「おっそ……」
時刻は11時半を過ぎ、忘年会だと家を出たおかめは門限の10時半という決まりを見事に破り1時間を超えた。
確かに酒が好きなおかめは多少遅くなると言っていたがせいぜい過ぎても最大30分だと思った自分の読みが甘かった、LINEをしても既読はつかず電話をしてもマナーモードにしているのだろう。ただ着信音が自分の耳に流れるだけ
「ったく…連絡すら寄越さねぇのかよ…」
怒りの感情を言葉にし呟くとスマホが着信音を立てて震え出す。
「!…おかめ、」
目に見えたのは見慣れた文字。嬉々として電話を取ると聞き覚えのない声がスマホ越しに聞こえてくる
「もしもし般若さんですか?おかめの同級生です。今二次会終わったので今から帰らせます」
「……あ〜…はい、今おかめどんな感じですか?」
「完全に潰れてます。今もう寝かけてるので早めに帰します」
「わっかりました。ありがとうございます」
失礼します。と電話を切ると抑えていた感情がまた溢れていく
「……期待したらこれかよ、クッソ。しかも同級生が出るってことは随分無防備なんだろ?…はは、だっる。」
意味もない言葉は空気に吸い込まれいつしか溶けていく
重すぎると言われても否定する気はないが、自分の恋人が知らん馬の骨の前で無防備な姿なんて知りたくは無いだろう。
「帰ったら少し叱るか…」
しばらくするとインターホンの音が響く。
きっとおかめが帰ってきたのだろうと寝そべっていたソファから立ち上がり玄関まで足を進める
「はーい。…って、」
目に映るのは無防備にシャツが崩れネクタイも緩くなっている、おまけに髪も行ってくると伝えてきた時程整っていなく酔って腑抜けたように顔が赤く染った今にも寝そうなおかめが肩を貸されている光景
「……随分と酔ってんな。」
「あはは、ですよねすんませんこんな時間まで笑」
「ほらおかめ。家着いたぞ、般若さんのとこ行きな」
「んー、え〜、まだ飲めるもん。」
「何言ってんだよもう何杯も飲んだろ笑 めっちゃ顔赤いし」
「ん”〜、、」
もしかしなくとも俺は蚊帳の外になってしまったようだ
馬鹿みたいに楽しそうな顔で笑う同級生の男にはなんの悪意もないだろう。
おかめも名残惜しそうな目で同級生を見て楽しそうに喋っていて、どうにも不愉快だ。
単なる嫉妬だと、幼稚だと言い聞かせても尚頭に流れ込むのは怒りと憎悪
「…おかめ、早うこっちおいで、迷惑かくる訳に行かんちゃろ。しゃっしゃと風呂入ってベッド行け。」
「ん”!はぁいっ…」
力が入らなくなった体がふらふらと駆け寄り方に倒れ込む。首筋に鼻を擦り付けるいつもと少し変わった匂いがするおかめの頭を撫でながら口を開く
「お兄さんもありがとうございます楽しめたようで何よりです」
「はは、こちらこそ。それでは失礼しますね」
「……おかめ?飲みすぎんなって、門限気をつけろって俺言うたっちゃんね。泥酔しとーごと見えるっちゃけど…そん無防備な姿他んやつに見しぇたと?」
「あ…え、、と」
ぱたりと閉まったドアを確認したあと撫でていた手を止め手を強く引き寄せると酒で赤くなった顔がすぐそこにくる。だがその目は明らかに俺の怒りに気付いていて俺を見下ろす目は合わせようとはしない
「…チッ、うじゃ。匂いも変わっとろうもん。こげな時に限って変な酔い方してから?」
「は、はんにゃっ、?」
「もうよかよ…こっち来て」
体を離し握った腕はそのままに強く部屋に続く廊下に足を運ぶ。
「い”ッ、、なぁ、そんな怒る、?たしかに飲み過ぎたけどなんでそんなおこってん…」
「門限1時間以上破った上にそげん無防備な格好しとったらこうもなるやろ。んなエロか見た目友達に晒して…はぁ、叱るだけんつもりやったけどプラン変更でんよかろ?」
「はぃ、、?」
「…もう黙っとけ」
そのまま黙々としたまま部屋の中まで足がつきおかめをベッドに半ば投げるように押し倒す
「ッ……」
「脱いで。それとも脱がされたい?」
「ぬ、脱ぐッ、」
「っと、、わかった。」
体を下から強く押してくるおかめに応えるよう上半身を起こすとベルトをカチャカチャ音を立て外し、ズボンや下着と共に肌から離していく。
