テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
機械音痴な人間
445
鬼神半鬼
29
#線画?ああ美味しいやつね
ゴーグル司令(てらるれに従い中
2,015
ゴーグル司令(てらるれに従い中
83
なんかクトゥルフ的なのです
ヨシダノ卓さんの「チューリップのうた」のネタから着想を得ただけのおもんない小説です
しかもものすごい短いです
あと思いつきで書き始めた小説なので急に更新消えるかもしれません
LETS GO↓
時代設定:現代日本
《とある休憩室の机の上に置いてあるノートの文章》
もしこれを今見ているなら、君はチューリップ農園に居る筈だ。
断言しよう。今すぐ帰ったほうがいい。
俺は此処でとんでもない物を見たんだ。
兎に角急いで帰れ。今直ぐに。さあ早く!!
俺は普段、フリーのカメラマンをしている、至って普通の成人男性だ。
此処は、最近密かに注目を集めているチューリップ農園。
噂によると、此処に来た総ての人が、別人かと思う位に農園のチューリップを絶賛するらしい。
知人が言うには、
「引き込まれてしまう程の魅力がある」
「気が付いたら目を奪われていた」
などと、似たようなことを口を揃えて言うという。
今日はとある雑誌の依頼で写真を撮りに来ている。
正直第一印象は、「そんなに人気が無さそう」だった。
濃い茶色をした木の板に描かれたペンキでつけたのであろう手書きのロゴが、田舎のちょっとしたテーマパーク感を醸し出している。
そんなに素晴らしいならメディアも興味を持つだろう。
俺は撮影の為、入場ゲートを抜けチューリップ畑に近付いた。
するとその瞬間、無数に存在するかと錯覚してしまいそうな、広大な赤いチューリップの群れに、目線が釘付けになってしまった。
“それ”を見た時まるで、俺の顔を腕でしっかりと、そして優しく包み込み、「こっちにおいで」と花弁の奥へと引きずり込まれるような錯覚を覚えた。
我に返れば、座り込んで目の前のチューリップを眺めてただぼーっとしていただけなことに気づく。
「⋯あ、撮影」
俺はそのチューリップ畑を後にした。
コメント
1件
うわ、めっちゃ不気味で一気に引き込まれた…!😳 最初の「もしこれを今見ているなら」って警告がもう背筋ゾワッとするし、実際に畑に近づいたときの“花弁の奥へ引きずり込まれる錯覚”の描写、すごく生々しくて鳥肌立ったよ…。 短いのに、この後何か起こりそうな緊張感がビリビリ伝わってくる。クトゥルフ感、ちゃんとあるね! 続きめっちゃ気になる〜!✨