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「気づいてほしかった…」 桃紫
紫.教育実習
桃の事が気になっている
桃.生徒
パニック障害持ち
虐待されてる
周りの人には秘密にしているため、 少し不良だと思われている
あまり話さない
⚠︎嘔吐表現○
⚠︎過呼吸表現○
⚠︎本人様関係×
雑ですが、少しでも読んでくれると嬉しいです😿
________________________
先生「今日から1週間、このクラスに来てもらう教育実習の方です!」
紫「今日から1週間ここで勉強させてもらいます。初兎と申します。短い期間ですが、みんなと仲良くできたらなと思います!」
先生「はい、初兎先生です!わからない事とかもあると思うから、教えれるなら教えてあげてね!」
みんな「はーい!」
先生「じゃあ、これで朝の会を終わります、各自授業の準備して下さい!」
1限目 数学
紫side
ガラガラと教室のドアが開く、そこには下を向いたまま入ってきた男の子(桃)がいた
男の子はスタスタと早歩きで自分の席へ向かう
体調が悪いのか、どうやら机に伏せている
紫「…、?」(桃のもとへ
紫「おはよう。急に話しかけてごめんな。
今日から1週間ここで勉強する、初兎と言います。よろしくね!」
桃「……、」(そっぽ向く
紫「…、。名前なんて言うの?」
桃「……。」
紫「…ごめんな、初対面なのに聞きすぎたな。ごめん…」
先生「おい、ないこ。寝るな、ちゃんと授業受けろ。学校来るんやったら、」
桃「……、」(立ち去る
先生「おい、どこ行くねん。授業中、立ち歩くな、」
桃(無視
紫「…僕、見に行きましょか?」
先生「悪いが、お願いしたい」
紫「全然大丈夫です!」
先生「じゃあ、頼んだ」
紫「はい!」
いろいろ探して
【保健室】
紫(🚪↪︎
紫「ないこくん〜、いるの〜?」
そこには、ベットに寝転んでいる誰かの姿が見えた
紫「ないこ…くん?」(カーテン開ける
桃「……、っ」(顔まで布団被る
紫「…どうしたん?体調悪い?」
桃「……、、」
紫「大丈夫?なんかあったの?」(桃の背中触ろうとする
桃「っ、?!」
桃「触ん”ないで“ッ!」(紫の手追い払う
紫「ぇっ、ぁ、ご、ごめん。」
桃「…、どっかいって…」
紫「で、でも、…先生に見てきてって言われた…から、…」(隣の椅子座る
桃「…、はなしかけないで…げほっ、ごほっ」
紫「…これだけ、聞かせて。体調悪いの?大丈夫、?」
桃「…まぁ、っ大丈夫っていったら嘘かも、しれないけど…大丈夫では、ある。ごほっ、げほっげほっ。ぅう“ん“」(咳払い
紫「体調悪いんやな、先生に伝えとくわ。
伝えてくるから、寝といてな。」
桃「いい。やめて。…、この授業終わったら、戻るから…」
紫「無理したらあかんで。しんどいやろ、咳もしとるし。」
桃「寝たらなおる。絶対言わないで。」
紫「…、わかった。でも、悪化したら絶対言ってね。約束。」
桃「ん。…」
紫「寝ててね。授業終わったらくるから、」
桃(頷く
桃(目瞑る
紫(🚪↪︎
桃side
なんなん、あいつ(紫)
教育実習生なら、こんなやつの面倒見てないで授業参加しとけよ。
どっか行こっかなー、
体調悪くないって言ったら嘘になるけど笑
どこ行こ、
あっ、その前に腕の手当てだけしてくか、
桃「っし、…」(手当て完了
まじでどこ行こう
誰にもバレやんとこがいいな
と、言っても
動けやんし。
教室戻るか、
桃(教室入る
紫「…、?!」
紫「来て大丈夫なん?」(桃のもとへ
桃「ぅん。」(机に伏せる
紫「体調、どう?良くなった?」
桃「…そんなに…気にするほどではない」
紫「…まぁ、なんかあったらすぐ言うてな」
桃(無視
給食後
桃side
もうすぐ5限目が始まろうとする
食べ過ぎたのか、お腹が痛い
でも、俺にとって給食が唯一の食事
食べざるを得ない
だから、全部おかわりする。
お腹空いたら
後1日は
ご飯を食べれないんだから。
元々体調は悪いが
さらに、腹痛がしてくるなんて
不幸でしかない。
しかも、トイレ行ったら治る感じの腹痛ではない。
痛みに耐えていると、
我慢のしすぎなのか
吐き気がする。
口の中に唾液が溜まる。
俺は、それを飲み込むので精一杯
トイレに行きたいが、
動けず、このまま。
このままでは、みんなの前で嘔吐してしまう
それだけは、避けたいが
なにもできない。
桃「…、っ?…!ブルブル」(手震える
やばっ、
発作か?
どうしよ…💦
桃「、ガタッ…ッ」(席立つ トイレへ走る
紫「?!、」(ついてく
やばい、
間に合うか?
桃「はひゅっ…はぁ“っ、…ガチャ」
(トイレの個室入る 鍵閉める
桃「はぁッ“…、かひゅッ。ごほっ”ッ」
(過呼吸
紫「ないこくん!、おる?おるなら開けて!」
桃「ッひっ“…、むり“っ、げほっ…」
紫「大丈夫!ないこくんなら出来る!」
桃「ふっ“…げほっけほっ…」(鍵に手を掛ける
ガチャ
紫「!、」
紫「大丈夫か?」(隣にしゃがみ 背中さする
桃「げほっ、かはっ“…はひゅッ」
紫「大丈夫じゃないよな、ごめん。深呼吸しよ、」(ゞ
紫「吸って、…吐いてー…を繰り返して、」
桃「はッはひゅ“…はッはぁ…げほっ」
紫「大丈夫、大丈夫。焦らないで。」
桃「はっはぁー…ふぅ”っ…」
紫「治った?」
桃「ん、…ッ」
紫「今日はもう家帰ろ。先生に伝えるよ?流石に」
桃「……やだっ…」(俯く
紫「…流石にあかんよ。家でゆっくり寝な。」
桃「ぃ“やなのッ…帰らないの“ぉ“ポロポロ」(泣
紫「ちょっ、どうしたん?」
桃「ぃえ“帰ら“ない”のッ…ポロポロ」
紫「…なんでなん、?なんで嫌なん?」
桃「ぃ”やッだから…ヒクッ、ヒクッ、」
紫「…もう一回呼吸整えよ。なんで嫌なんかは、また話聞くわな、」(背中さする
桃「ひぐっ”…ひくっ。げほっげほっッえ”っ」(嘔吐く
紫「吐く?吐くならもうちょっとこっちきて、服汚れるで。」(引き寄せる
桃「っ…ぅえ”っゴクッ。」(飲み込む
ここで吐くと
約1日ほど空腹に耐えないといけなくなる。
それがいやだから
胃のキャパを考えずに
詰め込んだのに。
俺の苦労は水の泡になるのか、?
俺は空腹の時間が1番嫌い。
だって、家にある食べ物は食べたらだめだし
一旦終了
たぶん続く?
コメント
2件
恐らく初コメ失礼します!💬 このお話めちゃくちゃ好きです…😭💕 書き方も話の進め方も上手すぎて 本当に尊敬してます…!🥹✨ これからも応援してます!✊🏻🔥
神作の予感✨ 続き楽しみにまってます! 投稿ありがとうございます!!