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きんさん、! かいとだよ!!!
9000文字ですか!?超すごいですね! ut先生もshoさんもお互いの為にって、どっちもループしてるの、もうヤバくて凄いです!! 表現の仕方とか、大好きです!
え!!9000文字すごーーー!!!!! 世界観とか心情とかの表し方大好物過ぎて ... 😖💗 shaちゃんもループしてるし 、 ut先もループしてる ... みたいな 、 ??? 私ばかだから考察とか全然できんけど🙄🙄(( 雰囲気から不気味さみたいな( ? )のが感じ取れて大好きすぎる愛してるよ😘😘😘(((((((((
.
ご本人様に関係ありません
sha → 『』
ut → 「」
※微グロ
ちょーながいです!!!
覚悟しておいてください
わんく
…
『 … ぉ っ 、 』
『 だいせんせ !!!!! 』
太鼓の音や 子供の無邪気の声が 耳に こびりつく。
普段は人がいない 道が 今日は 年に一度の 夏祭りで 、
一気に賑やかになる。
今日は特に予定がないし 、暇だったので 夏祭りに行くことにした。
一人一人の顔を見ながら 、探している 人を探していたら
見覚えのある顔が其処にはあった。
「 … シャオちゃん ッ、?!! 」
「 なんで …… 。」
それが 同級生の 鬱。
『 なんで は こっちの 台詞や !!! 』
『 お前 やっぱり 女と 居らんやん !!!笑 』
『 なんか必死やったから 気になって来てもーた 笑!!! 』
俺から夏祭りに誘ったのに 、鬱は女と一緒に行くから いけない
とかいってたけど 、ふつーに 一人で来ていた。
断られたら 行かないって決めてたけど、
あの時 、すごい必死で 焦ってたから 気になって来てみたのだ。
「 … そー、なんや 。 」
『。… てゆーか 、なんで あんな嘘吐いたん ?!! 』
『 一人で行くのが 恥ずかしいからって 、嘘吐かんでも …笑 』
って言っても 、
大先生の手を見てみると 何も買ってはいなかった。
折角の夏祭りなんだから 焼きそばでも 買えばエエのに
と思ったが 、そんなことは気にしなかった。
「 あー … ちょっとな …。 」
「 はは … 。 」
そう言って 、大先生は 苦笑いをした。
『 … そや !!! 』
『 折角なら 、一緒に回らへん 、っ?!! 』
『 俺も 一人で きたし !! 』
俺は 大先生の腕を引っ張りながら、強制的に 祭り内を 歩いた。
大先生は しょうがなく 付いてきてくれた。
『 なー!! 』
『 この わたあめ 買ってや !!!! 』
そうして、わたあめを売っている 屋台に指をさした。
「 え ー … なんで俺 …… 」
「 まあ 、ええけど …… 」
渋々 財布から 金を出す 大先生。
大先生がいることは 予想しといて、あえて 財布を持ってこなかった
過去の自分を褒めた。
『 ~ ♪ 』
数時間後 、
俺は 欲しいものを 大先生の財布で 買いまくって とても ご満足。
「 しゃ、シャオロン 、…… 」
「 さすがに買いすぎちゃうか …… 」
『 えー?? 別にええやろ ー 笑 』
この姿がまた面白い。
俺はクスクス笑いながら 大先生の 腕を掴みながら、
ひとごみを人混みを歩いていった。
「 … なあ 、 」
『 ん、 ー? 』
人混みのなか 、右隣にいる 大先生に声をかけられた。
なんだ 、と思い 大先生の顔を思わず覗き見る。
「 俺さ 、喉乾いたから 」
「 上の方の 自動販売機で 飲み物買ってきてくれへん ?、笑 」
「 な? ちょっとぐらい … 」
大先生は少し 目を泳がせながら 俺に頼む。
上の方 、結構遠くて面倒 …だが 、
さっきから 大先生ばっかに負担しとるから 、仕方ない …
『 …えー? 』
『 まあ 、ええけど …… 』
『 あ、金ないから 大先生の金な ー?笑 』
ニヤニヤしながら 俺は そういう 。
「 おん、なんでもええから 頼むで 。笑 」
大先生は 少し震えた声で そういった。
… なんか 、さっきから 様子おかしくね …?
