409
206
上野文
7,990
こはる
1,321
第269話 コアの行方
【現実世界・湾岸旧研究施設/地下保管路・夜】
金属が崩れる音が、地下通路の奥から響いた。
木崎と城ヶ峰は狭い廊下を走る。
照明は半分以上消えており、残った非常灯も不規則に明滅していた。
「白いコアはどこだ!」
城ヶ峰が通信へ叫ぶ。
ノイズの向こうから、途切れ途切れに返事が来る。
『搬送班……地下二番通路……』
『仮設保管室まで、あと……』
そこで通信が切れた。
木崎が舌打ちする。
「なんでこんな時に運んだ」
「元の保管施設がラストに破られた。あそこへ残す方が危険だと判断した」
「結果的にこっちへ連れてきたってわけか」
「そうなる」
城ヶ峰は否定しなかった。
前方の床には、赤茶色の粉が散っている。
まだ新しい。ラストが通った跡だ。
木崎が速度を落とした。
「近いぞ」
二人が角を曲がると、その先に倒れた搬送台車が見えた。
隊員二人が壁際へ退避している。怪我はしているが、意識はある。
「コアは!」
一人が奥を指した。
「まだ……あります」
透明な保管容器の中で、白いコアは無事だった。
だが、その前に一人の男が立っている。
ラスト。
◆ ◆ ◆
ラストは白いコアを見ていた。
触れてはいない。ただ、じっと見つめている。
白いコアも弱く光っていた。
先ほど厳重保管区画で聞こえたという声。
「助けて」
あれが本当にこのコアから出たものなのか、まだ確証はない。
木崎がカメラを構える。
「おい」
ラストが振り向く。
「そいつから離れろ」
男の顔にはほとんど表情がない。
だが木崎を見た瞬間、わずかに目が動いた。
「お前」
木崎が眉を寄せる。
「俺を知ってるのか」
ラストは答えず、その向こうを見る。
地下通路のさらに先には、雲賀匠の身体側固定点がある。
「止まっている」
木崎の表情が険しくなる。
「匠には触らせねえぞ」
「止まっている」
ラストはもう一度言った。
「壊せば、動く」
城ヶ峰が低く返す。
「逆だ。壊せば、戻れなくなる」
数秒、ラストは城ヶ峰を見つめていた。
理解しているのか、それともただ声を聞いているだけなのかは分からない。
その時、白いコアが強く光った。
ラストが振り返る。
容器の中で白い光が一度、二度と脈を打ち、その反応に合わせるようにラストの胸にも赤茶色の光が走った。
日下部の声が通信へ入る。
『城ヶ峰さん!』
「聞こえる」
『ラストと白いコアの間に反応があります』
「同じ意識か?」
『違います』
日下部は即答した。
『一致していません。ただ、ラスト側がコアを認識しています』
木崎が聞く。
「何としてだ」
少し間があった。
『まだ分かりません』
だが、ラストは白いコアへ手を伸ばした。
◆ ◆ ◆
「触るな!」
城ヶ峰の声と同時に、特殊部隊が通路の後方から展開した。
発砲はしない。
代わりに、樹脂製の障害板が複数投げ込まれ、ラストと白いコアの間を塞ぐ。
一枚、二枚、三枚。
ラストの手が止まった。
木崎が台車へ走る。
「持って下がるぞ!」
隊員と一緒に保管容器を起こした、その瞬間。
床を這っていた赤茶色が一気に広がった。
「離れろ!」
城ヶ峰が叫ぶ。
台車の車輪が崩れ、続いて樹脂の接続部にも亀裂が走る。
金属だけではない。台車そのものが耐えきれず、大きく傾いた。
白いコアの容器が落ちる。
木崎が咄嗟に抱えた。
「重っ!」
透明な容器そのものは小さい。
だが、腕へ妙な圧がかかる。
重さではない。身体の奥へ引っ張られるような感覚だった。
「木崎!」
「持ってる!」
