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愛してください。

10 - 第10話

♥

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2025年01月05日

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「 愛してください 」


・桃赤

・学パロ

・赤視点
















。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。




















赤 「 っ゛………、 )起 」















赤 「 …ぇ、ここどこ…… 」





確かないこさんと帰ってて…。


たおれ、た……?









ならここは………





ないこさんの家…。









桃 「 …わ、りうら起きた? 」


赤 「 えっと、うん…ぁ、はい …。 」




桃 「 ……タメ口でいいよ笑 」


桃 「 一応同い年なんだから 」


赤 「 ぇ、あぁ、うん。  」


桃 「 あ、あと “ないこさん” って呼び方も辞めてね。 」


赤 「 … )頷 」









桃 「 ……それで? 」


桃 「 大丈夫? 」


桃 「 ごめんね、多分俺が余計なこと言ったから。 」


赤 「 き、気にしてない… 」




桃 「 ……前も話してたけどさ。 」


桃 「 …教えて欲しいんだよね。 」


桃 「 りうらのこと。 」









“ 赤の他人にそんなこと言う必要ない。 “





…って、前の俺だったら言ってたと思う。









けどなんか…。













ただの友達、って領域じゃないところに 足踏み入れちゃってるんだよな。








赤 「 その… 」


赤 「 俺、親、いなくて。 」


赤 「 愛とかそういうの、ほんと分かんないの。笑 」


赤 「 かっこいいって言われても、頼りにされても、何も感じないし 」


赤 「 “好き” って伝えてくる人はホントの愛じゃない気がするし。 」


赤 「 ……愛を知らないくせに何言ってんだ、って感じだよね笑  」


赤 「 ほんと……… 」


赤 「 馬鹿だよね………っポロッ 」







泣くの、何年ぶりだろ……



俺って、泣けるんだ…………。









赤 「 っ、ごめん…… ポロポロ 」



桃 「 いいよ、ちゃんと聞く……。 」


桃 「 ゆっくりで大丈夫だから。 」





赤 「 ありが と……ポロポロッ 」




















赤 「 ……ほんとは ポロッ 」

































赤 「 ほんとの愛が欲しいだけなの……ポロポロ 」











桃 「 …………無理に笑ったって、 」


桃 「 ほんとの愛は得られない。 」




赤 「 っ…ポロポロ 」


赤 「 分かってるよ、それくらい……ポロポロ 」









桃 「 ……俺にとって、今までのりうらは正直うざかった。 」


桃 「 昔の自分に似てたから。 」







桃 「 親は俺を “自分のモノ” として、色んな扱いをしてきた。 」


桃 「 俺が親から受けてた愛は、残念ながら “歪んだ愛” 。 」



桃 「 誰かに頼られたら、全部こなした。 」


桃 「 ……ダサいけど、嫌われるのが怖くて 」


桃 「 頼られる度に、全部受け入れて 笑顔振りまいた。  」








桃 「 それで、壊れた。 」




















桃 「 お互いちょっと違うけど、 」


桃 「 本質的には一緒だった。 」




桃 「 だから、今までりうらを見ててうざかった。 」




桃 「 今のままじゃ、昔の俺みたいに壊れるよ。 」



赤 「 ……………、 」




























桃 「 りうらだって、ちゃんと普通じゃん。 」


桃 「 普通の定理分かんないけどさ、  」


桃 「 普通でいていいんだよ。 」



桃 「 別に、飾らなくてもいいし。 」


桃 「 何かを変える必要ない。 」





桃 「 りうらはりうらでいれば、 」


桃 「 本当に愛してくれる人は必ずくる。 」


桃 「 “ありのままのりうら”を愛してくれる人は、絶対いるから。 」


桃 「 大丈夫。 」









赤 「 ………!!!ポロポロポロポロッ 」











ないくんは、俺の欲しい言葉をくれた。


















気のせいかもしれないけど、







“ 友達 ” の領域からどんどん離れている気がした。























。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。








モチベが1ミリもないので……😇





次回 → ♡200


でお願いします😭😭




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