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ユナ語尾にゃん&関係者再募集中
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「俺が、訴えられて泣き寝入りするような間抜けなことをすると思う?
あの日のことだって、あんたがグデングデンに我を失くすほど酔っぱらわな
きゃ、手出してないさ。だ・か・ら、計画的ではないってこと。
突発的に、かな。隙を作った自分を責めろよ。
なんで、あのカップルがあの場にいなかったのかって考えないところが、
甘いっていうか。
警察に出頭してもいいけどさ、これを見せた上でレイプ説拒否するわ。
俺があの夜のあんたの様子を警察で話せばさ、逮捕はされないんじゃないかな。
他に2人の証人もいるしさ。
100歩譲って無理やりしたってことになったとしても、執行猶予つくだろ?
おそらくね。
これ見れば例えレイプ判定されても心象悪くなるのアンタじゃないのか?
それと、告訴するなら、将来できる恋人や婚約者とかに見られて困るものを
渡すよ。そいつらの住所を調べて、ポストに入れる。
困るのはあんたのほうじゃないの?
ここは騒がず、穏便に訴えを取り下げようよ!」
長谷川って男から、DMに反省のない文とビデオが添付されてきた。
ダウンロードをして見た。
絶望が私を襲う。
『どうしよう……』
彼を警察に突き出すには、そのビデオは荷が重すぎた。
いつの間に、こんなものを撮っていたのか。
震えが止まらない。
こんなものを見せられれば、警察でさえも自分に非難の目を向けて来るかも
しれない。
そして、軽蔑だってされかねない。
私は本当に死にたくなった。
その夜は一睡もできずに、次の朝を迎えた。
昼過ぎに桜田さんから週末恋人と一緒に警察へ行けるとDMが届く。
アイツを訴えることはやめるしかないのかもしれないけど、やっぱり桜田さんたち
カップルが──
あの日どうして帰ったのか、
どういう気持ちで帰ったのか、
知りたいと思う。
ビデオを見て薄々わかってはいるけれど。
もう自分の望む結末はこないだろうこともわかっているけれど……。
最後に自分に納得させられる真実の欠片がほしい。
もう彼女たちに出頭しなくてもよくなったと連絡することもできたが、
私はそうはしなかった。
覚悟を持って、自分も彼女たちと同じ日に警察へ行き、説明を聞き──
そのあと警察の担当者には、訴えを取り下げることにしたと話そう、そう決めた。
里穂の悲しい決断だった。
コメント
3件
48話、読み終えました……。胸が締め付けられました。長谷川のあまりにも居直った言い分、ビデオでの脅し、本当に腹立たしい。でもそれ以上に、里穂さんが「死にたくなった」とまで追い詰められた心情と、それでも警察へ向かおうと決めた強さに、泣きそうになりました。桜田さんの真実を知りたいと思う気持ちも痛いほどわかる。ラストの「悲しい決断だった」という一文が重くのしかかります。更新、本当にありがとうございます。