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「――遅い」
資料室に一歩足を踏み入れた途端、待ち構えていた蓮の氷のような視線が突き刺さった。理人は反射的に奥歯を噛みしめ、拳を固く握る。
「あまりにも遅いから、今日は逃げ出したかと思ったよ」
「……んなわけ、ねぇだろ」
もし来なければ、あの写真が全校に、あるいは家族にばら撒かれる。その恐怖が、理人の足をこの地獄へと繋ぎ止めていた。
「フン、相変わらず反抗的な目だね。……まぁいいや。早速始めようか」
今日は何をさせるつもりだ。どうせ、まともな神経では考えられないような辱めに決まっている。
「ズボンを脱いで。下着も全部」
「……は?」
一瞬、何を命じられたのか理解できず、間抜けな声が漏れた。
「聞こえなかった? スラックスを脱いで、パンツも下ろせと言ったんだ」
「なっ……ふざけんな! 誰がお前の前で、そんな……ッ!」
「へぇ……逆らうんだ?」
途端に蓮の声から温度が消え、理人の背筋に凍りつくような悪寒が走る。
「できないならいいよ。写真は他にも山ほどあるし……どのカットを校内掲示板に貼ってやろうかな。ああ、そうだ。拒むなら、ケンジも一緒に犯してやろうか?」
嘲笑を浮かべた蓮の言葉に、理人は唇を噛み切らんばかりに力を込めた。屈辱で視界が歪む。
「……よせ! ケンジは、もう関係ねぇだろ!」
「君が『できない』って言うなら、仕方ないだろ?」
「くっ……この、クズがッ!」
睨みつけても、蓮は涼しい顔を崩さない。この卑劣な男の喉元を今すぐ掻き切りたい。だが、ここで逆らえばケンジが再び地獄に引き摺り戻される。それだけは、何としても避けなければならなかった。
「で? どうする。やるのか、やらないのか」
「チッ……」
理人に選択権などない。この男が握る「証拠」をどうにかしない限り、自分は永遠にこの鎖から逃れられないのだ。 理人は覚悟を決めると、震える指先でベルトを解いた。スラックスと下着が足元に落ち、無防備な下半身が冷たい空気に晒される。他人に「そこ」を見られているという羞恥心で顔が火を吹くように熱く、心臓の鼓動が耳の奥でうるさく打ち鳴らされた。
蓮は満足げに唇を歪めると、傍らの箱を開けた。中には、見たこともない形状の玩具が乱雑に詰められている。
「ねぇ、どれがいい? 選ばせてやるよ」
「ふざけるなッ! どれも嫌に決まってんだろ!」
「んー、そうだなぁ……じゃあ今日は、これで遊ぼうか」
理人の怒号を柳に風と受け流し、蓮が手に取ったのは細長い棒状の物体だった。長さは30センチほど。先端が丸く膨らみ、手元にはスイッチがついている。
理人は眉をひそめた。何に使う道具か見当もつかないが、ろくでもないことだけは本能で察した。 蓮がジリッと距離を詰め、理人は反射的に後ずさる。だが、背後にあるのは冷たい壁だ。トン、と背中がぶつかった瞬間、逃げ場を完全に塞がれた。
蓮の手が腰に回され、熱い身体を密着させられる。そのまま伸びてきた手が下肢に触れ、まだ萎えたままのソレを無造作に掴み上げた。
「なっ……おい、何す……っ!」
「暴れると傷ついて、二度と使い物にならなくなるかもしれないけど。いいの?」
手を壁に押し付けられ、耳元でねっとりとした低音が囁く。 その刹那、本来は排泄のための狭窄な孔に、冷たい異物が突き立てられた。ローションのヌルリとした感触と共に、ゆっくりと、しかし確実に尿道へ棒が埋め込まれていく。
「や、止めろ……ッ! 馬鹿!」
「静かにしろよ。壊したくないだろ?」
侵入してくる異物感に吐き気が込み上げる。中を傷つけられるという恐怖が、理人の抵抗する力を根こそぎ奪っていった。 ヌプヌプと、狭い粘膜を押し広げながら、棒は少しずつ深奥へと分け入っていく。得体の知れない恐怖に身を固くして耐えていると、突然、熱く尖った舌が耳孔に侵入した。
「ふぁっ!?」
瞬間、下腹部がじゅわっと熱くなり、鋭い快感が閃光のように脳を焼く。
「……へぇ。耳、弱いんだな」
蓮の声が微かに熱を帯びた。逃げようとする頭を押さえつけられ、濡れた舌先で執拗に内側を嬲られる。 その間も、尿道への侵食は止まらない。やがてコツンと最奥に辿り着いたのか、棒の動きが止まった。
だが、それは終わりではなく、真の地獄への合図だった。
蓮がおもむろにスイッチを入れる。 ヴゥン、という暴力的な振動と共に、内側から直接、肉茎を小刻みに叩くような刺激が炸裂した。
「う、んん……ッ!」
堪らず嬌声が漏れそうになり、理人は蓮を掴んでいた手を離し、自分の口を必死に覆った。 その無様な様子を愉しむように、耳への愛撫が激しさを増す。ねっとりと舐め上げられ、時折甘く歯を立てられるたび、内腿がビクビクと痙攣した。
(おかしい……こんなの、気持ち悪いはずなのに、なんで……っ!)
「あはは。いい反応。尿道にバイブ突っ込まれてんのに、善がってさぁ。そんなに気持ちいいんだ?」
「んぅ、んんん――っ!」
次第にせり上がってくる熱い射精欲に、理人は狂ったように首を振って抗った。 しかし、蓮は逃がさない。尿道バイブをゆっくりと引き抜き、再び奥へと突き入れながら、耳を執拗に攻め立てる。くちゅくちゅと濡れた音が鼓膜を直接震わせ、内側からの振動が前立腺を容赦なく叩いた。
膝が笑い、立っていられなくなる。 理人は自尊心の最後の一片をかなぐり捨て、支えを求めるように蓮の肩に強くしがみついた。
#すのあべ