ふと思いながら 、大先生が差し出してきた 財布を手に取って
上の方の 自動販売機があるところまで 向かう。
…
『 うーん 、… 』
『 なんでもいいが 一番困るんやけどな ~ … 』
自動販売機の 目の前に 立ってから 、買うものを迷う。
この辺 人が全然居らんから 、気味悪 …。
早く選んで帰ろ 。
『 … 取り敢えず 、水でええか …。 』
そう独り言をいって ぼたんをおす。
ピッと音がなっては 、ドンッ という 音と同時に 飲み物が
出てきて 、すぐさま 手に取る。
『 … 、 』
『 … ぁ 、…? 』
自動販売機から 離れると なにやら
したの方から 悲鳴や 凄く聞こえた。
なんだ、と思い、下を見てみたらなにやら 一ヶ所に 人が
集まっていた。
『 … あそこって 、なんかあったっけ 、…? 』
そう 言いながら したの方に降りていく 。
人がたくさんいたところはさっきまで 俺たちがいたところだった。
特に 、屋台とか すごいのなかった気がするけど 、どうしたのだろう
と思いながら 近づいていく。
“ 誰か 救急車 !!!! ”
『 … へ? 』
近づいて行くと 人の声がなにを言っているのか 段々聞こえてきて、
ひとつの声が響き渡った。
救急車 … って 、
なにがあったんや …、?
そう思い、近づく足が早くなる。
『 ぁっ 、すみません っ 』
『 ちょっと 通らせて …、っ 』
さっきの人混みよりも どんどん人が集まってきて、
ぶつかるのも 当然。
俺はそれをふりきって 、なにがあったか見ようとした。
『 … ッ 、すみませ っ 、…… 。 』
『 … 』
『 は 、ッ …? 』
やっと 見えた 、と言うところで
何かが見えた。
それは、スマホだった。
ロック画面には
今日の日付 と時間、
.8月 1日 19 : 30 。
青年二人が写っていた。
よく見えなくて 、目を細める。
めが ピンッと なって やっとよく見えるようになった。
ロック画面にいたのは …
『 … ッ ぉれ 、?? 』
そう驚くと 、もう一人の方も見る。
それは 鬱だった。
背景もみると 、体育祭の優勝したときの写真だった。
楽しそうに 笑っている 俺と 鬱の 顔ですぐ分かった。
そのとき 、一気に 今までの記憶がフラッシュバックした。
『 このロック画面って 、 』
『 大先生の … ッ ?? 』
思い出した。
体育祭から ずっと変えてくれなかった大先生のロック画面。
今でも覚えてる。
『 … ッ 、!!! 』
すると
前にいた人が動いたことで、誰かが倒れているのが見えた。
やっぱり。
『 だいせんせ ッ 、…?? 』
ロック画面とは真逆の顔で 倒れてる、大先生だった。
騒ぎの原因はこれだ 、と 思い、思わず 体が 大先生のもとへ 向かう。
『 … 冷たい 』
目の前に立ったと思えば、
勢いで大先生の顔を触った。
こんな真夏なのに、
顔が冷たかった。
まるで、石みたいに。
よく見ると、腹部が深く 刃物で刺さっていた。
『 … 』
後ろにいる人の声なんて ちっとも聞かずに 、
ただ傷に手を伸ばした。
触っちゃダメって分かってる。
だけど、ちょっとだけ。
俺は 手を伸ばして、血液が 大量に出ている 傷口を 触った。
『 … ん、 』
さわるだけ、
触るだけだったのに、
無意識に指が 傷口に グチョグチョ 入ってきた。
なに、この、感覚、
腐った桃を触ってるみたい。
『 … ぁ っ 、” 』
その時 、視界が ボヤけた
何もかも 見えなかった。
なんだ、と思い 目に手を当てる
『 涙 … ? 』
そう分かったあと 、ぶわっと 抑えてた涙が出た。
さっきまで 何かに取り憑かれてたみたいに
思ってたことが 頭にたくさん出てきた。
あの時なにが。
おれが 買いに行かなければ、
おれが悪かった、?
ごめんなさい
なんで
こんなことになっちゃったんだろ。
『 … は ッ 、…… ァ …、ッ 』
変わり果てた 彼を見て、
自然に 息が荒く、手が震える。
その拍子に 、持っていたペットボトルが
バシャッ 。
中身もこぼれて、何もかも空っぽになった。
『 … ぁあ ッ 、!!!!” 』
…
『 …… ゅめ 、…? 』
見慣れのある天井。
寝心地のいい ふかふかの ベッド 。
スマホを急いでみると、
今日の日付が
.8 月 1日 17 : 00 。
『 … は ?、 』
夢と、同じ日付 、…?
