『四季刻歌』
綿飴(Wataame)
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良ければこれで聞いてくださると嬉しいです!
自己解釈などのコメントもお待ちしてます︎💕︎︎
曲パロ楽しくてまた描いてしまった、😇
本当に楽しいのでリクエストください😭
待ってます!!
⚠︎注意⚠︎
主はノベルを書くことになれてないので変な箇所があるかもしれません
BL(恋愛もの)
長めなので読みづらいかもです😭
ゆう視点
2人で言葉を交わす
今日も同じ桜の木下
この木は2人の思い出の場所で、絶対に守るって
決めてるの
『今日もかわいいね〜』(撫
「もうちょっと離れて〜、くすぐったいよw」
そう言ってもこの優しい手は大好きで
離れてほしくない、でも恥ずかしさもあり
離れて欲しいとも思う、
微妙な感情も、全て愛しくて
大好きなこえくんと木下で愛を注ぐ
『ちゃんと僕のこと好き、?』
「うん、もちろん」
『それはよかった〜』
えへへって優しく笑う
少し照れ気味なのがまた可愛い
僕の愛は重い、友達相手に嫉妬をし
束縛したくなってしまった、それを伝えた
嫌われた
それからはずっと隠してた、
人と関わりを持つことが怖かった
でも、キミはそんな僕に一目惚れした
そのまま僕のいた木下に走ってきて
勢いのままに告白をした、
また、ゆさんは怖くなって…
断った、キミに僕の愛の重さを吐き捨てもした
早く、好きになる前に離れて欲しかったから
愛に飢えているわけではないのに、
愛をくれる人に縋る癖があったから
仲良い人ですら、依存相手になってしまうような僕は
突き放すように言ったのに
キミは僕に『可愛い…』って言ってくれた
ゆうさんの全てを受け止めてくれた
そんなことない、認めるのは…ありえないと思って
また断ろうとしたのに
自分はもう、…好きになってしまってた
(この人なら僕だけ見てくれるかも…)
(この人ならこんなんでも、受け止めてくれるのかも…)
勝手に期待をした、期待は一番ダメだと
自分が痛いほど知ってたはずなのに
期待に、自分が負けてしまって…
「わかりました、…よろしくお願いします」
言いたくなかった言葉を放ってしまった
これでもう後戻りできない、
また傷つくだけだって…わかってた
また束縛を、想いを、僕の愛を
気持ちの悪いから、と突き放されることはもう
わかってたはずだったのに
自分を押し殺せなかった…本心でもない期待に
返事をさせてしまった、
『ほんと、?!いいの!?』
『やったぁ‼︎』
喜んで飛び跳ねるきみは、愛おしくて
可愛くて、…僕には勿体無いほど綺麗で
また愛が、重くなっていった気がした…
そんなきみは、まだ僕と一緒にいてくれてる
そばに居させてくれる…
でもそんな時間も…長く続かない、
「あ、…影が伸びてる、ごめん戻らなきゃ」
『そっか!…じゃあ行こっか』
春が終わる、この木も…少しずつ
綺麗な桜色から、美しい自然の緑へと変わってゆく
刻の流れには…抗えないものだ、……
わかってはいた、わかってたはずだった
あのことを思い出しても意味はないことは
きもい、やめて、離れて…
みんなが僕から逃げた時の記憶は
どうしても、何をしても…消せなかった
あの日に止まって動かなくなった時計の針
僕の中の時計
仕方ないのはわかってる
僕が悪いのもわかってる
でも、きみへの愛は一生変わらないから……
「母上、お見合いに参りました…」
「遅いわ、4分前じゃあ立派になれませんわ。」
「はい…申し訳ございません」
細かいことを注意される、…
さっき利用した扉にを閉める時
僕は少しだけ空間を残した
こえくんはそこから見守って待ってくれてるはずだ
「はぁ、…まあいいわこの人が、」
「あなたが近い未来結婚する女性よ。」
「初めまして、…よろしくお願いします、」
礼儀よくて気品もありった
素敵な魅力とオーラを纏っていて
噂でもよく、モテるなど嫁にしたら絶対幸せ
そういう言葉は毎日のように話されてるらしい
そしてそんな方が、僕と結婚………
釣り合わないのも勿論だ…でも
僕にはこえ君がいる
こえくん以外を愛したくない、
僕は、こえくんがいいのに…
こえくんじゃなきゃ嫌だ…こえくん以外を好きになれない
「母上……ですが、僕にはこえくんg…」
