私はグループに所属している。
もちろんだが、余命の事は言わない。
かといって病気を治すためと言えば
私は『活動休止』になるだろう。
私の病気が治ることはない。
治る瞬間、私は既に亡き者だろう。
戻れない事は最早休止ではない。
どうすれば…
お腹が空いた。
一体どれだけ考えていたのだろう。
リビングに行くと
ふと時計の下にある額縁が目に入った。
nk[絵画コンクール…金賞…]
私のかつての夢。
見た瞬間、これだと思ってしまった。
夢を言い訳にするのは気が引けるが…
背に腹は代えられない。
この理由にしよう。
グループ脱退をする日は…
病院に行くついででいいか。
…今日は早いし…明日?とか…?
どちらにせよ皆が空いてる日に…
ま、一人でも空いてたらいいけど。
そして「重要な話がある」
と言って明日への呼び出しをかけた
コメント
2件
相変わらず天才なんよ 🤦♀️ ストーリー書くの前から上手だったのにもっと成長してて泣ける最高 😭💗