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シャンクスが航海に連れて行ってくれない理由


海の過酷さ


己の非力さ



なによりシャンクスという男の偉大さを二人は知った。


いつかこんな人になりたいと心から思った。








「この船出でもう、この町へは帰ってこないって本当!?」



「ああ、随分長い拠点だった。ついにお別れだな、悲しいだろ」



「うん、まあ悲しいけどね。もう連れてけなんて言わねぇよ!


自分でなる事にしたんだ海賊には」



「どうせ連れてってやんねーよー」



『やっぱり、かなしいな…あ、シャンクス。見て、麦わら帽子』









エマはシャンクスと同じサイズの白い帯のついた麦わら帽子を掲げた。









「お、どうしたんだそれ?」



「それできたのか!!エマ、毎日ずっと編んでたんだ!」



『うん、ワノ国出身の友達に教えてもらった』



「え、ワノ国??」



『へへ、どうしても見せたくて』









にかっとはにかんだエマを見て、シャンクスは目を潤わせた。


ルフィも隣でししっと自分の事のように胸を張る。









「俺もうそんなことされたら行けないじゃないかぁぁ!!」



『ししっベックもがんばってね』



「ああ、エマも特訓、頑張れよ?」



『うん、ルフィもいっしょにね』



「おう!」









笑っていると二人の頭の上にぽん、と大きな手が置かれる。


大きく暖かい副船長の手だ。









「よし、喧嘩するなよ、仲良くな。」



「当たり前だ!!」



『もちろん』



「しっかしまあ~ルフィが海賊ねェ……お前なんかが海賊になれるか!!!」








ようやく振り切ったシャンクスがいつものようにルフィをからかうような目で見る。








「なる!!!おれはいつかこの一味にも負けない仲間を集めて!!世界一の財宝を見つけて!!!


エマと一緒に海賊王になってやる!!!」



「ほう…!!おれ達を越えるのか

……………………じゃあ…


この帽子をお前に預ける。俺の大切な帽子だ。


いつか二人できっと返しに来い、立派な海賊になってな。」








ルフィもエマも下を向いて涙を堪えている。否、それでも涙が溢れるほど泣いているが。








「あいつらは大きくなるぜ」



「ああ、なんせおれのガキの頃にそっくりだ。


錨を上げろォ!!!帆を張れ!!!出発だ!!!」











『うん。ルフィ、麦わら帽子お揃いだ。


……とっくん、がんばろうね』



「っああ!!」








そして少年少女の冒険は


10年後のこの場所から始まる








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