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キルアに好きな人できた(キルアのこと)
と伝えてみた🫣❤️
キルアと×××は、2人で並んでソファに座り、テレビをぼーっと眺めていた。
特に会話もなく、静かで心地いい時間。
そんな中、×××がふと口を開く。
「ねえ、キルア」
「んー?」
「……実はさ、好きな人がいるんだ」
その一言に、キルアはピクリと反応する。
「……は?」
驚きと、胸の奥に広がるモヤモヤを隠すように、キルアはそっけなく、
「……ふーん」
とだけ答えた。
×××はそんなことに気づかず、楽しそうに話し続ける。
「その人ね、すっごくカッコよくて」
「ちょっと不器用なんだけど、優しくて」
「たまに猫みたいで可愛くてさ」
「私の前ではめっちゃ甘えん坊で……」
次々と出てくる“好きな人”の話。
キルアの眉はどんどん険しくなっていく。
(……なんだよそれ)
(聞きたくねーんだけど……)
明らかに不機嫌なオーラを放ちながら、キルアは立ち上がる。
「……へー。まぁ、頑張れよ」
全然思っていない一言を残して、そのまま部屋を出ようとした――その時。
「ちょっと、キルア」
×××が急に立ち上がり、キルアのほっぺを両手でぎゅっと掴んだ。
「えっ、な――」
次の瞬間。
ちゅっ……💋
5秒ほど、しっかりキス。
「――――っ!?!?」
キルアは何が起きたのかわからず、完全フリーズ。
顔は一気に真っ赤。
×××はゆっくり離れると、ニヤッと笑って言った。
「ふふ、頑張ったよ😎」
「な、ななな……!?!?なにすんだよ!!」
まだ状況を理解できていないキルア。
でも、さっきの話を思い返して――
……あれ?
……待てよ?
(さっきの……好きな人の特徴……)
全部、自分じゃないかと気づいた瞬間。
「……っ!!」
さらに顔が赤くなる。
「ち、ちが……俺……」
逃げようとするけど、×××はまだほっぺを掴んだまま。
逃げられない。
「ねえねえ?」
×××は楽しそうに覗き込む。
「私のだーいすきな人、誰かわかった?」
「し、知らねーし……!」
必死にそっぽを向くキルア。
すると×××は、にっこり笑って。
「じゃあ、もっと伝わるように頑張らなきゃだね」
そう言って――
もう一度、さっきより長く。
ちゅ……💋💋
今度は10秒くらい。
キルアはもう完全に思考停止。
「……ぷはっ」
キスを終えた×××は、もう一度聞く。
「ね?誰かわかった?」
キルアは俯いて、耳まで真っ赤。
しばらく沈黙したあと、小さく呟いた。
「……わかったよ」
「……俺だろ?///」
それきり、黙り込む。
×××はそんなキルアを見て、満足そうに微笑んだ。
「正解💖」
キルアはまだ真っ赤なまま、ぼそっと一言。
「……ずるいんだけど……」
その声は、誰よりも嬉しそうだった――。
「……ずるいんだけど……」
小さく呟いたキルアの声に、×××はくすっと笑う。
「え〜?なにが?」
「……全部」
そう言いながら、キルアはまだ顔が赤いまま。
×××はそんな様子が可愛くて仕方なくて、にやにやしながら見つめていた。
「でもさ、ちゃんと伝わったでしょ?」
「……うるせ」
ぷいっと顔を背けるキルア。
……けど。
数秒後。
ぎゅっ。
突然、キルアが×××の手首を掴んで、ぐいっと自分の方に引き寄せた。
「えっ――!?」
バランスを崩して、そのままソファに倒れ込む×××。
気づけば――
キルアが上から覆いかぶさる形になっていた。
「……な、なに!?キルア!?」
「……仕返し」
低くてちょっと照れた声。
「さっきさ……俺のこと、めちゃくちゃからかったよな?」
「え〜?してないよ?」
「してたっつーの」
キルアは少し不満そうに眉を寄せる。
でも、その目は優しくて――
どこか嬉しそうだった。
「……だからさ」
そっと×××のほっぺに手を伸ばして。
今度はキルアが、両手で包み込む。
「俺も、やる」
「……え?」
次の瞬間。
ちゅ……💋
さっきより、ずっと優しくて。
ゆっくりで。
何度も軽くキスする。
「ちゅ……ちゅ……」
「ちょ、キルア……///」
恥ずかしさで声が震える×××。
するとキルアは、満足そうに微笑んだ。
「なに?今どんな気持ち?」
「……はずかしい……」
「だろ」
ニヤッ。
「俺、さっきずっとこんな感じだったからな?」
そう言って、額をこつんと合わせる。
「……でも」
少し真面目な声になって。
「好きな人が俺ってわかって……正直、めちゃくちゃ嬉しかった」
「キルア……」
「だから……調子乗る」
そう宣言して。
またキス💋
今度は、さっきより長め。
離れたあと、耳元で小さく囁く。
「俺の好きな人も……×××だけだから」
「……反則……」
「お互い様」
ふふっと笑って、ぎゅっと抱きしめる。
×××はキルアの背中に腕を回して、そっと返す。
「……ねえ、キルア」
「ん?」
「さっきの仕返し、まだ足りないんじゃない?」
一瞬きょとんとするキルア。
でもすぐに理解して、また顔が赤くなる。
「……っ、お前……」
「へへ💖」
「……ほんと、ずるい」
そう言いながらも――
キルアはもう一度、優しくキスをした。
「……これからはさ」
「好きって言う時、ちゃんと直接言えよ?」
「じゃあキルアもね?」
「……努力する」
ぎゅっと抱き合ったまま、2人はそのままソファでくっついて――
テレビの音も忘れるくらい、甘い時間を過ごすのだった💕
to be continued….