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「んーー気持ちーシャワーあったけ〜」
2人にしては広すぎるお風呂で温まる。
「シャンプーもろもろ貰うよ〜」
律儀だなぁ。いいんだよそんなの。
俺が誘ってんだから。
「いいよ。ほんと涼ちゃんって真面目。」
そこが好きなんだけどね。
裸眼だからあんまり見えないけど
ええ〜?って顔してるな。
「だって人様のお金で買った物を使うんだよ。そりゃ言うでしょ。」
ほら、本当に俺の恋人偉いでしょ。
「何ーその顔。」
涼ちゃんは裸眼でも見えてる。
にやにやしちゃった。可愛すぎて。
「可愛い可愛い最年長様だなーって。」
ね、これでも最年長なんだよ、本当に可愛い。
絶対バカにしてるだろって顔してるね、多分。
「なんだそれー俺だってこれでも最年長なんだから!」
自覚あるのも可愛いよね。うちの最年長でお姫様だから。
髪洗い終わったし、体洗ってあげよ。
絶対嫌がるけど。
「涼ちゃんおいで。」
そう言われて素直に寄ってくる。
「さ、洗いましょーね。」
俺は涼ちゃんを洗うのが目的でお風呂入ってますから。
「前は、自分でやる……からね……。」
涼ちゃんは恥ずかしそうに言った。
ダメです。全部俺がやる。
「はいはーい。」
俺は適当に流して背中を洗い始める。
腰、細いな。ランニングしすぎじゃない。
心配だよ。俺に心配されたくはないと思うけど。
えっちだなって思いながら腰をスゥっと撫でる。
「んっちょ、っと!」
涼ちゃんがビクッと体を震わせる。
「こら……」
睨んでも俺そんな見えてないしどうせ可愛いだけだから諦めて。
「暴れないの。」
俺は冷静に洗うのに集中してる、 フリをする。まぁ俺のせいだけど。
今むぅーって効果音が合ってると思う。
さて、楽しみましょうか。
にやっとしたの涼ちゃんは全く気づいてない。
「さーてと、」
泡でいっぱいの手でスルッと脇の下から前に侵入する。
さすがに阻止が入る。
「んね!ちょっと!元貴!」
だめ……ってそっと呟かれるけど逆効果。
「涼ちゃん、きもちーことしよ?お願い。」
俺は涼ちゃんの肩に頭を乗せて上目遣いで涼ちゃんを見る。
この身長差で良かったこと、今。
低身長なの悔しいけど涼ちゃんとの身長差は好き。
この上目遣いに弱いのを俺はよく知ってる。
だから駆使するんだ。悪いことにね。
「うっ……その顔やめてって……。」
断れない、そんな顔をしながら涼ちゃんは言った。この距離ならさすがに表情もわかる。
「涼ちゃんに触れてないんだよここ数か月。我慢したの、俺。寂しかったのに。」
半分演技、半分本当。
言ってることは事実。でも感情は込めて言った。
そう、本当に触りたかった。もっと涼ちゃんと一緒にいたかったし。でも忙しさがそうはさせてくれない。
「ん……それは、俺も……。」
照れくさそうに涼ちゃんが呟く。
よし、行けるこれ。
「お願い、のぼせない程度に、ここでちょっと気持ちよくなろ?」
もう俺既に半立ちですけど。
ぎゅっと後ろから泡だらけの体同士でハグする。
お風呂だから分からないけどきっと真っ赤だろう。
「もぉ……最後までは、だめ、だよ?」
きた。ま、お風呂じゃなかったら最後までしますけど。
心の中でガッツポーズして、
涼ちゃんありがとう、大好き、と首にキスした。
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