「まだそんなこと言ってるわけ?…もう決まったことです」
「今更変えられないわ。」
「わかったわね?」
「………」
何も言えない、…僕にはどうしようもできない、
抗えるほど、僕は強くない…
怖い、…抗えば捨てられる可能性もある
暴れれば、殺されかねない…
でも、暴れられるくらいきみを好きになれなかった
自分が嫌だ
「………」
『…大丈夫、?』
「………うん、」
言葉を発するのが怖かった
お見合いは、なるべく上手く見せた
でもそれが、傷つける原因になってしまってたら…
こえくんが、本当に楽しんでたと思い
僕から離れてしまったら……
悪い方向にしか、思考が回らない
『、僕を傷つけなかったか…って怖いんでしょ、?』
『大丈夫、嫌いにならないし…ずっと好きだから』(撫
「……うん、ッ、ありがと。」
目が熱い、…優しさに触れて泣きそうになってしまった
好きでいてくれた、…嫌われなかった
そのことが何より嬉しい…
「でも、ッ…2人の夢を叶えられなくなった、」
「ごめんなさッ…“ぃ…」
僕らの夢、永遠の愛を誓うこと…
この夢が僕らがあゆむ道の道標だった
それを、壊してしまった….
それが何より申し訳なくて、罪悪感に埋まった
そっと涙がこぼれた、やっぱり僕は弱かった…
『そんなに気にしないでいいよ』
『夢が壊れたからって、すべてが無駄になったっていうの…?』
「っ、…でも“、絶対叶えたいって……一緒に“言った、ッじゃん」
声が霞んできて、
もう正直ボロ泣きになれる…でも、嫌がらない
嫌わない…大袈裟って言わない
僕の感情を、受け止めてくれる
それがきみの愛情なのかな……
『確かに、叶えたかった夢は一つ消えちゃったかもね…』
『でも、僕は結婚してても…離れないし、離す気もないよ』
「ぅ、ッん…“……ありがと、…ごめんね、」
『ううん、いいんだよ…謝らなくても大丈夫』(撫
刻の流れには抗えない
時は、進み、戻りはしない
君の世界の時は、僕には早すぎて…
追いつけないほどだった、…
今の季節は、秋も過ぎ冬が来て
時の流れに…よく驚かされる
あの時から、半年経とうとしている
自分は相変わらず、…どこにも進めずに
季節は移ろいでく
「寒いね、…もう屋敷から出たくないほど」
『ほんとだよ!…ゆうくん、毎日この木下来てるけど…』
『そろそろ風邪引くから…控えるんだよ?』
「大丈夫、!僕はあったかい服だし…ゆさん自分より」
「こえくんの方が心配かな…ちゃんと体調管理しててね」
『当たり前じゃん!…って言っても僕健康の塊みたいなものだし』
『気使うとか、しなくていいかもしれない』(笑
何もない、ただの会話…
心配し合うだけの、優しい会話…
この会話が大好き、この時間がずっと続いてほしい
こんな会話は、する相手もいなくなっちゃったし…
「………」
『最近、みんなに避けられてる気がするの…』
『気にしてる…?』
「……うん、ちょっとだけだけどね」
最近人に話しかけられることがほとんどなくなった
僕がこえくんとの会話に集中しちゃって…
よく聞こえずに無反応なことが、多かったらしい
それで、よく肩トントンってされてた
でも…最近はそれすら反応できてないって…
母に言われた…
でも僕は、肩を触れられた記憶は本当にない…
こえくんに撫でられる時くらいしかないのに
でも、それで僕は気づけなかった
僕は、そうだったのか正直信じられてない
今の僕は操作のできる物の画面をみてるような気分だ
『ゆうくは、僕だけじゃダメかな…?』
「いや、!…そんなこと本当にないよ、でも、その、..なんか……..」
『あ、もう大丈夫、言いたいことはもうなんとなくわかってるから…』
「…ありがと、いつもわかってくれて」
『まぁ彼氏ですからね!…恋人のことほとんど知らないようなやつは』
『僕の拳でぶっ飛ばしてやる!』
「さすが、頼もしい〜」(笑
『ふふん、でしょ〜』
あぁ、このまんざらでもなさそうな笑顔
ずうっと見ていたい、…
可愛くて、愛おしい
大好きな笑顔、
それでも、いつか来る別れは…わかりきってる、………
あの日、こえくんが告白して
喜んだ時に見せた君の笑顔は
今日は、…どこにもなかった
消えてしまった、…
当たり前になっていた、こえくんの存在も…
当たり前の幸せでさえ、
全部全部…僕の前で、消えてしまうの?
