テラーノベル
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そこにいたのは、幼馴染の早瀬理仁だった。
「なによ!」と私が威嚇するように言ったら、
「あぁ、怖い怖い。優等生様は、怖いねぇ」と
煽るようにいってきた。早瀬理仁は、私が小さいときの唯一心の内を話せる友人だった。「あの時は、楽しかったのにな。」
ボソっと呟いたら早瀬は、「お前、何か悩み事があるのか?」
心配するように問いかけてきた。「あんたには、関係ない!」と
私は、言い返してしまった。今思えば、いつも私が落ち込んでいる時に喋りかけてくれたのは、早瀬だったかもしれない。
私は、考えるのをやめて寝っ転がった。すると、早瀬が
「何か、歌ってみてよ」と言ってきたから、私は、仕方なく小さい時に褒められたあの曲を歌った。歌い終わった時に、早瀬が、
「え、お前。なんで泣いてんの?!」びっくりした顔で
こちらを見ていた。私は、目に手を当てると、涙がついていた。
私は、彼に泣き顔を見られたくないから横を向いた。
ちょうど、チャイムが鳴ったから、教室に戻った。
私は、その時気付いていなかった。早瀬の顔が怒っていた事に。
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ねらち
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コメント
1件
わあ、第2話、読み終わりました。幼馴染の早瀬くん、最初は煽るような口調だったのに、急に心配してくるところにグッときましたね。そして「歌ってみてよ」という流れで主人公が無意識に涙を流すところ、すごくリアルだった。最後の早瀬くんの怒った顔に主人公が気づいてないのも、何かこれから起こりそうな予感がして、続きが気になります!