お名前を借りているだけなのでご本人様とは関係ありません。
私の妄想の詰まった物になる為誰の地雷の配慮もしていない為少し読んでダメだと思った方はすぐに引き返してください。
では続きをどうぞ
今日は救急隊の人数が少なくとても忙しい日だった。
がみともも大型対応に行ったり街救助行ったりバタバタしていた。12時ぐらいになり救急隊も人が増え少しずつ救助の数も減っていった。
ロビーのソファーに座ってたがみともはいつの間にか寝てしまっていた。そんながみともに気づいたましろが
がみともに声をかけた。
「がみとも君、こんな所で寝てると風邪ひくぞ?
宿直室に行こう?」
その声に起きたがみともはまだ寝ぼけているのか
抱っこをねだる子供のように両手をましろの方にあげた。
「らだ兄〜連れてって、、、」
「!?がみとも君、、?」
「、、、?」
反応がない事を不思議に思ったがみともは顔を上げると
そこには困惑しているましろの姿があった。
青井ではなくましろだと気づく焦ったがみともはましろから逃げる様に病院を出るとたまたまそこに青井いた為
「らだ兄〜」
と抱き付き付いた。
「がみとも?どうしたの?」
「寝ぼけてましろ先輩の事らだ兄って呼んじゃった、、」
「あーまぁもうバレちゃってるだろうし説明しますか」
そう言うと青井はどこかに電話をかけ始めた。
〈ぺいん?ちょっと病院まで来てくれん?〉
「ぺいんも来てくれるって」
そんな事を話していると病院から慌てたましろが出てきた。
「がみとも君!」
「あっ、ましろ先輩、、」
「顔を真っ青にして出てくからびっくりしたぞ!後らだ兄ってらだお君の事かい?」
「すみません。はい、その事も今から話すので伊藤君が来るまで少し待っててもらえませんか?」
「それは構わないが風も関係があるのか?
まぁそれも含めて一緒に話してくれるんだもんな、取り敢えず病院に入って待っとくか。」
3人は病院に入り伊藤が来るのを待った。
病院には命田、鳥野、ももみ、神崎、よつは、青服会の皆んなが居た。
「皆さん少し話したい事があるので待っててもらってもいいですか?」
「全然いいぞ!」
「構わんよ。」
それぞれ大丈夫と伝えてくれた。
「ありがとうございます」
そんな事を話していると伊藤が到着した。
「らだおー?急にどうした?」
「あー、それがバレたみたい」
「え!?マジ!?」
「おう、まぁ俺は別にいいんだけどね」
「俺も別にいいんだけど、がみともがあんなに嫌がってたのに?」
「そのがみともがましろ先生の事をらだ兄って呼んじゃったみたい。」
「あー笑
まぁそれならしょうがないよな笑」
「じゃあぺいんも来た事だし話しますか。がみともいい?」
「うん、、」
「大丈夫、もうあんな事にはならないよ。それにそんな事をする人達じゃないでしょ?」
「そうだね、じゃあ話しますね。
ましろ先輩はわかったかも知れないんですけど俺たち3人は
血は全く繋がってないんですけど兄弟なんです。」
「「「へ?」」」
「「「え!?」」」
「マジか!?いやでも納得か?」
救急隊の皆んなはびっくりしたものの今までの青井と伊藤の行動だったり頻繁に病院に来たりを考えたら『あーそういう事か』とも思った。
「でも何で秘密にしてたんだ?なんか理由があったんだろ?」
「はい、、俺たち3人は同じ施設で育ったんです。
らだ兄は俺たちが入ってくる前に居たんですけど、俺とぺいんは同じタイミングで入ったんです。
そしてらだ兄は俺たちのお世話係的な感じになって、そこから俺たちは3人でよく一緒にいる様になって施設の先生達に兄弟みたいね、など言われる様になったんです。
だから初めにいたらだ兄が長男で一緒に入ってきた俺たちは双子、年齢的にぺいんのが上だったんでぺいんが双子の兄、そして末っ子の俺、でも2人は他の子供達にもすごく人気で慕われてたんですよ。
だから兄弟って言われて2人にも可愛がられてる俺を気に入らなかった他の子供達に俺は虐められるようになったんです。
でもその事を知られたく無くて、2人のせいで虐められてるって知ったららだ兄とぺいんは自分を責めると思って内緒にしてたんです。
そして何ヶ月も、そのイジメは続きましたでもある日いつもよりも長い時間殴られたり蹴られたりしてて遂に俺は気を失っちゃったんです。長い時間帰ってこないらだ兄とぺいんが探しに来ててその時に俺が気を失ってるのを見つけたらしいんです。
起きた時に色々聞かれて結局バレちゃったんですけどね。」
「がみとも君にそんな事が、、、」
「だから、兄弟だって言えなかったんです。そんな事を救急隊の皆んなはしないって分かってるんですけどどうしてもあの時の出来事がフラッシュバックしてしまって、、、」
その瞬間ももみ、神崎が抱きついてきた。
「がみともちゃんそんな事があったんですね。
でも大丈夫です!ここはそんな事する人は絶対に居ません。」
「がみーそうだぞ。もしそんな事をする奴が居たからすぐに言えよ?そんな事出来なくしてやるから」
「お姉様、ザキさん、、ありがとうございます、、、、」
「私たちもがみーの味方ですからね!!」
「しおん君、皆んなありがとう。」
そう言うとがみともは泣き出してしまった。
救急隊に囲まれて泣きながらも嬉しそうながみとも、それを見ていた青井と伊藤は
「やっぱりあんな所から逃げ出して正解だったな。」
「だなーここはがみともをめちゃくちゃに大事にしてくれそうだな!」
2人で話し青井と伊藤も救急隊にもみくしゃにされてるがみともの元に向かった。
数日後
「らだ兄とぺいんまた来たのー?警察暇なの?」
「いやいや、これも仕事よ?見回り見回り!」
「だからって来すぎでしょ!」
など救急隊だけしか居ない時は呼び方を戻したがみとも、
それを見ながら救急隊は今日も平和だなーと思うのだった。
end
コメント
2件