テラーノベル
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桃 姫@フォロバ
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第11話:三日三晩の独占・狂愛の狂宴
穏やかな海原を進む『黒狼号』。
ある朝の朝食時、船長執務室のテーブルにて、レヴィがグラスを置きながら静かに言葉を切り出した。
レヴィ:「……シオン。今日から三日間、特別なお前のお世話期間を設ける」
シオン:「えっ……? お世話期間ですか……?」
パンを口にくわえたまま、シオンはパチパチと蒼い瞳を瞬かせた。
フェニ:「ふふ、親分。ついにそれを提案するんですね」
ガルド:「チッ……まあ、いつも三人で争ってシオンを取り合うのも疲れるからな。俺は賛成だ」
シオンは何のことか分からず首を傾げた。
レヴィ:「ルールは簡単だ。今日から一日一人ずつ、お前を完全に独占する。その日は他の二人は一切干渉しない。一日目は俺、二日目はフェニ、三日目はガルドだ」
シオン:「ええっ!? 一人ずつ僕とお泊まりするんですか!?」
ガルド:「お泊まりっていうか……まあ、そういうことだ。ガキ、覚悟しておけよ」
フェニ:「ふふ、楽しみですねぇ、シオンくん。僕の日は一日中、君を甘やかしてあげますよ」
レヴィ:「よし、決定だ。……ではシオン、今すぐ俺の部屋の奥へ来い。今日はお前を指一本、外に出さん」
こうして、主人公シオンが三日三晩、攻めたちに一人ずつ濃厚に独占され、貪り尽くされる夢のような(そして過激な)3日間の幕が開けたのだった。
【1日目:船長レヴィの独占日】
午前中、船長執務室の最深部にある、重厚な扉で隔てられたレヴィの個人寝室。
室内に差し込む光は最小限に絞られ、薄暗い空間にレヴィ特有の力強く甘い体臭と、煙草の香りが漂っていた。
レヴィは革のソファーに深く腰掛け、シオンを自分の膝の上に抱き上げていた。
シオン:「わぁ……船長さんのお部屋の奥って、とっても静かですね。なんだか落ち着きます」
シオンはレヴィの胸に背中を預け、無邪気に足をぶらぶらさせている。
だが、シオンを抱きしめるレヴィの腕の力は、普段の何倍も強かった。
レヴィ:「静かなのは当たり前だ。今日一日、この部屋には俺とお前しかいない。フェニもガルドも、誰も邪魔はできん」
レヴィの低い声がシオンの耳元に吹き付けられる。
シオン:「船長さん……? なんだか、お顔がすごく真面目です……」
レヴィ:「真面目にもなる。……シオン、お前は自分がどれほど俺を狂わせているか、理解しているのか?」
レヴィはシオンの華奢なアゴを強い指先で持ち上げると、そのまま逃げ場を塞ぐように深く深い接吻を交わした。
シオン:「んむっ……!? !?!? ん……っ、あふ……っ!」
シオンの瞳からポロポロと涙が溢れ出る。
普段は冷静沈着な絶対的指導者であるレヴィだが、シオンを一人占めできるこの空間では、内に秘めた凄絶な独占欲を隠そうともしなかった。
シオンの口内へ侵入する舌は、舌苔を舐め回し、唾液を貪り、シオンの息すらもすべて己の体内へ取り込もうとするかのように激しく動き回る。
シオン(心声):(あ……っ! 船長さんのお口……すごく深くて……息ができないよぉ……っ!)
