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いつき@アカウント入れん
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#自傷行為
ゆず❀@低浮上
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こんにちは名無しです!
❤️が100超えてて、ほんとにありがとうございます!!
うれしー
コメントも見てます!
質問、リクエスト等受け付けてます
では本編へGO
次の日。
「おはよー」
教室の扉を開ける。
「きこ、おはよ」 「今日の数学、小テストあるよ」 「え、最悪」 「昨日言ったじゃん」 「聞いてない聞いてない」
まずい忘れてた
いつも通り。
笑う。 返事をする。 冗談を言う。
何も変わっていない。
――なのに。
「……」
暁が、こちらを見ていた。
「何?」
「別に」
「またそれ?」
「……眠そうだなと思って」
「昨日ちょっと夜更かししたからね」
「何時に寝た?」
「えー……覚えてない」
「きこ」
「ん?」
「ちゃんと寝ろよ」
「はいはい、お母さん」
笑う。
暁は笑わなかった。
その視線から逃げるように、私は友達の方を向いた。
「ねえ、今日のお昼一緒に食べよ」
「いいよー」
大丈夫。
大丈夫。
私はちゃんと笑えている。
何も問題ない。
そう思っていた。
――その日の小テストで、私は六十七点を取った。
「……え?」
声が漏れてしまうくらいショックだった
―数学は得意科目だから少し気が緩ん でしまったか
―これ以上テストで悪い点数を取ったら….
「….?」
「…こ?」
「きこ?」
「ん?」
「大丈夫?」
「うん。全然」
笑う。
「ちょっと盛大にミスったわー笑」
「ちょっとなの?盛大なの?どっち笑」
「やばい数学の中で最低点かもー」
ヒラヒラさせながらテストを見せた
「めずらしー、きこ数学得意科目だったよね?」
―あーうんそうだよ
声に出さずに心の中でそう言った
先生が黒板に次の問題を書いていく。
文字がぼやける。
耳鳴りがする。
胸の奥が、ぎゅっと縮む。
――なんで。
――ちゃんと勉強したのに。
――昨日も遅くまでやったのに。
――なんでできないの。
頭の中で、何度も同じ言葉が回る。
帰ったら勉強しなきゃ。
もっとやらなきゃ。
私にはできることしかない。
友達がいる。
家族がいる。
塾にも行かせてもらっている。
好きな学校に行かせてもらえる。
毎日ご飯を食べられる。
笑える。
だから。
だから私は。
もっと頑張らなきゃ。
*
家に帰る。
「ただいまー」
「おかえり」
母の声。
「今日どうだった?」
「普通!」
「そう?」
「うん!」
靴を脱ぐ。
笑う。
いつものように。
でも。
リビングの奥から聞こえた父の声に、足が止まった。
「だから、あの点数じゃ――」
「あなた、もうその話は……」
聞きたくない。
私はそのまま階段を上った。
部屋に入る。
ドアを閉める。
鍵をかける。
鞄を置く。
制服のまま、床に座り込む。
「……」
静かだった。
静かすぎた。
さっきまで普通に笑っていた自分が、急にどこかへ消えてしまったみたいだった。
机の上には、小テスト。
六十七点。
赤ペンで書かれた数字が、やけに大きく見える。
「……ごめんなさい」
誰に言ったのか、自分でも分からない。
「ごめんなさい……」
胸が苦しい。
涙が出る。
「ちゃんとしなきゃ……」
机に額をつける。
「ちゃんとしなきゃ……」
でも、できない。
何をしても足りない。
笑っても。
勉強しても。
人に優しくしても。
頑張っても。
――私は私だから。
「……もうやだ」
初めて、声に出した。
その言葉が怖かった。
だって私は、そんなことを言っちゃいけないと思っていたから。
恵まれている人間は、辛いなんて言っちゃいけない。
幸せな人間は、泣いちゃいけない。
そう思っていた。
だから。
苦しいという気持ちを、どこにも持っていけなかった。
引き出しを開ける。
カミソリを見つめる。
手が震える。
「……これくらいなら」
小さく呟く。
「これくらいなら、誰にも迷惑かけない」
スっ―
カミソリを滑らせると痛みが走った。
でも、それと同時に頭の中が一瞬だけ静かになるような感覚になる。
その感覚を味わいたいから。
それにこの痛みのおかげで私は私自身を罰せることができる。
だから....
切る。切る。切る
「……」
何も考えられない。
ほんの少しだけ、呼吸が楽になる。
だから私は思ってしまった。
――これなら。
――これなら、頑張れない私でも。
自分を罰することくらいはできる。
「……最低」
涙が落ちる。
「私、最低だ……」
誰にも言えない。
言ったら困らせる。
心配させる。
迷惑をかける。
だから隠す。
何もなかったことにする。
そうすれば、明日も笑える。
そう思った。
そのとき。
「い゛っ」
間違えて新品のカミソリを使っちゃったかな。
切れ味が思ったよりも良すぎた。
冷静にしてはいけない場面なのになんでなんでこんな冷静なんだろ
だって
―皮下脂肪が見えちゃってるんだから―
やばい床拭かないと血が固まったら取りにくくなっちゃうなー
これ病院で縫って貰わないといけないやつかな?笑
とりあえずこの前家の救急箱からパクったテープ貼っとくか
あー
あーどうしよ
あーあ笑
あーどうしよう、今日もいつもと同じようなかすり傷みたいな傷だけで済ましたかったのに….
どうでしたか?
ちょっとでもいいなーって思ったらハート、コメントお願いします🙇♀️
フォローなんてしてくれたら私飛び跳ねて喜びます笑
あとアカウント名いいの思いついたら教えてください!
コメント
2件
あー、読んでて胸がぎゅーってなったよ…💦 最初の「おはよー」のシーン、すごく普通で何気ない日常なのに、その裏でちゃんと笑えてる自分を保ってるところがリアルすぎて辛かった。 67点取った後の「ごめんなさい」と「もうやだ」、そしてカミソリのシーン…読んでるこっちも息が止まりそうになった😢 「ちゃんとしなきゃ」って頑張るほどに追い詰められてく感じ、すごく伝わってきた。 続きがすごく気になるし、きこちゃんのこと応援したくなる…! 名無しさん、この重さをちゃんと描けるのすごいよ…!😭💕