しかも今日、夏祭り …。
『 … そんな、わけないか、笑 』
そう思い 、震える手を抑え 、
夏祭りに行くための準備をする。
『 …、 』
夢と同じように 、
同じ格好、同じ道で夏祭りにきた。
人混みを さけて 大先生を必死に探す。
『 … ッ 、!! 』
『 だぃ、せんせ 、…。 』
さっきと同様な様子で歩いている 大先生がいた。
服も同じだった。
「 ぉー ! 」
「 しゃ、シャオちゃん … 」
「 来てたんやな、…。 」
突然目があって、
大先生から話しかけてくる。
ぎこちない微笑みで俺に向かって横に手を振る。
『 … ぁあ ! 』
『 よー!! 』
…
やっぱり、
何かがおかしい。
さっきと同じようだし、
大先生の様子も似てる。
『 … 』
“ … ループしてる 、…? ”
『 … どーせなら 、一緒に回らへん… ? 』
取り敢えず
どうするつもりもないので、大先生を祭りから誘ってみる。
「 ぉん 、… 」
そう言って 大先生は 俺のとなりに付く。
… これって 、どーゆー …
『 … 』
「 …シャオちゃん 、買いたいもの とかないん ?、 」
ぼーっとしていたら
だいせんせいに顔を覗かれ、慌ててへんじをする。
『 … ぁっ 、 さいふ 、忘れたンよね … 笑 』
「 … あ、そーなん …。 」
…
なんか、変な感じ。
さっきまで 冷たかった こいつの顔と手が 、
今ではまだ暖かいなんて。
『 …ん … 』
まだ指の感覚 、残ってる。
変 … 。
「 … なあ 、 」
「 俺さ 、喉乾いたから 」
「 上の方の 自動販売機で 飲み物買ってきてくれへん 、? 笑 」
そう言って ぎこちない笑顔で微笑む彼。
「 … ッ、 」
「 わか っ、た。 」
また 同じことを頼まれた…。
… こんどは 、さっきより早く 買おう 。
そう思い、彼が差し出す財布を持って
自動販売機まで 走っていった。
『 … 』
ピッ 、
飲み物が出てきたと思えば、
スマホの時間を急いで見る。
.19 : 25 …
『 まだ間に合う … 』
俺はそう呟き
急いで飲み物をもち、下の方へとはしって向かった。
ループしてるんだったら、
19時30分に 彼奴は殺される …
… だけど、誰が ッ …?
誰が …
誰が、大先生を殺したんだ …、?
『 … ッ だいせんせ!! 』
『 ねぇ だいせんせ、ッ!!!! 』
見つけたと思えば、
人混みで 俺の存在と 声もきづかない 。
このままじゃ … ッ。
その時 、夢と同じような 悲鳴が また 脳内に響いた。
『 … くっそ … ッ 、 』
人の群れが 突然一点に集まってきて 、俺はもうここで確信した。
手遅れ 、か 、…
そう思って、急いで走る。
『 … ッ ぁあ、…… 』
それもまた、
夢と同じように 変わり果てた 大先生がいた。
『 … んん、… 』
やっぱり、
ループしてる、わ…。
…
そのあとも、
何回も、何回も同じ 世界観を 歩き続けた。
いろんな 方法も試した。
祭りに行かない選択もした。
だけど、全部だめ。
結局、人生って報われないんかな。
まるで、誰かが裏で嘲笑ってるみたいだった。
「 上の方の自動販売機で 、飲み物買ってきてくれへん、? 笑 」
「 な、? ちょっとぐらい … 」
『 … 』
『 嫌や 。 』
「 … ぇ? 」
それなら、
もういっそのこと、
バッドエンドで 終わらせよか 笑
『 … 隣にずっと居るから 。 』
『 なにがなんでも。 』
「 … ぇ、 ぃや 、ッ そーじゃなくて 」
「 買ってきて 欲しいんやけど…ッ 」
大先生がなにに 焦ってるか知らんけど、
意地でも行かない。
お前の命が救えるなら。
「 … シャオロン っ 、…!!! 」
『 … ッ ぁ……。 』
突然 、
腹部に 強烈な痛みが走る。
勢い余って、俺は地面に倒れた。
大先生は …
「 … ッ 」
『 … 』
いき、とる …
『 … ははッ 、笑 』
やっと、
ループから 抜け出せる…笑
「 … ーーー、ッ!!! 」
… だいせんせ、
これ、地味に痛いな 、笑
しかも、耳、声全然聴こえなくなっとる… 笑
「 シャ …ろ…ンっ、 !! 」
「 ごめ…な … ッ 」
あぁ…
もう、つかれた … 。
「 また、…… 」
「 救えんかった、…… ッ !!! 」
…
約 9000文字 …!!!
犯人までは考えてなかった……
ふつーに自信作だから
コメといいね してほしい ー 😭。