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皆様あけましておめでとうございます
こんな救いようのないバカカスダメ野郎人間ですが今後ともよろしくお願いします
新年1発目から保存してたのに公式に消された
マジ泣きそう、てか泣く()
もぉぉ…………やだぁぁぁ………………泣
こうしきさんまじでしんでくれ
それかノベルでも保存押さなくても保存できるようにしてくれ…………
ワシみたいに現在進行形で泣きそうになってる子減らしちょくれ……(てか現在進行形で泣いてる)
てか通信に失敗しましたとか知らねぇよ!!!!
やるよばかやろうどもがよぉ………(拗)
まじでめんどい!!!!(泣)
やります…………泣
※視点違う
マタロウside
「バイオレンス七不思議?」
「そう、最近Y学園の裏サイトに掲示されてたんだ」
コマくんがそう言ってサイトの掲示板を見せてくれた
「パイ仮面のフラメンコだと!?」
「Y学園の裏サイトね!!」
「でもY学園の裏サイトと言ってもなにか犯罪的な物がある訳じゃないよ」
裏サイトと言うと犯罪臭が漂うけど、Y学園の裏サイトにあるのは生徒の死亡案件や危険な場所が掲示されてる
「生徒の死亡案件は亡くなってしまった子を忘れない様に、Y学園の危険な場所は悪ふざけで怪我をさせない様にって感じね」
フブキさんがタブレットをいじりながらそう言った、確かにあの学園長ならありそうだ
「だが、一体何がバイオレンスなんだ?」
「確かに…………」
雷堂先輩と一緒に首を傾げる
「え〜っと何なに〜?『バイオレンス七不思議とは、裏七不思議の内容や七不思議の幽霊の亡くなり方を指します』…………ですって」
フブキさんがコマくんのタブレットを取り上げながらそういった
「裏七不思議の幽霊は表向きの七不思議の幽霊よりも霊力や力が強いらしいよ」
コマくんがフブキさんからタブレットを受け取りながらそう付け加える
「じゃあぶっ飛ばせばいいんじゃねーの?そのうらららカジキって奴ら」
「裏七不思議ね!!!」
「でも噂がはっきりしてないんだよね………」
ジンペイくんの派手な聞き間違いにツッコんでいるとコマくんがそう言った
「ハッキリしてないってどういう事だ?」
「噂がバラバラな奴があったりして…………例えば裏七不思議の1番目の池に飛び込む少女は『地面に少女が倒れている』『池に飛び込む女の子を見た』『水の中から人間の足を掴もうとする』とかだね」
確かに噂は少しバラつきがある気がする、女の子って言うのは一致してるみたいだけど……
「じゃーその1番目のヤツから行けば良いじゃん」
「ジンペイくん!?」
「コマくんの話聞いてる限りそんな危なくなさそうだし良いじゃん、それに俺ら変身出来るしいざとなったら変身すれば良いじゃん」
「そうだけど…………」
「私も行ってみたい!」
「フブキさんまで!?」
変身出来ると言っても相手は普通の七不思議より強いと来た、いくらなんでも危ない
「女の子をそんな水の中にいさせ続けたら危ないわよ!それに会ってみたい!」
「でも………」
「良いんじゃねーの?他に危害が加わるよりかはよぉ」
「雷堂先輩まで…………」
「頼むコマくん!マタロウ!!」
「…………はぁ……しょうがないなぁもぉ〜」
「まぁまぁ………w他に被害が行く前に抑えておこうと考えてたからね」
渋り続けた結果、僕が折れて行く事になった
「怪我だけはしないでね!?」
「はーいかぁちゃん!!」
「誰がかぁちゃんだよ!」
みれ美side
「ダメだぁ〜!」
どれだけ経ったか分からない、いくら探しても見つかる気配がない
「もしかして踏んで壊しちゃったりとか……!?」
小さなものだし自分の性格を考えると十分に有り得る、だけどその考えは一瞬で消え去った
「いや無いな、踏んだら感触あるだろうし」
そう独り言を着いていると森の奥から声が聞こえてきた
「本当にこっちで合ってんのかー?」
「ワイペディアにはそう書いてあるよ」
「なんか寒い………」
「多分後少しでしょ!」
私よりも年下そうな声が聞こえてきた
「(こんな所になんで来たんだろ…………てかなんで私ここにいるんだろ………)」
その思考が湧いてきた瞬間、何故か酷く寒気がした
一刻も早く探さないとと思い池から体を起こしたら目の前には小さな男女が4人居た
「で、出たー!!!!」
「うわうるさッ」
まるで幽霊を見たかのような反応を示す丸メガネを掛けた男の子が叫んだ
「出たな幽霊!!」
「はぁ!?」
「取り敢えず成仏しろ!キーック!!!!」
「おいテメェ」
「はい……」
「出会い頭に叫んで?」
「ハイ……………」
「女の子にキックする?」
「ハイ………………………」
「ッざっけんなよバーカッッ!!!」
「すんません!!!!!!」
現在私に向けてキックかまして来た男の子を説教中である
それに私が幽霊なんて有り得ない
「あ、あの〜………」
「ん、何?」
小さな青髪の男の子に話し掛けられた、なんかソフトクリーム好きそうな顔してんなこの子
「貴方が池の幽霊さんですか?」
「さっきから幽霊幽霊言ってるけど私は知らない、池に落としたイヤリングを探してるだけよ」
「イヤリング?」
「この緑のイヤリングのもう片方の事だよ、この池に落としちゃって」
「成程……………良かったら一緒に探しましょうか?」
「え、いいの?」
「勿論!困った時はお互い様ですから!」
「じゃあ………手伝ってくれる?」
「はい!お任せ下さい!」
事情を説明しなんやかんやでイヤリングを一緒に探して貰うことになった
そして数十分後
「うーん………あ!あった!!!」
「え、まじ!?」
青髪の女の子が砂を退けながら探していたら目的のイヤリングを見つけ、手に乗せ高らかに上げた
「そこ探しても無かったはずなのに………」
「ちゃんと探してなかったんじゃねーのか?」
「おっかしいなぁ〜…………」
「はい!コレ返すわ!」
「ありがとぉ〜!」
青髪の女の子からイヤリングを受け取り空いていた片方の耳にイヤリングをつける
「じゃ、そろそろ森から出ようか!」
「そうだね」
「あ〜エビマヨ春雨餃子パンが食べてぇ〜」
「何その胃もたれしそうなパン………」
外を見ると辺り一面を優しいオレンジ色の光が刺していた
「うぁ〜やっと見つけれたし出れた〜!
ありがとねみん………な……?」
背伸びをしながら皆の方に顔を向けると皆私を見ながら呆然としている
「え、どったの……?」
「か、影………!!」
影?と思いながら言われた通りに自分の後ろを見る
そこにはあるはずの物が、”影がなかった”
「…………………!?」
その日、誰にも届かぬ少女の叫びが学園内に木霊した