「おかめさ〜ん、ちょーっとローペースなんじゃないですか〜??」
「んひゃっ、?!」
随分ゆっくり脱いでいくものだから待つのもめんどくさくなりおかめのモノを握るとびっくりしたように甘い声が飛び出す
「早よ脱がなおしおき出来んっちゃけど?」
「あ”ぅ、わかってるからぁ、やめっ、、はっ、」
「んー、やっぱここ好きっちゃんね〜」
彼が気持ちいであろうそこを押すと体を震わせ口を抑える。
「っと、まだイかしぇる気なかけん、早よ脱いでしまいんしゃい」
「触ったの般若でしょうがッ…」
「はぁ?こん状況作ったんおかめやろ?何被害者ぶっとー訳?なんなら門限守っとらん人は誰かなー??」
「あ”ぐっ!?い”、だぃ、”や”めっ、”」
怒りに任せ首を絞めるとさっきとは別の痛々しい声が出るが、体は随分正直に応えてくれるものだ
「って言いながら勃っとろうもん。それにやめて欲しかなら言う事あるやろ…」
「ぁ、う”、ごめ、なざッ、ごめんッ、、なざッ”ぃ、!」
「うんうんえらかねぇ?で、何に対してん謝罪?言うてみ?」
更に強く首を絞めると懇願するように謝る姿がなんとも狂おしく愛おしい。
汗や唾液、涙までもが手に伝っていく
既に呼吸するのがやっとで喋るのもままならないようだ
「…言えんのな?…はは笑、優しゅうするつもりやったけど…そげんしゃれたら俺我慢できんばい…」
「っ!はっ、はぁっ、、はあっ」
首から手を離すと安心したように呼吸を整える
「ごめんね意地悪して…ばってん自業自得ばい?…んで、我慢する気なかけんしゃ、ほら寝っ転がって?挿れるけんしゃ」
「はっ、、ぇ?慣らしてないんだけッ!?」
「知らんばい。お仕置で気持ちいだけじゃ、、ね?笑わかるやろ」
雑に押し倒しそう言うと絶望を絵に描いた様にこちらを見つめるおかめ…いや、見るしかできないんだよね。かわいそ
「ほら覚悟決めて?…さーん、、にぃー、、ぃー、」
「はっ、、は、ぉ”がッ!?!?」
息を整えるおかめを無視にモノを奥まで入れると絶叫に近い声が耳に触れる
「あは笑、いい声出んじゃんッ、!」
「ぃ”だッ!はんにゃっ、やらっ”!!グズッやめでっ、!いやッ!」
結腸の前を何度も強く強く突くと痛そうに吠えて鳴くおかめの涙がシーツに染み込む中、赤い液体が下から漏れていく
「…あ〜ぁ、血出てきたね…そん割には締めてくれるやん?」
「あ”ッ、うぁ…」
1度動きを止めると少し安堵したように声を漏らす姿が目に映る。
俺の思考が読めないって幸せなんだろうななんて、ドス黒い感情を言葉にせず。別の言葉を声に出す
「…ね、おかめ?動いてよ…笑」
「はっ、、ぇ”、?”」
「早よ動きぃ。ほら、いつもんごと求めり?」
「む、むりッ…”」
「へぇ、、?怒らした分際で?」
「ぅ”ッ、」
止めた腰をもう一度動かすと小さく声を出すおかめ。痛そうな声と裏腹にモノからは液体が漏れている
「はは、やっぱドMだよねぇおかめ、ほらもっと締めろよッ、」
「あ”っ、んん、やめてぇッ、」
大きく振りかざした手をおかめの尻に叩き付ける
いやいや言う割に体は拒否できないようで、案の定更にモノを締め付けてくる
「…ふっ、、はは笑…なぁおかめ?ほんなこつ動けんと?笑」
「っ、、少なくともバックでさせるような事じゃないでしょッ…」
「へぇ、ならこれで動くるよな」
「あっ、”んぅッ」
挿れたままおかめの身体をこちらに向くように回し座り込むとまた声が漏れる
「ほら、腰振れ」
「ッ、……」
「はー、ちょっとじっとしとけや」
シャツにまだギリギリ付いているネクタイをぶん取りおかめのに縛り付ける
「はぇっ、?」
「ん、これでイけんね、しゃっきからちょくちょく液出とったけど我慢汁以外出す以外禁止ね?」
「メスにしてあげる…笑」
そう言うと体が震え困惑と驚きが入り交じるような表情を見せてるんだろうが、目の奥にあるのは期待だけ。いつからそんなマゾになったんだかというとこは置いておこう
「ほら、動けよまた首絞められたい?」
「はんにゃにならッ…なんでもない」
