テラーノベル
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またまたどうも!!
忘れないようにすぐあげます!!
🗻✖️🐱
⚠︎既婚者が既婚者じゃない
「キヨ、付き合って!」
「はいはい」
「きーよ!だいすき!愛してる!!」
「そりゃよかった」
今日も俺はキヨに告白する。結構マジの告白。
だけどキヨは適当にあしらってくる。
「(本当に好きなんだけどなぁ…)」
本気なのに、やっぱり同性じゃダメなのかなぁ…はあ、モヤモヤする!
「フジ、ぼーっとすんなよ!」
「いてっ!」
いたぁい、とふにゃふにゃとした声を上げるとキヨは意地悪っぽく笑った。
「…すき」
「…!お前、録画中…っ」
「もー、いい!キヨ!本当に俺はキヨが好きなの!!大好きなのに、キヨはいっつもいっつもバカにするし、適当に流してくるし…毎日モヤモヤしっぱなしなの!今回、はっきり言わせてもらうけど俺はキヨが好き、もちろん恋愛的にね?だからつきあ」
「…っストップ!ストップ…いきなり、話しすぎだろ…」
「それは、キヨがいっつも適当にしてくるから…」
キヨは元から真っ赤だった顔をもっと染めて、恥ずかしそうに俯いた。
「それは、ふじが、…フジがわるいもん…」
キヨは顔をいきなり上げるとおっきな目からぼろぼろと大粒の涙を零し始めた。
「っキヨ、」
「フジがっ、フジがいろんな人に、ベタベタ触って、そんでっ!そんでいっぱいほめたり、はなしたりするからっ!俺に言ってんのもっ、全部、ぜんぶうそだってぇ、思っちゃって、っきたいしないように、してたのにぃ、なんでっ」
キヨは目元を真っ赤にしながらいまさっきよりもひどく涙で頬を濡らした。
「…ごめん、キヨ。ごめんね。そんなふうに思わしちゃって。でも俺はキヨが大好きなの、愛してるの」
「…っほんと、かよ」
「本当。本当だよ。愛してる、キヨのこと、世界で1番」
「……お、れも、ふじ、すき」
「っ本当!?」
キヨは無言で頷くと俺にぎゅっと抱きついてきた。
「だから、しあわせにして」
そんな泣き顔に、嬉しそうな顔に。俺もたまらず微笑み返した。
「必ず、誓うよ」
2人揃って泣いて、笑っていると泣き疲れたのか結局2人とも眠ってしまった。
「フジ、全部録音したままなんだが」
「それ動画にしちゃう?」
「しね」
「ひどっ?!」
これ実際毎日私してますね。
コメント
2件
現実でありそうな会話…尊き…🤤💕 いつか私もkyの泣き顔を見てみたいものですね…🫶️💞(気持ち悪いですね、すみません。