ur「はぁ、マジ疲れた…。」
俺は今、高校生だ。明日翔高校というまあまあ良いところで、3年生になった。
ur「ふぅ、帰るか…。」
et「あれっ?うり!?」
ur「え?えと!?」
俺はえとがこの高校に通っていることを知らなかった。
ur「えとって、この高校なの?」
et「うん!え、うりも…?」
えとは、いつも俺のことを”うり”と言う。親しみやすいように、俺がそう呼べと言った。
ur「それにしても…えとはこんな時間まで何してたんだ?」
et「部活!うりもでしょ?」
ur「あぁ、そうだけど…どこ?」
et「合唱部!うりは?」
ur「俺は美術部とテニス部。」
et「え、掛け持ち!?」
ur「美術部が緩いからな。」
et「えぇ…なにそれ、絶対楽しいじゃん!ずるい…!」
ur「はは、まあな。まあ、どっちも全力でやるから、時間なかなかないけど…。」
et「大変なんだね。うり、今帰り?」
ur「おう。」
et「ほんと!?じゃあ、一緒に帰ろう!わたし、こっち方面誰もいないんだ〜!」
ur「仕方ねぇな、行くか。」
et「うん!」
ur「着いたな。部活、頑張れよ。」
et「う、うんっ!ありがとう!うりもねっ!」
ur「おう。」
ur「はぁ〜!相変わらず可愛いなぁ、あいつ…。」
母「うり!今、えとちゃんと帰ってきてたわよね?付き合い始めたの?」
ur「違うけど…。なに?まだ狙ってんの?」
母「当たり前よっ!あんなに可愛い女の子、義理でも娘にしたいもの!」
ur「はぁ、まだ言ってんのかよ。いい加減、そういうのやめたら?」
母「はぁ?あんたが何言うの?あんたはわたしが楽に生きれるように手助けすれば良いのよ。」
ur「…変な理屈。俺、部屋行くから、入ってくんなよ。」
母「あんた、いつそんな子に育ったのよ!早くご飯つくりなさい!風呂掃除もね!」
ur「やるわけねぇだろ、バーカ。」
俺は、ストレスが溜まりまくって、母さんに強く当たるようになった。
そうしたら、俺はだいぶ楽になった。
ur「無様だな。あいつ。」
愚痴を言うだけで楽になる。
あいつの為になんか、働きたくない。
だとしたら…俺がえとと付き合うのも…親に貢献することになるのか?
じゃあ、俺は…。
ur「えとと付き合いたくない…?」
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コメント
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投稿早い!!*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*続き楽しみです!!待ってます!!