「な、なにかな?」
空太(くうた)は、頑張って笑顔を作って言った。
引きつっているだろうと、自分でも思う。
「キミたちは……」
「ボクたちは?」
もう一度、空太は 生唾(なまつば)を飲み込む。
「いいからさっさと言えよ! 焦(じ)れってぇじゃねぇか!」
なかなか言わない 透子(とうこ)に、いよいよ 隼(はやと)はしびれをきらす。
「そうだよ、空太と杏葉(あずは)がなんなのか、早く言っちゃってよ」
宗次郎(そうじろう)も隼に乗っかって、透子を問い詰める。
「そういう行為が好きなのだと、感じてしまってな」
「そういう」
「行為?」
予想もしなかった透子に、空太と杏葉は首を傾げてオウム返ししてしまう。
「透子ちゃん、どういうこと?」
「最近、流行中の入れ替わりプレイというものだろ?」
至って真面目に言う透子に、全員の表情が固まった。
誰ひとりとして理*****************
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