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お色気もっくんに流されちまった涼ちゃんの葛藤は深い。本人にとっては。本人にとっては。
※大事なことだから2回言いました。
結局、抱かれてしまいました……。
鬱々とした気持ちの反面、何か体がスッキリしたり楽なのは否めず……なんて情けないんだ……。
寝ていた間に勝手に沸かされていたお風呂に連れて行かれて、2度目のお風呂。
今は元貴に後ろから抱き込まれている。
「なーんで嘘ついたの?夏バテなんて。」
元貴にまだちくちく責められてます。
「……嘘じゃない。夏バテもしてる。」
言わないもん絶対に。
「メガネ、そんなやだった?」
う、鋭い。
「……違うよ。ただだるくて……あの。手……」
まさか元貴の手がまた僕の下半身をいじりはじめた。疲れ果てて逃げ切れない。
「どーしてHの時しか素直になってくんないの?
やるしかないじゃんか。あ、まだやりたいの?」
後ろに当たるかたいもの。
体力が化け物すぎない……!?
「ちが!!も……むり!むり、だから!」
「ねーちゃんと話してよー。」
止まらない手。
軟骨ピアスをなめられて。
左手で下半身をしごかれて、右手で乳首をひねられる。
「あ……あ!め、わく、かけた、くないから……!ひ!?むり、むっ……ん!……あ……」
腰を浮かされてゆっくり下ろされる……浮力があるとはいえ、自重で深い。
「ふふ。やーらかい。きもちいいね?涼架。」
馴染ませるようにゆっくり突き上げられ。
「ん……い、い……」
耳元に囁かれるそそのかすようなあまい声。
「迷惑って、だれがいったの?」
「……だ、れも……ひああっ!? 」
まさか入ったまま向き合いに体勢を変えられて。中のエグリがすごくて、軽くいってしまう。
衝撃に耐えられなくて元貴に倒れかかると、そのまま抱き込まれて細やかに突き上げられる。
あ、あ、と意味のない声が止められない。
「涼ちゃんのこと、迷惑なんて今まで俺1回も言ってない。だからさ、そんなこと誰にふきこまれたのかなって。おしえてよー?」
「……い、いわれて、な!や、あ!そ、やぁ」
「ここすきだよねー 締まるから俺もすごくいい。たくさんグリグリしたげるね。」
1番弱い小さなしこりを重点的に攻められる。
視界がチカチカして、わけがわからない。
「やあ!いっちゃ、ん、ん!」
「ねー、誰に何をいわれたの? 教えてよ?涼架。」
なに聞かれて、るんだっけ?
えと……いつもは??
「……もとき、だいすき……?」
「あらとんじゃった。俺も涼架が大好き。でね、りょうかはだれにいじわるされたの?俺が成敗してあげるから、教えて?」
大好きな 元貴がニコニコしててうれしい。
突き上げが少し緩やかで穏やかに気持ちよくて。
んと、えっと……いじわる?なんだっけ?
「ん、あ、アニバーサリーの……き、かく……っ」
話し出したご褒美にぐりってされた。
びくびくする。
「アニバーサリーが?どうしたの?」
「……ぜ、ぶ、もときの、きかくに、もどるって、きいて。ぼく、の、野外、だめ、だったの、かな……って。」
悲しい気持ちを思い出して涙目になる。
緩やかな突き上げが止まり元貴を見上げると目が丸くなっていて。
「は?なにそれ?」
本当にきょとんとしていて。
こちらもきょとんとした。
「……へ?……ん……」
すぐに深くキスをされて、呼吸もままならない。
でも絡まる舌もつながる中も気持ちよくて委ねる。
「……誰が言ったかしらないけど。アニバーサリーだよ?若井もいれて3人で考えるに決まってるでしょ?てかもー! 俺の言葉だけ信じてって言ってるのにさーっ」
「ひあ!ふ、ふか……や!あ!」
ぐっと腰を持たれ下ろされ今日一奥に貫かれる。
そのまま腰を持たれ激しく突き上げられて真っ白。
「ら、らめ……すご……も、いきたく、ないぃ……」
「はは。らめになるほどきもちー??」
ん、ん、とうなずくと、ご褒美のようにキスされた。
「ちゃんとお話できたからご褒美にいかせてあげる。元貴大好きって言っていくんだよ?」
うなづいて絶頂に備える。 激しい律動に身を委ねて。元貴にすがりついて。
「……ん……っも、とき。だ、い、すき…」
「愛してるよ涼架。絶対に逃さないからね。」
中に出されてしまって絶頂に達してしまう。
体から力が抜けて元貴に倒れかかる。
中、だめ……なのに…………あらわ、ないと……。
「いい子だったから、中やっといたげる。おやすみ、涼ちゃん。」
優しい声と共に 額に唇を感じながら、穏やかにブラックアウトした。