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今日も親が帰ってこない。
『ねぇ、、また帰ってこないの、、?』
「手紙があって、読んだらしばらく帰ってこないらしい。」
『………』
「大丈夫、俺が守ってやるから。」
北斗が震えてる。
近くにブランケットがあったので被せた。
『、、ありがとう、、、』
震えが収まったら夜ご飯の買い物にいこうかな。
机の上に3000円が置かれていた。
これで一ヶ月。もう慣れてしまった。
ガチャ。
扉が開いた音がした。
よくみてみるとほとんど帰ってこなかった母と知らない男。
男が子供居るのかよ、、とほざく。
俺と北斗は何も言わない。
母が出ていけと言う。
そんなこと言われなくても出ていってやるさ。
「ほくと、行こ。」
『ブランケットもってっていい?』
「いいよ。寒いだろ。」
3000円を持って家から出る。
近くのコンビニでおにぎりを買う。
そして外で食べる。
当分家には帰れないので雨風が凌げる場所で寝泊まりしよう。
🖤side
コンビニでじゅりがおにぎりを買った。
実は血のつながってない兄弟。
でも、誕生日が三つ違いとか、血液型が同じとか、
いろんな共通点があった。
「はい、北斗、お弁当。」
『じゅりは、、お弁当じゃないの?おにぎりなの?』
「ほくとはきちんと食べないと死ぬべ?」
お弁当の具を一つあげる。
『いいの?』
「うん。じゅりも食べないと死んじゃうよ。」
「死んだら悲しいし。」
『…あんがと。』
とりあえず食べる。
おいしいなぁ。あまり親の手作り弁当を食べたことがない。
じゅりも食べてる。
『北斗、そろそろいくべ。』
「うん、、、。」
マンションの階段の下に居る。
ここなら風もこないし雨も凌げる。
『つかれたろ?膝枕するから、おいで。』
頭をおくと、ちょっとだけ痛い。
じゅりは細身で、。きちんと食べていないからだろう。
「…………」
『寝ちゃったか。』
『じゃぁ、俺もおやすみ……』
💚side
家に帰ろうとしたら階段の下で寝ている兄弟がいた。
毛布一枚で多分兄が膝枕してあげているんだろう。
とりあえず部屋に戻って毛布をもう一枚もってきた。
かけてあげると兄が起きてしまった。
『っ!だれっ、、』
強く叩かれた。
『……ご、めんなさい、』
「大丈夫よ、それより、名前は?」
『じゅり、、、。田中樹。』
「じゅり?じゃあそっちの子は?」
『…松村北斗。』
「兄弟じゃないの?」
『血、繋がってないけど、、もうずっと一緒にいるから。』
血が繋がっていない兄弟…俺もあったなぁ、、もう会ってないけど。
「とりあえずうちくる?犬いるけど。」
『………』
「怖い?」
『ほくとも、、いるから。』
「いいよ。とりあえずうちきな。」
『ほくと、、、行こ。』
🖤side
じゅりに起きて、と言われた。
「ん……なに?」
「どうも〜名乗ってなかったね。」
だれ、、?この人。
怖くて兄にしがみつこうとした。
「あ、えーっとね、俺、森本慎太郎。」
「慎太郎って、呼んで。」
「、、慎太郎さん?」
「とりあえずうちきて。そこ、寒いでしょ。」
「ここのマンションだから、」
「じゅり、、、どうするの?」
『ついてくしかない。』
「ご飯もあんま食べてないでしょ。その年で、」
とりあえず、じゅりが立ち上がった。
僕も立ち上がる。
エレベーターに乗ってる時、慎太郎さんが色々聞いてきた
「年齢は?」
「俺は、、13」 「僕も。」
「誕生日が三つ違いで…血液型も同じで…」
「もしかして、家出してきた感じ?」
2人が頷く。
「俺もそんな時期があったなー。」
慎太郎さんにも、こんなことあったんだ。
to be continued…
コメント
1件
読了したよ!第1話からもう胸がぎゅっとなった…。親が帰ってこない日常に慣れてしまった樹と北斗の切なさがすごく伝わってきた。コンビニでおにぎり食べながら「死んだら悲しい」って言う樹の優しさに泣きそうになった。そこに登場した慎太郎さん、毛布かけてくれた優しさが沁みる…。血の繋がりじゃない兄弟の絆、これからどうなるんだろう。続きが気になりすぎる!