ラストが歩き出す。
城ヶ峰が前へ出た。
「木崎、下がれ!」
「お前はどうする!」
「止める」
「だから近づくなって言ってただろ!」
「時間を稼ぐだけだ」
城ヶ峰は手に何も持っていなかった。
銃も警棒も固定具もない。
ラストが一歩進むたび、城ヶ峰も一歩下がって距離を保つ。
「お前が欲しいのは匠か」
反応はない。
「それとも、このコアか」
ラストの目が木崎へ動いた。
城ヶ峰はそれを見逃さなかった。
「コアか」
初めてラストの口元がわずかに動く。
「動く」
城ヶ峰が眉を寄せた。
「何が」
「中で」
ラストは白いコアを見る。
「まだ、動く」
◆ ◆ ◆
【湾岸旧研究施設/身体側固定室】
日下部は複数の反応を重ねていた。
白いコア。
ラスト。
匠の身体側固定点。
そして補助層。
「まずい……」
隣の佐伯が聞く。
「何がですか」
「ラストが匠さんから離れてる」
「それならいいんじゃ」
「違う」
日下部は画面を拡大した。
「白いコアを持って動けば、また匠さんの固定点へ戻れる」
「コアを使って?」
「分からない」
ただ、ラストが何も考えずに白いコアへ寄っているわけではない。
そこに何かを感じている。
匠とは違う。
完全に止まってはいないが、身体もない。
意識らしきものだけが容器の中に残っている。
ラストにとって、それもまた異常な「停止」なのかもしれない。
その時、局所端末へ匠から文字が出た。
『コアをここへ近づけるな』
日下部が振り向く。
「理由は?」
『分からない』
少し間を置いて、文字が続く。
『だが、こっちからも感じる』
『あれは空じゃない』
日下部は白いコアの反応を見る。
先ほどまでほぼ無反応だった波形が、明らかに強くなっている。
「意識がある……?」
『少なくとも、何もないわけじゃない』
◆ ◆ ◆
【地下保管路】
木崎は白いコアを抱えたまま後退していた。
ラストとの距離が、十五メートル、十二メートル、十メートルと縮まっていく。
城ヶ峰が間に立った。
「止まれ」
ラストは止まらない。
「その身体は、お前のものじゃない」
一瞬。
ラストの足が止まった。
木崎が驚く。
城ヶ峰も気づいた。
「聞こえているんだな」
ラストの目が、ほんのわずかに揺れる。
「お前がラストだとしても、その身体は別の誰かのものだった」
「……違う」
初めて、「止まっている」以外の言葉が返ってきた。
城ヶ峰は続ける。
「何が違う」
「空だった」
「誰に聞いた」
ラストは答えない。
カシウスか。
Cか。それとも、身体へ入れられた記録そのものか。
木崎が低く言う。
「城ヶ峰、刺激すんな」
「今、反応した」
「反応したから怖えんだよ」
その瞬間、ラストの足元から赤茶色の線が爆発的に広がった。
「下がれ!」
床から壁、天井の配管へと腐食が一気に走り、照明が消える。
闇の中で誰かが叫んだ。
木崎は容器を抱えたまま走る。
だが、前方の非常扉が電源を失い、途中まで落ちて通路を塞いだ。
「くそ!」
木崎が蹴るが、開かない。
後ろから、裸足の足音が近づいてくる。
ぺた、ぺた、と一定の間隔で。
城ヶ峰の声が飛ぶ。
「木崎!」
「塞がれた!」
日下部が通信で叫ぶ。
『右側です! 三メートル先の壁!』
木崎が振り向いた。
「壁?」
『昔の搬送口があります! 今は塞がれてるけど、記録は残ってる!』
木崎が壁を見る。
何もない。
その時、石壁の表面に白い線が浮かんだ。
《入口》
エリウスの案内標識。
現実側にも道が出た。
「またこれか!」
木崎が壁へ突っ込む。
白い輪郭が扉の形へ変わり、壁だった場所が揺れた。
