テラーノベル
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時計の針は23時を指している。
今日は、というかここ1週間は若井に会っていない。ギター関連のお仕事で出張中なんだ。
最近はそれぞれ個人のお仕事が増えてきたけどやっぱり寂しいんだよなぁ…
会えない寂しさを埋めるために曲作りに没頭していたらこんな時間になっていた。
そろそろ疲れたし、お腹も空いてるから、今作ってるフレーズが完成したら休憩しようかな。
ブーブー
規則的にスマホが震え出す。
電話?誰だろ。
スマホを手に取ると、若井の名前が表示されていた。溢れ出る嬉しい気持ちを何とか抑え、平静を装い電話に出る。
大森「もしもし。どーしたの?」
『あ、もしもし。や、なんとなく、話したいなって。』
大森「ふーん。なに、寂しくなったの?」
『まぁ、そんなとこ。』
大森「あはっ、可愛いとこあんじゃん。」
『うっせ!そっ、それより元貴は今何してんの!?』
寂しくて電話かけてくるとかかわいい。
大森「曲作り。だけどそろそろ腹減ってきたなーって思い始めてたとこ。」
『そうなんだ。そーいえば俺もお腹すいてきたかも。』
大森「じゃあ、リモートU〇er対決でもするか〜」
大森「先に届いた方の勝ち。負けた方の奢りね!」
『それ映画のやつじゃんか!笑」
大森「せーかい笑 よくわかったね笑」
『だって、我らが元貴の初主演映画だよ?何回も見て内容はほぼ記憶済みですから。』
大森「でもほぼなんだww」
そう言われると嬉しくなる。僕の初主演映画、いっぱい見てくれたんだ。
『元貴が映るとこを重点的に見てるからね!あとちょっと怖いとこは薄目で見たから結構怪しいね。』
大森「あははは!」
他愛のない会話を繰り返すうちに、僕の寂しい気持ちは溶けていた。
大森「いや〜あれは面白かったね!笑 またやりた…んあッ…っぶね〜」
スピーカーで電話していたので、机に置いていたスマホを落としそうになって反射で拾う。
『今なんで喘いだの?笑』
はぁ?!何言ってんの!?
大森「喘いでねーわ!スマホ落としそうになっただけだし!」
『ふーん?』
なんだよ、その含みのあるふーんは。
『…元貴の喘ぎ声ってえっちだよね。』
大森「はぁっ?きゅ、急に何言い出すんだよ!」
ほんと意味わかんない…!このへんた井!
構わず若井は続ける。
『気持ちいいときにぎゅって目を瞑ってるのも、一生懸命声我慢してるのも…』
大森「も、もういいから!変態!急になんなの!?」
『えーなんでよ。』
大森「恥ずかしいからに決まってんでしょ…!」
はず…///
『なに、照れてんの?かわいいね。』
大森「…照れてねーし。」
『ふふ。かわいいからずっと話してたいけどまだ仕事あるからそろそろ切るね!』
大森「ん…。」
少し離れたところに置いたスマホから通話終了の音がする。
大森「なんなのほんとに…変態じゃん…。」
さっき若井が言っていたことを考えてしまう。
…ぼくの声がえっち…?
でも若井とのえっち、気持ちいいからいっぱい声でちゃうんだもん…///
若井とのことを考えれば考えるほど、胸が高鳴って下半身が疼き始める。
あーもうっ、若井が帰ってくるまでシないつもりだったのに…///
大森「…そーいう気分になっちゃったじゃんか…わかいのばかぁ…。」
気づけば下は限界で、パンツを濡らしていた。
大森「…わかいのせいだもん。」
ズボンと下着を下ろし、大きくなってしまったソレを、ゆっくりと上下に扱く。
大森「んはぁっ、ん…///」
大森「あッ、んぅ…きもち…♡」
さらなる強い刺激を求め、指をくわえて唾液を絡ませると、後孔に挿入する。
大森「んっ♡あっ…♡うしろ、も…んあっ♡ん…♡」
快楽でゆらゆらと腰は動き続けるが、自分の指ではイイところには届かず、物足りない。
大森「お、く…とどかなッ…♡っ、ひろとぉ♡んっ♡」
大森「ひあッ…♡ひろとの…ほしいぃ…♡」
若井の名前を呼んでしまう。
はやく、若井のでぐちゃぐちゃにしてほしい///
大森「んッ…///たりない…ッ♡」
胸の突起を自分で弄ったりもしてみるが、絶頂には達せず、涙が零れてくる。
大森「あ”ッ…♡んぅ…♡イけないぃ…♡」
トプトプと透明な雫が溢れるばかりでどうしたらいいか分からず、また名前を呼ぶ。
大森「んん…♡も、やだぁ…ひろとぉ…///」
若井「なーに。」
大森「へ…?」
求めていた声が聞こえ、思考が停止する。
動きを止め、振り返ると笑みを浮かべた若井の姿が目に入る。
大森「え、なんっ…ぅえ…?いつ…??」
頭が真っ白になり、混乱する。
なんで若井がいるの…?
色んな気持ちが交錯する。
若井「来たのは今だけどー、電話はずっと繋がってたから全部聞こえてたよ♡」
うそ…。全部…?
大森「え…っあ…!」
ようやく状況が掴めてきて、冷静になった僕は慌てて身体を隠す。
そんな…意味わかんない…。頭が恥辱で満ちていく。でも、 どこか喜んでいる僕がいた。
若井「ね、1人じゃイけなくなっちゃったの?」
僕は小さく頷く。
若井「ねぇ、元貴。俺にどうしてほしい?」
大森「…っ」
恥ずかしくて堪らないし、身体のムズムズも増していくなか、僕が発した言葉は。
大森「…わかいのでおれをぐちゃぐちゃにしてください…ッ」
若井「よく言えました。」
頭を撫でてもらいながら、深く、愛のあるキスを貰う。
次えちします!どっち視点がいいですか?
コメント
11件
2人の素敵な方がリクエストしてくださったので若井視点にします!
若井視点がいいです!
若井視点!