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周りが安全になったので医療班は現場に来ることができた。ウェン、佐伯、マナはそれぞれ解毒剤を飲んだり治療をしてもらい最低限動けるようになった。
👻「いって、ん?」
小柳の頭を星導のオトモがずっと泣いたまま体当たりしてくる。そういえばこいつはなんでここにいるんだ?と思いながらも星導が今どうなっているのかわかるかも知れないと思い、オトモになんて言っているのか聞いてもらった。
小柳が急に走り出した。みんなは小柳を追いかけながらオトモはなんて言っていたのか問いかけた。すると、苦しそうに涙を堪えながら説明した。
👻「はぁっはぁっ星導はっ、ニュースでまた同じ敵が街を襲っているのを知ってっ、その敵を俺たちは見れないことを知っていたからっっ、オトモにみんなを守るようにお願いしたっらしい、はぁっっはぁ、っ、俺らに連絡できないからってっっ、」
💡「っっ話が噛み合わなかったのはるべは見えているのが当然だと思っていたから…?」
🦒「でもっなんでるべのオトモはこんなに泣いてんだ?はぁっはぁっっそんな判断できるならどうにかして治療できてたってことじゃないの?」
小柳は顔をきゅっとして答えた。
👻「星導はっ、治療ができずに一週間耐え続けて意識が途切れ途切れでオトモにっっ頼んだらしいっっはぁっあっっ、だからっ死ぬかもしれない主人を置いて行きたくないけど強く頼まれたから来るしかなかったってっっっ」
🤝「なんでそんなことになってるの?どういうことなの?」
困惑しながらも佐伯も一緒にみんなで星導の家に向かった。
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みんなは星導の家に着いて血の気が引いた。
星導はベッドの横に倒れて少しも動かなかった。
🥷「ほしるべ!!!どないしよっっねぇ起きて!起きてってば!」
🤝「るべくん!るべくん!」
2人が星導のもとに駆けて泣き喚いてた。それを見てハッとしたライが医療班に連絡しなきゃ!と震える手で携帯で連絡をしていた。が、まだ息があることに気づいた宇佐美が俺が運んだ方が速いと言ってるべを抱えてそのままヒーロー本部の医療室に連れて行った。
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少し前の🐙視点
あ、もう無理だ。もう動けない。つけたままのテレビの音がずっと流れるだけで何もできない。
ん?テレビの内容がこの間の任務と状況が一致してる。みんなに伝えないと!スマホっ!あ、連絡つかないんだった。どうしよう。そこにふわふわと星導を珍しく心配するオトモが飛んできた。ちょうどいいところに来てくれた。
🐙「オトモに、、最後の、お願いしていいですか?おれもう、動けそうにないんで、、笑」
🪼「…」
🐙「この任務先に行って、、みんなを、守って、、」
オトモは泣いて拒否の意を示す。
🐙「おれは、そこに向かえないし、行ったとしても嫌われちゃったから言うこと聞いてくれないと思うし、、多分おれは、もう死んじゃうから、お願い、みんなを守って、信じてるよ、」
言った直後意識を手放した。
行ってくれたかなぁ。信じてますよ、オトモ。
おれは死んでももう、みんなには嫌われちゃったらしいから、みんなが助かればそれでいいよ。むしろみんなのためにいなくなった方がいいよね。