「開け!」
肩で押すと、古い搬送口が現在の壁へ一瞬だけ重なる。
木崎は白いコアを抱えたまま中へ入った。
城ヶ峰も続こうとする。
だが、その前にラストの手が伸びた。
城ヶ峰が身を引く。
指先が上着を掠めると、布地が瞬く間に赤茶色へ変わった。
「城ヶ峰!」
木崎が振り返る。
「行け!」
城ヶ峰は上着を脱ぎ捨てる。
ラストがさらに踏み込んだ。
その瞬間。
白いコアが強く光った。
◆ ◆ ◆
光が地下通路を満たした。
木崎の腕の中。
容器の内部。
白いコアから、今度は全員にはっきり聞こえた。
「……いや……」
小さな声だった。
男とも女とも分からない。
木崎の足が止まる。
「喋った……」
ラストも動きを止める。
「いや」
もう一度。
「そこ……いや……」
日下部の声が通信へ飛ぶ。
『本人反応です!』
『たぶん、コア自身が拒否してる!』
城ヶ峰が叫ぶ。
「木崎、下がれ!」
だが、その声とほぼ同時にラストが動いた。
先ほどまでより速い。
初めて走る。
「っ!」
城ヶ峰が割って入ろうとするが間に合わない。
ラストの手が容器へ届く。
木崎が抱え込んだ。
「渡すか!」
赤茶色の腐食が容器の表面へ広がる。
だが、容器は壊れなかった。
白い光が内側から押し返し、ラストの手がわずかに離れる。
木崎はその隙に身体を捻った。
「城ヶ峰!」
「投げろ!」
「はぁ!?」
「いいから!」
木崎は一瞬だけ迷い、白いコアの容器を投げる。
城ヶ峰が受け取った。
ラストの視線がそちらへ動く。
木崎が体当たりする。
「行け!」
「木崎!」
ラストの腕が振られた。
木崎の肩を掠め、服が裂ける。皮膚の表面にも赤茶色の筋が走った。
「ぐっ!」
城ヶ峰が足を止めかける。
「止まるな!」
木崎が叫ぶ。
「持ってけ!」
ラストが木崎を押し退け、城ヶ峰へ向かう。
その時、地下全体が大きく揺れた。
◆ ◆ ◆
【異世界・王都警備局/管理施設前・夜】
高瀬を乗せた馬車が、ようやく門をくぐった。
警備局員たちが一斉に動き出す。
「高瀬直人、到着!」
「医療班を!」
「外部観測を遮断!」
アデルが馬から降り、ヴェルニも続く。
リオは右腕を押さえたまま、門の内側へ入った。
ノノの声が通信から届く。
『高瀬さんの反応、維持できてる』
《名前・高瀬直人》
《身体一致・上昇》
《本人選択・帰還》
《帰還先記憶・一部固定》
サキが息を吐く。
「よかった……」
高瀬が馬車から降りる。
まだ足元は不安定だが、自分の足で立った。
「俺は……高瀬直人です」
誰に言われたわけでもない。
自分自身へ確認するように言う。
「帰りたい」
少し間を置いて続けた。
「家へ」
ハレルが頷く。
「必ず」
その時、リオが右腕を押さえた。
「……っ」
副鍵が小さく光ったかと思うと、すぐに光が弱くなる。
アデルがそれに気づいた。
「リオ、腕を見せろ」
「大丈夫だ」
「いいから見せろ」
リオは渋々、外套の袖をまくった。
右手首の副鍵には、ジャバとの戦いで広がった亀裂が残っている。
亀裂そのものは先ほどより広がってはいない。
だが、アデルの表情が変わった。
「……一部だけ光っていない」
ハレルも覗き込む。
腕輪を走っていた淡い光が、亀裂の途中で途切れていた。
そこから先へ流れるはずの光が、完全に消えている。
アデルがイヤーカフへ手を添える。
「ノノ。亀裂は広がっていない。ただ、右側の一本だけ光が通っていない」
分析室にいるノノには、腕輪そのものは見えていない。
代わりに、副鍵から送られてくる微弱な魔力反応と出力値が解析画面へ表示されている。
