皆様、お久しぶりです。ずっとやる気が起きず、引き伸ばしていたらめちゃくちゃ時間が経っていました。更新が遅れてしまい、本当にすみません。続きを考えているうちにオチと中間が上手く繋げられないと考え、今回では終わらずもう1話追加することになりました 。
実は今年受験をするため、今現在勉強をしています。他にも学校のイベントなどが重なり更にこれから忙しくなることが予想されます。色々な事が重なり、ただでさえ低い更新頻度がかなり低下すると思います。次の話はできるだけ早めに投稿できるように頑張りますが、少し期間が空くと思われます。それまで待って頂けると嬉しいです。
長々と関係の無い話をしてしまいすみません。今回も楽しんでいただけると嬉しいです。では、どうぞ。
🎰「…さて、Guest。アイツ結構強いぞ…警察とか呼べないのか?」
🪖「呼んだらこっちも一緒に連れてかれるぞ? 」
🎰「…もう帰ってくれねぇかな。」
🍔(…あの、僕に考えがあります。聞いて頂けますか?)
🔧( …なんだ?…)
🍔(この状況を打開するのはとても難しいと思います…でも、1つ方法があります…)
🎰「マジかよ!ホントか?」
🍔(はい…彼を、爆発させます。)
🔧(…それ、あいつ死なないのか?)
🍔(死んでも死ななくても殺そうとしてきたので大丈夫…だと思います。…どうですか?)
🪖「…やってみる価値はあると思う。」
🔧(…正気か?確かに、殺そうとしてきたが…)
🎰「オレはよく分かんないからどっちでもいいぞ!」
🔧(…はぁ…)
🍔(準備をします、Builderman、僕を信じてください。)
無理やり意見を押し通した感じはあるが…作戦は決まりだ。まだ夜は深く、静かな空間に電灯の光がチカチカとうるさく響く。そんなことにも構わず、敵を真っ直ぐ見つめる。…殺す必要は無い。ただ、時間を稼ぐだけ。
🎰「…よし、随分と待たせちまったな!かかってこい!! 1人相手に2人が負けるかよ!」
「…そうか…なら、互いに遠慮はなしだ!いざ、尋常に!」
そう言うと、目の前の男が凄まじい勢いで俺達に近づく。剣を振りかざそうとした時、Chanceを後ろに押し、その攻撃をブロックし逆に殴り返した。鈍い音が鳴りながらも男の身体は弱ることを知らないかのように身体を捻り、突きを仕掛けてきた。右耳に剣がかすり、1度大きく後ろに下がり前を見たが、もうそこには誰も居なかった。凍るような殺気を感じ振り向くと、俺の後ろには男が距離を一気に詰めて来ていた。腹を蹴られ、吹き飛ばされる。ダストボックスが身体を受け止めてくれたが、痛みのあまり血を吐き出してしまった。足が特にとても痛い。何とか立ち上がろうとするが足に上手く力が入らず、立ち上がれない。顔を上げると、男がまさに切りかかろうとしていた。このまま刃が当たるというところで、大きな銃声が響き相手がよろめく。
「…っぐ……」
🎰「しっかりしろ!Guest!」
声のする方を見ると、Chanceがこちらに駆け寄って来ていた。伸ばしてきた手を掴もうとしたが、上手くいかない。
🎰「…ッ!」
すぐに迫って来ていた男に気付いたChanceは、今にも刺さりそうだった剣を思っいきり掴んだ。痛みに歪む表情と、手から流れていく血が背筋をゾッとさせる。男はさらにChanceの手に深く刺さるように、剣を押しながらゆっくりと近づいてくる。
見てるだけで終わるのは絶対に嫌だ。足を奮いたたせ、何とか立ち上がった。助けてくれた同僚は俺と同じように投げ飛ばされ、轟音をたてながら壁にぶつけられていた。呻きながら冷たいコンクリートに転がるあいつを見て、仲間1人すら守れない屈辱と、次は自分の番だという恐怖を一緒に感じた。
…自分はなんて情けないのだろう。Chanceは俺を助けようとしてくれたのに、俺は何も出来なかった。 ゆっくりと大きくなる足音に構う暇もなく、頭に最悪な考えが走る。…もし007n7が間に合わなかったら、俺達はこいつに殺されるかもしれない。隠れているあいつらも… 全員。
…自分が動かなければ誰がこいつらを守る?
何度も何度も、死にそうになっては人を救って。
何度も何度も、人の死を目の当たりにして。
エージェントになる前も、なった後も…
…敵も味方も、戦場に立つ人間は皆生き残ることは難しい。弱いやつから殺される。…死んでいく。じゃあ、俺達はこのまま死んでしまうのだろうか?殺されるしかないのか?
…そんなの、嫌だ。
Buildermanも、007n7も 、…Chanceも。
もう誰も、失いたくない。
仲間を…大切な友達を。
🪖「うおおおおおお!」
「…?!」
今出せる力を振り絞り、男にタックルを仕掛けた。突然のことに予想できていなかったのか、姿勢が崩れた隙に男を組み敷く。今なら気絶ぐらいならさせられるかもしれない。絶好のチャンス…拳を固め、男の顔を殴ろうとした時。
物凄い爆発音と共に急に周りが一気に照らされた。驚いた俺は後ろを見ると、建物が… 俺達の事務所が燃えていた。壁面は崩れ、ごうごうと明るい炎が優しく俺達を照らしていた。1回だけでは爆発は終わらず、何度か事務所だったものを破壊していた。
🪖「…まさか…」
「これは…一体何事かな?」
🔧「Guest!Chance!まずいことになった!
…そこのお前も危ないぞ!建物から離れろ!」
Buildermanが007n7を引きずりながら走って来た。どうやら、俺達はこのとんでもない状況の事故現場から今すぐ逃げらなければならないようだ。急いでもたつきながら立ち上がり、Chanceのもとへ駆け寄った。頭から血を流しながらこちらを見上げてきたこいつは…まだ意識はありそうだ。手をさし伸ばしたその時、
頭の後ろに強い衝撃 を感じた。クラクラする頭で周りを見渡すと、血のついた瓦礫の欠片がすぐ側に落ちていた。悪い部分に当たったと直感できる。前に倒れる身体を支えることもできず、Chanceに支えられる。最後にうっすら聞こえる俺の名前を呼ぶ色々な人の声と、…映るびっくりしたChanceの顔が…面白かった。
いかがでしたか?中々アイデアが浮かばず、行き詰まってしまうところも多く無理やり進めているところもあります。オチはだいぶ固まってきているので、時間が取れる時にちょくちょく進めていこうと思います。改めて前の投稿から期間がかなり空いてしまい、本当にすみません。これからも待ってくれていると嬉しいです。頑張ります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
コメント
2件
続きが気になる終わり方上手すぎです…😭😭😭お勉強頑張ってください😎👍👍👍
ありがとうございます