昨日、春が少しずつ香ってきて…次の季節を感じされるのにぴったりな日
こえくんと話してたら
久しぶりにれるちに声をかけらてた
昔からの幼馴染で…こえくんと付き合ってからあまり話さなくなった
僕とこえくんの共通の友達
呼ばれた内容は、少し話がしたかったから。
すぐに承諾して、待ち合わせ時間を決めて別れた
その後時間になって呼ばれた部屋に行った、
そしたら言われちゃった…
「なぁ、もういい加減…目覚ましたらどうなん、?」
「え、急に何…どういうこと……?」
「自分でもわかってんねやろ?…もう」
「こえ君は居ないこと、…」
現実を突きつけられた、
一番見たくない現実を……
そのまま何も言えず俯いた
「受け入れたないのはわかるよ、れるだって信じれてない…」
「でも、…ゆうくんがそれで壊れていくのは…見てらんないよ、!」
体が小さく跳ねた感覚がした…
言いたい内容を、全部理解してたから
ゆうさんは、健康だ…健康だった
「自分がどうなってるんかわかってんの、?」
「亡くなってから毎日外にずっといたせいで…」
「最近低気温で雪も降ってんのに、無理して外行ったから
「風邪引いて……しかもまだ治ってないんやろ?」
「毎日夜に吐いて、部屋も掃除できなくて…」
「匂い、近付いただけでもわかるくらい広がっとるんやで、?」
「そんなん良くないって、なんでわかんなかったん?」
「………」
「ゆうさんの痛み何もわかってない…」
「……なんもわからんよ、」
「じゃあ突っかかってこないでよ!」
声を荒げた、喉が痛かったくらいの大声で叫んだ
冷や汗で気持ちわるい、呼吸が苦しい、…
急に声を上げたせいで、びっくりさせてしまった
「わかんないならわかんないでいいじゃん、」
「ゆうさんの唯一の存在理由をなんで奪おうとするの!」
「わかんないから聞くんよ、わかんないから突っかかってでも」
「ゆうくんのこと知りたいんや、!」
「こえくんやって、…ゆうくんがこんなんになってるのも望んでないやろ!」
「こえくんは、ゆうくんに少しでも笑って欲しかったんやって!」
「自分自身が死んでも、ゆうくんが幸せでいられるように」
「ゆうくんが笑うのが、…こえくんの最後の願いやった……!」
「そんなわけない、!…そんな嘘やめてよ、!」
「なんで、…なんで、こえくんはいる…生きてる」
「僕を置いてってなんかない!」
「いなくなってなんかない!」
「死んでもない消えてもない!」
「でも、こえは僕を置いてった…?………」
「……、死を選んだんよ、ゆうくんのために……」
「………うるさい!ッ」
「ッ…そんなの聞きたくない、!」
「今も生きてる…だって、毎日隣で笑って、……」
「ごめん、気づけなかった、…れるも…みんなも」
「…多分こえくんなら、嘘ついてるから……れるに話させて」
嘘、?
どういうこと、何が嘘なの、?こえは……あれは何、?
「こえな、」
「自殺じゃなくて…殺されたんよ」
「ぁ、?…どういう、ことなの」
「後からわかった話なんやけど多分、聞いてないやろうから説明する…。」
「こえは、ゆうくんの結婚相手に殺された」
「正しくは、ゆうくんのストーカーだった」
「こえと、ゆうくんが付き合ったのを…」
「本気で恨んでた、それで邪魔だったこえくんを殺した…」
「だから、最近…罰受けるために連れてかれたんよ」
こえくんが殺された?
こえは、悪くなかった…?
