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夜中の1時辺り
霖)ん、ぅ…o。.( ´O`)〜〜……
目が覚めると背中が暖かかった
霖)スンスン…さとる…くん…?
悟くんが私の背中に抱き着いて悟さんは私の膝で寝ている
霖)…(まさか2人がここまで甘えるとは…)
霖)いてっ…(首が痛い…)
なぜ首が痛いかって?霖ちゃんの首を悟くんがガブガブ噛んで歯型をつけたからである
霖)あんたらは犬かっての…(このままにしてたら絶対体痛くなるね……)
悟さんをお姫様抱っこして布団に寝かせる
悟)ん…ぅ…
霖)よい…しょ
今度は悟くんをおんぶして寝かせる
霖)全く…(この人達は私に甘えるのがじょーずね…)
霖)おやすみなさい、おふたり共チュッチュッ
2人の唇をそっと重ねると嬉しそうな顔をして寝ている
霖)さて…お風呂…
部屋を少し見ているとどうやら皆さんお酒を飲んだのか結構散らかってる
霖)んもぅ…あの子達はァ……
拾ったりするのがめんどくさいから空き缶だけに呪力を流して潰して片付ける
片付けが終わったあとは脱衣所に向かう
霖)えーっと…確かここら辺にバラがあった気がするんだけど…ん〜…上の方かな
棚の上をガサガサと漁るとバラ風呂用のバラを見つけた
霖)あ、あった〜♪
服を脱いでバラを抱えてお風呂に入る
霖)ん〜と…乳白色の入浴剤何処かな…
数分後
霖)あ、あった〜…ちゃんと片付けしなきゃな……
ちゃんと片付けてるけど
入浴剤を入れてバラをうかべる
霖)ん〜いい匂い
お風呂の中で匂いにうっとりしている時
バンッ
霖)!?
突然お風呂の窓が空いた
霖)(呪霊!?)
鎌を出して警戒していると…
??)あ”〜くっそ……こんなところまで吹き飛ばされたか
霖)あれ…と、甚爾さん!?
甚爾)あ”?
湯気が晴れると血まるけの甚爾さんが居た
霖)!?や、ヤダ何その傷!呪霊!?喧嘩!?何!?
アワアワしている私と違って甚爾さんは私の体をまじまじと見ていた
霖)と、とりあえず怪我!怪我治そ!
甚爾)え?あ、おいちょ!
手を引っ張ってお風呂から出て自室のタンスをあさって回復札を出して甚爾さんに渡す
霖)いいですか!その札を持って大人しくしてて下さい!
甚爾)ちょ……何処に行くつもりだよ!
霖)喧嘩起こしてきます…例の真人ってやつだったら私の彼氏をいじめたんです…生きて帰さない
無意識な殺気を放つと
甚爾)おい、りん
突然後ろから抱き着かれた
霖)え?あ…な、なんですか?
甚爾)この喧嘩は俺の喧嘩だし喧嘩に行くならそんな格好で行くのか?しかも相手男だぞ?
霖)…はぇ?
下を見るとすっぽんぽん!
霖)!?///
恥ずかしくて近くにあった布団を引っ張ったらその布団には悟くんたちが寝ている布団だった
2人)んぁ”?
霖)あッ…(ヤバやらかした)
悟ズサイド)
気持ち良く寝てたら突然布団を引っ張られ起きた
正直僕は寝起きがあまり良くない方だから…まぁ、察して★
霖)あ、えと…
体を起こしたら布団を体に巻いた霖が居た
霖)は、え…
顔を真っ赤にして照れている霖の傍には甚爾が居た
悟)まさか……
悟ズ)甚爾!
やっと頭の冴えた僕達は甚爾に掴みかかった
霖)ま、待って!
酷い勘違いをして喧嘩を始めようとしたら霖に止められた
悟くん)霖!酷い事されたんならちゃんと言え!
霖)ま、待って待って!甚爾さんは何もしてないの!してると言えば外でさっき喧嘩してたの!
悟)は?
霖)私がお風呂入ってる時に窓開けて浴室に入ったの、だから私が浴室から出て回復の御札を渡して…今よ
悟ズ)よ、良かったぁぁぁぁぁぁ〜……
霖)ご、ごめんねぇ…寝てる時に邪魔しちゃって
2人の頭を撫でると
甚爾)…俺も撫でろ!
霖)んみゃあ!!
突然後ろから抱き着かれた
甚爾)撫でろ撫でろ撫でろ!
霖)ちょ、わ、分かった!分かったから!
でけぇ犬が3匹に増えた…増えちまった…いや、3匹じゃねぇ…8匹だ…
霖)ねぇ〜ちょっと、服着たい!あとまだお風呂入りたいの〜!
手をパタパタとさせると3人に「やだ/無理大人しくしてろ」と、怒られた
霖)ムゥ…
少し拗ねてると甚爾さんが体に巻いていた布団を取払った
霖)はにゃ!?
甚爾)あ……くっそ
首にあるたくさんの噛み跡を見て甚爾さんが悔しがってる
霖)あ、あの…
戸惑っていると甚爾さんがくびれや腕に噛みつき始めた
霖)ビクッ///ちょ、と、甚爾さん!///
甚爾)ンだよ、そいつらには噛ませて俺には噛ませてくれねぇのかよ
霖)ねぇ〜!分かった!お風呂場にして!一緒にお風呂入るよ!
甚爾)お、よっしゃ!入ろうぜ〜
2人)えー!
霖)やだよ!さすがに四人はきつい!ムリ!
甚爾)悪ぃなガキ共
霖)こら!甚爾さん!
甚爾)はーい♪
私は悟さん達にチュッと優しくキスをしてから甚爾さんと一緒にお風呂に入りに行った
お風呂!
霖)…(狭い……)
甚爾)霖、こっち来い
湯船に入って対面だったけど甚爾さんにしれっと抱えられて膝に座らせられた
霖)んも〜…この甘えん坊め!
優しく頭を撫でると甚爾さんは「へへっ笑」と、笑った
甚爾)悪いか?甘えて
霖)甘えられるの慣れてますから何時でも甘えちゃってくださいよ
そう伝えると甚爾さんは私の事をぎゅうっと抱きしめた
霖)甚爾さん
甚爾さんの方を見るとウトウトとしていた
霖)あら…(眠たいのか…)甚爾さんもうお風呂出ます?
そう聞くと甚爾さんは首を横に振った
霖)ダメですよ…このままじゃ寝ちゃいそうです、もうお風呂出ましょ?
そう言っても全く聞かず私の事を抱き締めてばかり
霖)……今回だけです、眠たいのなら寝て下さい
そう伝えたら数分したら寝息を立てながら寝た
霖)(やっと寝た…)子供よりも大変だなぁ…
そっとお風呂場から出て甚爾さんを抱える
霖)んもぅ……体拭かなきゃ行けないのに…風邪ひいちゃうよな…
悶々と考えた結果…もう諦めた!さぁ寝よう!