アデルの報告に合わせて、ノノが波形を確認する。
数秒後、声が返った。
『うん……こっちの数値とも一致してる』
『右側の出力が戻ってない。たぶん、出力経路が一本死んでる』
ハレルが聞く。
「使えない?」
『全部じゃないよ。他の経路はまだ反応してる』
ノノは少し間を置いた。
『でも、前より悪くなってる。強い出力は絶対にかけないで』
リオは自分の腕輪を見る。
光の途切れた部分は、そのままだった。
小さく息を吐く。
「取られなかっただけマシだ」
アデルが腕輪から目を離す。
「その通りだ。鍵は残った。高瀬もいる」
ヴェルニが門の外を見る。
「ジャバも来てねえ」
アデルが返す。
「だから今のうちに守る」
一つ目の失踪者、高瀬直人。
まだ現実へ帰ったわけではない。
それでも敵に奪われず、本人の選択を保ったまま、王国警備局まで辿り着いた。
◆ ◆ ◆
【現実世界・湾岸旧研究施設/地下保管路】
先ほどの揺れは、匠の固定点から来ていた。
ラストの腐食が施設全体へ広がり、補助層の外縁まで不安定になっている。
日下部が叫ぶ。
『城ヶ峰さん、急いで!』
『ここがもう持ちません!』
城ヶ峰は白いコアを抱えて走る。
前方には、身体側固定室へ続く分岐がある。
だが、匠から警告が出た。
『こっちへ持ってくるな』
城ヶ峰が止まる。
「ではどこへ!」
『外へ』
背後からラストが迫る。
木崎も肩を押さえながら走ってきた。
「外まで持つか?」
「持たせる」
二人は地上へ向かう。
しかしラストの赤茶色の線が壁を伝い、先回りするように前方へ伸びた。
非常扉の接合部が崩れ、続いて天井の梁にも腐食が走る。
嫌な音とともに構造材が落ち、通路の先が塞がった。
「くそ!」
木崎が振り返る。
ラストが来る。
逃げ道がない。
白いコアが震える。
今度は声を出さず、ただ強く光った。
その光に反応するように、遠い異世界でサキのスマートフォンにいるreが突然揺れた。
◆ ◆ ◆
【異世界・王国警備局】
「re?」
サキが画面を見る。
白い線が一瞬だけ現実側へ伸びる。
そのまま直進せず、何かを避けるように一本だけ横へ曲がった。
ノノが気づく。
『待って』
『現実側の案内層が反応してる!』
湾岸旧研究施設。
日下部の端末へ表示が出る。
《右》
城ヶ峰の目の前。
塞がれた通路の右側にある壁。
「こっちか!」
城ヶ峰と木崎が壁へ向かう。
白い輪郭が浮かび、古い非常搬出口が重なる。
ラストが腕を伸ばした。
城ヶ峰が入口へ入る。
木崎も続く。
だが、白いコアを持った城ヶ峰の腕へラストの指が触れた。
一瞬。
城ヶ峰は容器を離さなかった。
「渡さない!」
ラストの手。
透明な容器。
白い光と赤茶色の腐食が真正面からぶつかる。
次の瞬間。
容器だけが砕けた。
「な――」
白いコアが宙へ放り出される。
城ヶ峰が手を伸ばす。
木崎も伸ばす。
だが、一番近かったのはラストだった。
男の手が、白いコアを掴んだ。
◆ ◆ ◆
強い光が弾け、城ヶ峰たちは思わず目を閉じた。
次に見た時、ラストは数メートル後ろへ下がっていた。
右手には白いコア。
直接触れている。
それでも腐食しない。
白いコアは激しく震えていた。
「離せ!」
木崎が動こうとする。
城ヶ峰が止める。
「待て!」
ラストの身体を赤茶色の反応が広がる。
だが、コアへは入っていかない。
逆に白い光もラストへ溶け込まない。
互いに拒絶している。
それでもラストは手放さなかった。
「動いている」
ラストが呟く。
白いコアを見る。
「まだ、動いている」
