「 愛してください 」
・桃赤
・学パロ
・赤視点
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
赤 「 っ゛………、 )起 」
赤 「 …ぇ、ここどこ…… 」
確かないこさんと帰ってて…。
たおれ、た……?
ならここは………
ないこさんの家…。
桃 「 …わ、りうら起きた? 」
赤 「 えっと、うん…ぁ、はい …。 」
桃 「 ……タメ口でいいよ笑 」
桃 「 一応同い年なんだから 」
赤 「 ぇ、あぁ、うん。 」
桃 「 あ、あと “ないこさん” って呼び方も辞めてね。 」
赤 「 … )頷 」
桃 「 ……それで? 」
桃 「 大丈夫? 」
桃 「 ごめんね、多分俺が余計なこと言ったから。 」
赤 「 き、気にしてない… 」
桃 「 ……前も話してたけどさ。 」
桃 「 …教えて欲しいんだよね。 」
桃 「 りうらのこと。 」
“ 赤の他人にそんなこと言う必要ない。 “
…って、前の俺だったら言ってたと思う。
けどなんか…。
ただの友達、って領域じゃないところに 足踏み入れちゃってるんだよな。
赤 「 その… 」
赤 「 俺、親、いなくて。 」
赤 「 愛とかそういうの、ほんと分かんないの。笑 」
赤 「 かっこいいって言われても、頼りにされても、何も感じないし 」
赤 「 “好き” って伝えてくる人はホントの愛じゃない気がするし。 」
赤 「 ……愛を知らないくせに何言ってんだ、って感じだよね笑 」
赤 「 ほんと……… 」
赤 「 馬鹿だよね………っポロッ 」
泣くの、何年ぶりだろ……
俺って、泣けるんだ…………。
赤 「 っ、ごめん…… ポロポロ 」
桃 「 いいよ、ちゃんと聞く……。 」
桃 「 ゆっくりで大丈夫だから。 」
赤 「 ありが と……ポロポロッ 」
赤 「 ……ほんとは ポロッ 」
赤 「 ほんとの愛が欲しいだけなの……ポロポロ 」
桃 「 …………無理に笑ったって、 」
桃 「 ほんとの愛は得られない。 」
赤 「 っ…ポロポロ 」
赤 「 分かってるよ、それくらい……ポロポロ 」
桃 「 ……俺にとって、今までのりうらは正直うざかった。 」
桃 「 昔の自分に似てたから。 」
桃 「 親は俺を “自分のモノ” として、色んな扱いをしてきた。 」
桃 「 俺が親から受けてた愛は、残念ながら “歪んだ愛” 。 」
桃 「 誰かに頼られたら、全部こなした。 」
桃 「 ……ダサいけど、嫌われるのが怖くて 」
桃 「 頼られる度に、全部受け入れて 笑顔振りまいた。 」
桃 「 それで、壊れた。 」
桃 「 お互いちょっと違うけど、 」
桃 「 本質的には一緒だった。 」
桃 「 だから、今までりうらを見ててうざかった。 」
桃 「 今のままじゃ、昔の俺みたいに壊れるよ。 」
赤 「 ……………、 」
桃 「 りうらだって、ちゃんと普通じゃん。 」
桃 「 普通の定理分かんないけどさ、 」
桃 「 普通でいていいんだよ。 」
桃 「 別に、飾らなくてもいいし。 」
桃 「 何かを変える必要ない。 」
桃 「 りうらはりうらでいれば、 」
桃 「 本当に愛してくれる人は必ずくる。 」
桃 「 “ありのままのりうら”を愛してくれる人は、絶対いるから。 」
桃 「 大丈夫。 」
赤 「 ………!!!ポロポロポロポロッ 」
ないくんは、俺の欲しい言葉をくれた。
気のせいかもしれないけど、
“ 友達 ” の領域からどんどん離れている気がした。
。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。
モチベが1ミリもないので……😇
次回 → ♡200
でお願いします😭😭
コメント
7件