「こえは、わかってたんや…殺されること」
「だから、絶望して見てた遺書は…本音やない」
「ゆうくんの苦しみを、バカなりに減らそうとしたんだよ…ッ」(泣
「それじゃあ、こえくんは…あいつに気づかなかった、僕のせいで…」
「こえく“んは、ぁ“あ……ぁ」(泣
涙が溢れ出る
こえは、僕を捨てなかった
こえは、こえくんのままだった
あの遺書に残ってたもの、僕のことが嫌いになった
僕と過ごすのはもううんざりだったって
書いてたのは、僕が一緒に逝かないように…?
「ゆうくんが、まだこえくんを好きだったら」
「こえくんの死に絶望すると考えた…だから」
「嫌われて、その絶望を…もう嫌いな人は死んだ」
「に変えたかったんやないの、?」(泣
「ぁあ、ッ…あああ‘あ“ぁあ……嘘だ、そんなの…」(泣
「バカだから、ゆうくんがもっと絶望すること…思いつ“かなかったんやろうな‘」
「ぁなんで…っなんで“…そんなこと“ッ」
もう、泣き叫ぶことしかできなかった
悲しかった、苦しかった、
見捨てられてなかった、嫌われてなかった
こえくんは死んでた、僕のために殺された
その事実が全てが僕を苦しめた
こえくんはやっぱりバカだったけど
バカなりに必死で、考えたんだ
僕が、どうにか幸せでいれるために…
このこと以外の記憶はほとんど残ってない…
今は布団の上で寝てる、…僕の部屋だ
綺麗になってて、匂いもない…無臭に近いほど
きっと、れるちが…いろんな人と協力して
僕の部屋片付けてくれたんだろう…
「後でお礼しなきゃ…」
昨日のことを思い返す、
でも、昨日ではなかった記憶だった
自分の部屋のカレンダーが一枚外されてた、
自分が思っているよりも経っていたのだろう
あの時に投げてくれた言葉
一番…記憶に残ってる言葉……
「「こえくんは、ゆうくんに少しでも笑って欲しかったんや!」」
そんな訳ない、…って思ったけど…
本当にそうだったんだって、
起きてしまったことをを知った今なら思える。
僕はゆっくり立ち上がって、フラフラしながら外へ向かう…
「ついた、……」
またあの木下に来た、
あの時、の言葉が聞こえてくる気がした
『僕は、君を、1人にしない…』
あの日、告白してくれたあの日に…
この桜の木下で
約束したの。
今、その時に戻れたら…
もしも、時を止められたなら
あの幸せを、永久に残せたなら
決して二度と、
進まないでと…。
ゆっくり木下に腰を下ろす
懐かしいあの桜の情景を今…一年ぶりに見れている
“幸せ“そう思えている
一人になってしまった事実は変わらない
でもこえくんがくれた愛情で
今の僕は生きてる…
世界、刻に、切り離された
今は、もういないかもしれないけど…でも
一人、僕に、まだできること
それは、僕が幸せになって…生きて
二人の幸せな時間を、宝物の記憶として
何度、季節、変わるとしても
君との思い出を、僕だけにくれた確かな愛情を
僕が未来へ、二人で歩きたかった未来へ…
僕が枯れる日まで人生を歌い続けていく
それが今の僕の唯一の生きる理由で
希望、
柔らかく風が美しい桜を踊らせた…
その中の桜が、あちこち舞いながら
一つだけ、僕の髪に落ちた。
「ぁ…ッこれ………」
気づいてしまって不意に涙をこぼした
その桜は、…大好きなこえくんの“髪飾り“があったとこに
優しく刺さっていた。
「こ‘の桜、…こえくん“みたい、」(笑
声を震わせた、そして優しく微笑んだ…
嬉しかった…ただそれだけ
他の桜は、自分の道を歩く
でもこの桜は僕に優しく迷いなく、
髪に落ちてくれた
僕の喜びがもし、君に、同じ喜びとして届くのならば
明日に、響いていて欲しい…
「ずっと、きみの、そばにいたい」と
風に乗せて、
遥か遠くへ…遥か彼方へ…
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見るの遅れてごめんね~!💦 ふへ"ッッッ""(??? まぢ涙すぎる…😭( 🍭💚さんが壊れてしまわないように、わざと嫌ったような手紙(?を残していく❣️🌸さんの優しさ…ッ…染みるぜ…ッッッ(??? 書くの上手すぎないッッッ!?!? まぢ上手すぎてやばい🥹💖 ど~やったらこんな上手く作れるのか教えて欲しいくらい🥺💓