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こんにちは!
まさか、そんなあらぬ噂が立つなんて・・・
恥ずかしすぎて一周回って悲しくなってきた雪です!
雪「ただいまぁ、誰か私を消し去るか、記憶喪失に・・・」
フラフラの状態で放送室の扉を開けると、そこにはニヤニヤを隠しきれない櫻ちゃんと、拍手で迎えるみんな。
櫻「おかえりなさい、バレンタインの特攻隊長。あんなに威勢よく叫ぶなんて。私、笑い死ぬかと思ったもの」
雪「笑いすぎ!! もぉ、私、 ブラジルどころか、大気圏突き抜けて宇宙に出たいよぉ!!」
ああ、放送室のソファってこんなに暖かくて、ふわふわだったけ??
奏「あのアピールのおかげで、『存在』が、みんなの記憶に強烈に上書きされました!」
結希「ま、そりゃあんな気合の入った渡し方されたら、先輩も一生忘れられねーよな。」
そ、そんな言い方しなくてもいいでしょー!?
私だって、私だって黒歴史生産しちゃって落ち込んでるんだからー!
私はそんなにタフじゃないのよー!
「♪」
スマホが震えた。画面を見ると、そこには通知が一件。
『――桜街先輩:チョコ、ありがとう。驚いたけど、嬉しかったよ』
雪「ひ、ひ、ひゃああああ!? 返信! 返信来たぁぁああ!!」
櫻「良かったわね、雪。あなたの『余命』、少しだけ伸びた」
櫻ちゃんの言葉に、一瞬だけ胸がチクンと痛んだ。
私の幸せと引き換えに、櫻ちゃんがまた少し無理をしたんじゃないかって、そんな予感がして。