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2件

投稿待ってました。 短いだなんてそんな事ないです!丁寧に書かれてるなと思いました。続きが楽しみです♪
めちゃくちゃ遅くなって本当に申し訳ないです!!!!!
前回は♡ありがとうございました!!
今回も頑張って書きます
では、どうぞ!!
良い忘れてたんですけど、
誤字・エセ関西弁・下手くそ注意です
『忘れたくない記憶』
ボクは亜白と共にタクシーで○○総合病院に向かった
それまでの道のりはとても長く感じた。
不安、焦り、恐怖、心配、悲しみ、いろんな感情がごちゃごちゃになった
病院の前にタクシーが着くとすぐに金を出してすぐに降りた。行動一つ一つに焦りが生まれる。いつものボクならこんなことどうってこと無いのに……
病院で受付を済ませ病室に案内される。
命に別状は無いが未だに意識は戻らないらしい。保科の腕には点滴やなにやらたくさん管が着いている。口には酸素マスク。頭には包帯。身体中に無数の傷痕。それらを隠すように包帯が巻かれている。これを見るだけで胸が苦しくなった。
保科を見るに相当無理をしたようだった、、、
遅れて亜白も病室にやってきた。
いつも澄ました顔をしている亜白の顔が珍しく歪んでいる。
それもそのはずだ自分の隊の副隊長がこんな怪我をしていたら誰でも心配する
まもなくして、白い白衣姿の医師が入ってきて話をし始めた。
「保科さんの状態は今は安定しています。もうじき目を覚ますことでしょう。」
「ですが、今回頭という大切な部分を損傷してしまっているので仮に目を覚ましても……」
「なにか問題があるのか?」
「ええ、その…場合によっては『記憶喪失』という可能性も…」
「記憶喪失…?」
「大体は特定の記憶がなくなる場合が多いのですが。保科さんの場合、後頭部、頭頂部を損傷しているので最悪な場合…すべての記憶がなくなる可能性があります」
「すべての記憶…」
「例えば、名前、住所、電話番号はもちろん思い出、友人、恋人のこと…全てを忘れる可能性があります。」
「どうが、心のご準備を。」
そういって、医師は気まづそうに病室を出ていった。
しばらくはボクと亜白、2人とも放心状態だった。
亜白の目からは珍しく涙が溢れていた。
先に口を開いたのは亜白だ
「鳴海」
「…なんだ」
「もし保科の記憶がなくなったらどうする」
「どうするもなにも、、、」
すぐに言葉がでなかったのはそれを想像したくなかったせいなのだろうか
保科がボクのことを忘れる……
そんなの考えたくない。
想像もしたくない。
実際に起こるのも嫌だ。
「悪い。忘れてくれ」
「保科はいつぐらいに起きるんだろうな」
ボクがなにも返さなかったから気まずくなったのか、亜白はすぐに話題を変えた。
『すぐに起きてくれなきゃ困る。』
たった数文字。一息で言い終わるような短い文。
それすらも口からでなかった。
それはきっと口が開いたら止められなくなるからだろう。
自分の不安や怒り悲しみまでも目の前の亜白にぶつけてしまいそうだったからだ。
「悪い。仕事が残っているので失礼する。」
「嗚呼。」
ガラガラと大きな音を立てドアが閉まる。
きっとそこまで音は大きくないだろうが、病室が静かなせいかその音すら大きく聞こえる。
ベットの横においてあった椅子を取りだし保科が眠っているベットの横に置きそこに座る。
ピッピッピッとベッドサイドモニターが鳴り続けている。
病室にはその小さいおとだけが鳴っている。
保科はいっこうに目覚める気配すらない。
傷だらけの顔。きれいな顔立ちが嘘のようにボロボロになっている。
「…早く起きろよ」
自分の口からは自分の声じゃないような声が飛び出してきた。
今にも泣きそうな自分の声。
声は震え、息もうまく吸えない。
このまま保科を見ていても悲しくなるだけだ。
ボクは逃げるように病室を出た。
病院からは歩いて帰った。
タクシーも使わず有明まで。
有明に着くとすぐに自分の部屋に戻りゲームを始めた。布団を頭から被り毛布にくるまる。
腹は減っていたが食べる気力がでなかった。布団から出る気力もない。何もかもがめんどくさかった。
なにもかもやる気が起きない。
しばらくしてゲームも飽きた頃、ふと保科の顔を思い出す。
討伐要請がかかる前。ボクは保科とグラウンドの真ん中で淡いもない会話をしていた。
「お久しぶりです鳴海隊長」
「鳴海隊長」
「今度非番が被ったら…」
「鳴海隊長」
「鳴海隊長」
保科の声を何度も頭のなかでリピートさせる。
ボクの名前。ボクはそこまで自分の名前を気に入っているわけではない。
なのに…
保科に呼ばれるボクの名前はどうしても誇らしく思える。
しかも保科はボクと話をしているときにやたらとボクの名前を呼ぶ。
保科に呼ばれるのは嫌いじゃない。むしろ好きだ。
ボクだって話の時に保科の名前を言う。
保科はボクが『保科』と呼ぶと普通に反応するが『宗四郎』と呼んだときには耳を真っ赤にして顔を背ける。
その様子は何度みても飽きない。
だからボクは回りに人がいないときを見計らって『宗四郎』と呼んでいる。
だめだ。
今保科のことを考えると泣きそうになる。
そんなことを考えていたら長谷川が部屋に入ってきた。
「おい鳴海。いつまでゲームを…」
「いや、なんでもない」
「なんだ」
「お前がゲームをしてないなんて珍しいと思ってな」
「……宗四郎のことか?」
「…まぁな 」
「…仕事がある。落ち着いたら仕事にはいれ」
そういって長谷川は部屋を出た。
少しして落ち着いた頃コンコンコンという音がボクの部屋に響いた。
遅くなったくせに短くてすみません!
日本語って難しいですね笑
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