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すちはいつもらんが着ているというパーカーを着る。
みことは思い出したかのような表情を浮かべて自分のスマートフォンを取り出した。
翠『 らんらんばっかりだね … 。 』
黄『 うん ! 大好きやから !! 』
みことのスマホケースは透明でその中には蘭の写真がプリントされて入れられてあった。
スマートフォンのロック画面やホーム画面はらんの写真で埋め尽くされていた。
黄『 これ ! それ着とる らんらん の 写真 ! 』
翠『 ぅ ぁ … 、かわ ぃ 。 』
みことがスマートフォンを操作しすちに見せたのは今すちが着ている服をらんが着ている様子だった。
どうやらゲームをしているようで撮られていることに気づいていない。
黄『 ゾンビ の こわ − い ゲ − ムしてたんよ 、めっちゃ かわええんやで !! 』
翠『 うん … 、ぁれ 。 』
翠( これ下 着てなくない ? )
写真の中のらんはパーカーから下はとても白く少し太い、柔らかそうな生脚が見えていた。
そんならんの写真に見惚れていたらみことがスマートフォンを取り上げて画面を操作し、再度画面を見せてきた。
それはメールアプリのQRコードだった。
黄『 な ! 連絡先 交換しよ − や ! 』
翠『 いいの ? 』
黄『 うん ! らんらん の 写真 いっぱい 送ったげる ! 』
翠『 ふふ 、ありがと 。 』
ドヤッとした表情を作りすちに向けるみこと。
すちはその言葉に笑みを浮かべて自身のスマートフォンを操作し連絡先を交換した。
丁度いいタイミングでみことの部屋の扉から、コンコンというノックの音がした。
桃『 着替え終わった ? 俺 もう 着替えたけど 。 』
扉の奥から聞こえたのはらんの声で待ちくたびれたような、呆れた声だった。
みことはらんを待たせていたことを思い出しドアノブを下に降ろして引き戸の扉を開いた。
黄『 待たせてごめんな ? 丁度 こっち も 着替え終わったんやで ! 』
桃『 そう ? ならいいけど 。 』
黄『 ごめんな ぁ … 。 』
桃『 別 に いいって 。 』
みことは扉を開けて顔の真ん前で手を合わせて深く頭を下げてから謝罪の言葉を口にした。
らんの不機嫌だった顔が元に戻りみことは安心して先程のようにらんを強く抱き締めて再度謝った。
それに対してらんは溜め息を吐きながらも優しく微笑んでみことの頭を撫でた。
桃『 すち は どんな服 着替えたの … 、 』
らんは少し背伸びをしてみことの後ろに隠れたすちを見た。それからすちの服装を見て固まった。
すちは困惑しながらもらんのことを見た。
翠『 似合ってなかったかな 。 』
桃『 いやいや っ ! そんなことないって ! 』
桃『 すち顔面偏差値 高いんだから そんな 落ち込む必要ないっしょ ! 』
桃『 すっご ぃ 似合ってる 、! 』
翠『 … そっか 。( 微笑 』
すちはらんの反応を見て似合っていなかったのかと不安に苛まれたがらんが全力で否定した影響で心を落ち着かせることができた。
らんはすちにお世辞のような言葉を掛けてニカッと笑いすちの今欲しい言葉を恥ずかしげも無く口にした。
その意見にすちは堪らなく嬉しいらしく耳を赤くさせて微笑みをらんに向けた。
桃『 いや ぁ 、それ みこと の クロ − ゼット に あるだけで いっつも 俺 が 奪って着てるからさ 。 』
桃『 ちょっと 驚いたって言うの ? 勘違いさせたなら ごめん 。 』
翠『 うんん 、いいよ 。ありがとう 。 』
『それじゃあ』とらんは切り出し、自身の部屋のある方向を指差した。
桃『 勉強会 始める ? 』
翠『 そうだね 。 』
桃『 みこと も 折角だし 一緒 に 勉強する ? 』
黄『 んぃや 、俺 一人 の 方 が 集中 できるんよね 、やから 大丈夫 。 』
黄『 ごめんな 、誘ってくれたんに 。 』
桃『 大丈夫 、こっちこそ ごめんね 。行こ 、すち 。 』
翠『 うん 。 』
らんの問い掛けにすちは応答し、みことも一緒に来るかと提案したらんだっだがみことはすちの気を考慮して断った。
らんはみことに謝罪をしてからすちの手を引いて自身の部屋に向かった。
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二人はらんの部屋に入り、すちは緊張してそこから何も動けなかった。
らんの部屋は質素という割には華やかで、煌びやかというよりは慎ましやかな印象だった。
翠『 部屋 綺麗だね 。 』
桃『 そう ? 普段 から あんま物 置かないから 。 』
翠『 そうなんだ 。 』
先程まで開けていたのであろう、クローゼットの戸が半開きになっていた。
クローゼットの中の服は多く無く、シンプルな黒や白の服、他には目立ち過ぎない程度の桃色や深緑が入った服が基調となっていた。
本棚の中には勿論勉強の為の本やらんが好きなゲームのカセットが入った箱、攻略本などもあった。
翠『 やっぱり ゲ − ム 好きなんだ 。 』
桃『 うん 、やってて 頭 使うし 、展開 が 面白いのもあるし 、目標達成した時 の 達成感 が 堪んなくって ! 』
翠『 んふ っ 、そうなんだね 。( 笑 』
桃『 ぁ ! こんなこと 言ってる場合じゃない っ 、勉強だ 勉強 ! 』
翠『 そうだね 。 』
目を輝かせながらゲームの楽しみを語るらんにすちはとても楽しそうに返事を返した。
らんは勉強をしなければいけないことを思い出し革鞄や部屋にある箪笥の中からワークや参考書を取り出した。
翠『 俺 は らんらん に 教えるため に 昨日 らんらん の 苦手な英語 勉強してきたんだ 。 』
桃『 え マジで !? ありがて − 。 』
すちもらんに続き筆記用具や学校のワークを机の上に広げた。
そして二人はシャープペンシルを手にし、勉強を始めた。
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夏『 一旦 十話 書けた !! 』
夏『 中間 が あるので 投稿難しくなると思います!今年受験生ですので!! 』
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