「へぇ、そーゆーこと笑」
呟いた言葉は届いていないようでさっき痛がっていたのは裏腹に本能のまま腰を振るおかめ。
だがその動きは酒や俺のせいで鈍っているらしい、全くイける様子もない
「あっ、あぅ”んっ、ふっ、、はぁっ、」
「おかめ〜?遅いんじゃないの?」
「ぁっ、んっ、ごめんなさっ、、でも、これいじょッ〜!?」
「んっ、入った…奥出すけんね。」
結腸に無理やり押し付けモノを中まで入れるとおかめは体制を崩し倒れ込む身体を痙攣させ涙がつたるのがよく分かる。そんな事も気にせず自分のから出てくる液がおかめに入っていく
「ぅあっ、、?はんにゃ、、?」
「ほらねぶりぃ?汚うなってしもうたけんしゃ」
「んっ、きれいにしたらまたいれてくれる、、?」
抜いて目に入った自分のモノは血と精液が混じり合いわかりきっていたことだが少しグロい。
おかめと体を突き離し言葉を放つと痛さにすら快感を覚えたようで、溶けた顔で煽るように笑って見上げてくる
「はっ笑、おかめが動くるならね」
「ん”、むぐっ、」
返事を聞いた瞬間腰に腕を巻き付けモノを口に含み始める
官能的などと上品な物言いは出来ないほど汚い音を立て吸い付き、舐めてくる
「ふはっ、上手上手、笑」
「ん”っ〜、」
「えっろ、、笑ほんとさいこー、だけどさ〜、」
「ん”ぐッ!?」
「喉使えや。」
頭を鷲掴みにし喉の奥までモノを入れると驚いたように声を漏らす。
「んッぐっ、、ん”がッ…」
「ふっ、、は、、飲み込めよ、おかめ」
「ん”ぅ!?”っ、、ぐっ、んぐっ、」
驚いても尚素直に言う事を聞き一生懸命に液を飲み口を離す。
「ほら、あー、」
「あ”、」
デカく開けた口には液の姿はなくただ唾液が糸を引いていて、その姿を見つめると気付いた時にはぐっと顔が近づき口が付く
「ん、」
思っていたより深い口付けにはならなかったようですぐ口を離された
「はぁ、なん?甘えしゃしぇる気なかけんね。」
「はんにゃあ、ちょおだい、?」
「へぇ、、なに?ここ縛られてるのにイキたいより先に俺の欲しいんだ、、」
「…」
「はは笑 ややね、指示聞けん犬に褒美与える程優しかやつやなかやわ笑」
お願いしてくれたら別かもなぁ。 なんて言いながらただ欲しそうに見つめるおかめから少しづつ距離をとると腕を引っ張られ再び唇が重なる、次は舌が入り込み随分長いキスにするつもりらしい
「っ、、はぁっ、マジで言うこと聞けないのな。」
「ね、般若」
離した距離はすぐに縮まり名前を呼ばれる。
それに応える隙間もなく次の言葉が放たれる
「おれ、悪い子だからこんなことされてるんだよね。言う事聞いてないんだからさ、お仕置、してくんないの、?」
先程下から見上げていたおかめとは別物で色気を孕んだ目が上から見つめてくる様子にやはり俺は興奮を抑えれないようだ
「んー、じゃあここ、開発しよっか、?笑」
「、!」
胸元に人差し指を向けると渦かせて見下げていたと思えない程嬉しそうに腰を反り目線を同じ位置したおかめのモノは汁が垂れている。
「、、そん前にここ解くばい。我慢汁すごかし、もうよかろ。」
「ん”、、」
そう言いながらモノに縛り付けていたネクタイを解くと楽になったように倒れ込んでくる
「よっ、、と、そん体制じゃ触れんけん、、ほらこっちに倒れれッ、」
「ゔぁっ、」
力で無理やりベッドに押し倒した瞬間愛液が出てくる。
「これで気持ちようなるとか、どうなっとーとしゃ笑」
「はんにゃがこーしたんでしょッ、?早くしてよ、、」
煽るように笑うおかめが愛おしくてしょうがない、
結局、嫌いになるなんて無理なんだろう。
それなら血を流しても、死んでも一緒に居られるよな、俺ら。
…やっぱ狂ってるかな、この愛
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
🖤💜、、いいですよね、
前に書いた話なんですがだいぶ気に入っています。
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