その言葉には、今までとは違う何かがあった。
壊したい。
止めたい。
それだけではない。
興味。
あるいは、自分にないものを見るような目。
城ヶ峰が一歩進む。
「返せ」
ラストは城ヶ峰を見る。
そして初めて後退した。
「逃げる気か」
木崎が言う。
ラストは答えない。
赤茶色の腐食が壁へ広がり、非常通路の構造が崩れ始める。
「まずい!」
天井の一部が落ち、城ヶ峰と木崎は後退を余儀なくされた。
その一瞬に、ラストは暗闇の向こうへ消える。
白いコアを持ったまま。
◆ ◆ ◆
【どこでもない層/深層】
Cの画面に新しい表示が現れる。
《LAST》
《器・安定》
《白色コア・取得》
《意識反応・あり》
オルガが目を細めた。
「取ったか」
白峰は画面を見る。
「なぜ白いコアを欲しがった」
カシウスは答えない。
ラスト自身が選んだ。
カシウスが命令したわけではない。
Cが分析する。
『白色コアはラストとの融合を拒否しています』
『現時点で侵食は成立していません』
白峰が言う。
「なら使えない」
カシウスは静かに答えた。
「今はな」
画面の向こうでは、ラストが暗い場所を歩いている。
右手には白い光。
それは消えていない。
壊れてもいない。
カシウスの口元がわずかに動く。
「持ってこい」
Cが尋ねる。
『回収しますか』
「ああ。ラストごとだ」
◆ ◆ ◆
【湾岸旧研究施設/身体側固定室】
木崎と城ヶ峰が戻ってきた。
日下部が立ち上がる。
「白いコアは」
城ヶ峰は答えなかった。
木崎が壁を殴る。
「取られた」
室内が静まる。
「ラストが?」
「ああ」
日下部は画面を見る。
白いコアの反応は、まだ消えていない。
遠ざかっている。
「壊されてはいません」
「分かるのか」
「はい。意識反応も残っています」
木崎が振り返る。
「追えるか?」
日下部は少し迷った。
「今は無理です。でも――」
画面には小さな白い点が残っている。
「完全には見失っていません」
その言葉に、城ヶ峰が顔を上げた。
「記録しろ」
「白いコアは奪われた。だが、失われたと決めるな」
日下部が頷く。
「はい」
そして、もう一つの画面。
元の厳重保管区画に残された女性遺体。
変化なし。
異常反応なし。
その身体は、誰にも触れられないまま、静かにそこに残されていた。
◆ ◆ ◆
局所端末に文字が出た。
匠。
『ハレルたちは』
日下部が異世界側の報告を見る。
高瀬は保護完了。
ジャバは一時撤退。
リオの副鍵は損傷したが、失われてはいない。
ハレルとサキも無事。
日下部が答える。
「全員、生きています」
数秒。
『そうか』
短い文字。
それだけだった。
だが、その直後。
匠の身体側固定点が、再び少しだけ安定した。
白いコアは奪われた。
ラストは逃げた。
リオの副鍵は傷つき、高瀬もまだ現実へ帰れていない。
何一つ、完全には終わっていない。
それでも守れたものはある。
これから取り戻すものも、まだ残っている。
コメント
1件
うわっ…269話、本当に重かった…(小声) 白いコアが「いや」って意思を示したところ、ゾッとしたけど同時に切なかった。あれ、ちゃんと“誰か”なんだね…。ラストが「動いている」って言ったときの目、壊すためだけじゃない何かが混ざってた気がして、複雑な気持ちになった。 城ヶ峰さんの冷静さと木崎さんの泥臭さ、対照的で好きです。高瀬さんが帰れてよかった…まだ終わってないけど、守れたものがあるって希望だよね。匠さんの「そうか」の短さに、いろいろ詰まってる気がした。続き、気になります…