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『プロローグ また歯車は動き始める。』
【3階 カラオケ】
俺たちはカラオケルームを一つ一つ開けて、人を探していた
音「いないなぁ」
秘「だな…」
その時だった
音「うわっ!」
秘「どうした?」
ひと足先にカラオケルームを出た、瑞稀が声を上げた
俺も急いで部屋から出ると…
秘「…忍者?」
猫「そうでござる。我の名は猫又疾斗、忍者の末裔でござる」
音「あぁ!超高校級の忍者か!」
猫「そうでござる。選ばれた血であるからな」
秘「へぇ…」
超高校級にはこんな変態もいるのか
猫「では我はドロンする。カラオケルームの10番の部屋へと行くといい」
そういうと辺りは煙に包まれ、気づいたら猫又はいなくなっていた
音「…忍法か!」
秘「…だな……取り敢えず、行くか」
呆気に取られながらも俺たちはカラオケルームの10番の部屋に行くことにした
【カラオケルーム 10番】
?「だからさぁ…何回も言ってんじゃん。伊達メガネってダサいって」
?「だ、ダサいかもだけど役立つんだよ…」
?「お前のブスな顔の一部を隠せるとか?」
またもや言い合ってるような二人と、床には割れたメガネがあった
秘「何してるんだ?」
?「あっ、ちょうどいいや」
?「こいつが伊達メガネなんてつけててダサかったから、かち割ったら泣き出してさ〜」
?「…」
音「100お前が悪いだろ!」
?「あれ?アイドルの音喜多じゃん、そんなキャラだったっけ?」
音「…」
秘「キャラ?」
?「そうそう、こいつテレビではクール系でやってんだよね。音喜多」
秘「…そうなのか」
音「…」
薬「ていうかそんなことより」
薬「俺は薬師寺時雨、超高校級の希望」
秘「超高校級の希望?」
薬「それでこっちのブスは〜」
?「…」
薬「あれ?自己紹介もできないの?」
飯「い、飯田橋…超高校級のロボット工学者だよ…」
薬「はいはい、よくできましたね」
音「…ミライ、そろそろ行こう」
秘「だな。」
薬「あっそう、残念。ブスと二人はつまんないのに」
飯「が、頑張って面白い話するから…」
薬「どうせ天気がいいとかいうんだろ!今日は曇りだよ!」
飯「ひぇ…」
秘「…薬師寺」
薬「…何?」
秘「あんまり人の嫌がることをしない方が身のためだと思うぞ。」
薬「…は?」
俺は薬師寺にそう言い捨て、部屋を出た
【エレベーター】
音「…ごめん」
秘「別にいいよ。嫌なことだったんだろ?」
音「…うん…」
俺たちはさっきとは打って変わって静かなエレベーターで下へと降りていった
【ツウシンボ4】
・猫又疾斗(ネコマタ ハヤト)
好きなもの 爆竹
嫌いなもの 納豆
・薬師寺時雨(ヤクシジ シグレ)
好きなもの アルコール消毒液
嫌いなもの うじうじした奴
・飯田橋(イイダバシ)
好きなもの アイス
嫌いなもの 怖い人