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樹side
肌と肌がぶつかり合う音
「あ”っ、ぁ、♡」
ベットの軋み
「ほくっ、♡あぁ”♡」
北斗の吐息
「ぁへ、♡んぁっ、♡」
俺の喘ぐ声
「ゃ、いくっ、…♡」
その全てが色っぽく、快楽を倍増させる
もっと近くで感じたくて、力の入らない腕を北斗の首に回し、自分の身体の方へ引き寄せた
そしたら北斗も俺の首に顔を埋めてきた
北「なに、どうしたの?」
そう聞いてくる声があまりにも優しくて、まるで愛があるように錯覚しちゃう
でも、北斗は俺がお客さんだから優しくしてるだけ、
きっと、そうだよね、
最初から分かってたのに、なんでこんな悲しいんだろ、…
樹「…んーん、なんでも、」
北「そっか、」
北「お疲れ様、」
そう言って俺の額にかかっている髪をそっと避けて、軽くキスをしてくれた
口には、してくれなかった
樹「..ありがと、」
樹「北斗は、気持ちよかった、?」
北「うん、樹可愛かったよ、笑」
樹「っ、⸝⸝⸝」
俺をからかうように目を細くして微笑む北斗を見て、俺は胸を締め付けられるような感じがした
北「ほーら、また照れちゃって、笑」
樹「うるさいっ、!」
北「はいはい、笑」
…なんか苦しいよ、北斗、
北斗side
あー、可愛い、
ほんとに可愛い、
動きの一つ一つ、
声、息、汗、涙、
全部が愛おしい、
そのせいで腰が止まらなくて思わず何ラウンドもしてしまっていたけど、流石に疲れちゃうだろうから切り上げた
そしたら、樹の弱々しい腕が縋るように俺の首と背中に巻きついてきた
まるで、「離れないで」と言っているみたいで返事のつもりで樹の首に擦り寄った
目の端から樹の幸せそうな笑みが見えた
でもなぜか、どうしたのと聞いたら表情が曇り、曖昧な返事が返ってきた
その後も少しピロートークをしていたら、樹はいつの間にか寝ていた
そしてやっぱり、寝息も可愛い
ちょっと考えてから、しばらく樹の寝顔を堪能するこにした
樹を見てると、暖かい気持ちになる
つい最近会ったばっかりなのに、今樹が居なくなったら俺は困ると思う
…ん、?
…..あぁ、俺、好きなんだ
散々可愛いだとか、愛おしいだとか思っていたくせに、なにを今更驚いてるんだろう
大体、俺はメールだって頻繁にするタイプじゃないし、
額にキスみたいなロマンチックなことも他の客には絶対にしないしない
それに今まで夜中、突然誰かに会いたくなることなんてなかった
きっと、他の人だったら「明日でいっか」で済んだはず、
でもそうなるのも当たり前だ
俺の知らないうちに、樹は「他の人」と差を開いてたんだ、
北「….おやすみ、樹」
俺はなるべく軽く、優しく、そして起こさないように、
樹の唇にキスをした
続く
コメント
9件
続きあげる予定はございませんか🥲
続きちょーーたのしみです😖💓
天最高すぎる🖤💙 続き楽しみピーマンでありまth.ᐟ