苦しさにシオンがレヴィの胸を両手で叩くが、レヴィは抱き締める腕を強めるばかりで、一向に離そうとしない。
数分間にも及ぶ濃密な吻の末、ようやく唇が離された時、二人の間に銀色の糸が太く引かれた。
シオン:「はぁっ……はぁっ……! せ、船長さん……っ、いきなり……苦しいです……っ!」
頬を真っ赤にし、息を乱すシオン。
だが、レヴィの金色の瞳は獣のように濁り、情熱の火を燃やしていた。
レヴィ:「まだまだ足りん。お前の首輪も、この肌も、すべて俺のものだと全身に刻み込んでやる」
レヴィはシオンの白いシャツのボタンを上から一気に引きちぎった。
パチパチとボタンが弾け飛び、胸元から腹部にかけての滑らかな白磁の肌が露わになる。
シオン:「ふゃあっ……!? お洋服が……っ!」
レヴィ:「服などいらん。今日のお前は、俺の愛を受け取るためだけに存在しろ」
レヴィはシオンの首筋、鎖骨、胸元へ、荒々しく歯を立て、激しく吸い上げていく。
ジュウジュウと音を立てて皮膚が赤く腫れ上がり、そこに鮮やかな紫色の熱い刻印が次々と刻まれていく。
シオン:「あぅっ……! 船長さんっ、痛い……っ! 噛むの強すぎますっ……! あつくて……痺れちゃう……っ!」
シオンは背中を大きく反らせ、爪を立ててレヴィの広い肩にしがみついた。
傷口から滲み出る一滴の純度の高い血。それをレヴィは喉を鳴らして舐めとり、恍惚とした表情を浮かべる。
レヴィ:「ん……っ。極上だ、シオン……。お前の血も、声も、身震いする身体も……すべて俺を満たしてくれる」
昼から夜、そして深夜に至るまで、レヴィはシオンを一度も床に降ろさなかった。
膝の上に抱いたまま、ソファーの上で、ベッドの上で、何度も何度もシオンの唇を奪い、全身に新たなキスマークを刻み込み、己の存在をシオンの身体と記憶に深く塗り重ねていったのだった。
シオン:「船長さん……っ、もう……お口が……体が……熱くて……っ」
夜が更ける頃には、シオンはレヴィの胸の中ですっかり体力を使い果たし、甘い吐息を漏らしながら、抱きしめられたまま眠りに落ちていった。
レヴィは眠るシオンの髪を愛おしそうに撫で、そのおでこに優しくキスをした。
レヴィ:「……おやすみ、俺の可愛いシオン。明日は別の奴らだが……お前の心は俺から離さん」
【2日目:航海士フェニの独占日】
二日目の朝。
レヴィの部屋からぐったりとした(しかし幸せそうな)シオンを引き取ったのは、航海士のフェニだった。
フェニがシオンを連れ込んだのは、船の最上階近くにある薄暗く静かな『天体観測室』だった。
室内には数々の星図や天球儀が並び、大きな天窓からは青い海と空が一望できる。
フェニ:「ふふ、ようこそシオンくん。僕の特別な部屋へ」
フェニは優雅に微笑みながら部屋に鍵をかけると、シオンを天体観測用の大きなふかふかクッションの上に座らせた。
シオン:「フェニさんのお部屋、星がいっぱいで綺麗……。あ、でも、身体がちょっとフワフワします……」
昨日のレヴィによる濃密な愛撫の余韻で、シオンの体にはまだ熱が残っていた。
フェニ:「ふふ、船長に随分激しく愛されたようですね。首筋も胸元も、船長の印だらけだ。……でも、大丈夫ですよ。今日は僕が、君を優しく、もっと気持ちよく『溶かして』あげますからね」
フェニは手に持っていた小瓶を取り出した。そこには、昨日よりもさらに甘く官能的な香りを放つ特製のマッサージオイルが入っていた。
シオン:「オイル……? フェニさん、またぬるぬる塗るんですか……?」
フェニ:「えぇ。君の疲れた体と心を解きほぐすための、特別なご褒美ですよ」
フェニはオイルを自分の手になじませると、シオンの服を静かに脱がせていった。
昨日のレヴィの痕が残る肌に、フェニの温かく滑らかな手が滑り込む。
シオン:「んあぁっ……!? ふ、フェニさん……っ! 手が……ぬるぬるして……あついよぉ……っ!」
フェニの愛撫は、レヴィの荒々しい激しさとは対照的だった。
非常に繊細で、指先でシオンの過敏な肌をじわじわとなぞり、脈打つ場所や気持ちいい場所を正確に突き示して圧迫していく。
フェニ:「ふふ……ここはどうですか? ほら、背筋を撫でられると、ゾクゾクするでしょう?」
シオン:「あ……っ……んあっ……! ゾクゾクする……っ! フェニさんの手……すごく気持ちいいけど……なんだか変になっちゃいそう……っ!」
フェニの手は背中から脇腹、そして胸の小さな蕾へと滑り落ちる。
オイルで濡れた指先が、シオンの突起をキュッとつまみ上げ、クリクリと優しく、けれど執拗に愛撫する。
シオン:「ひゃんっ……!? んんんっ……! やだ……胸のこと、!、ダメぇぇっ……! フェニさんっ、イジじわる……っ!」
シオンは快感に涙を浮かべ、身体をねじらせて逃げようとする。
だが、フェニは柔らかな笑みを浮かべたまま、シオンの膝の間に自分の身体を滑り込ませ、がっしりとシオンの太ももを押し開いた。
フェニ:「逃げてはダメですよ、シオンくん。今日は僕だけの時間なんですから。……ほら、ここもこんなに熱くなっている」
フェニの指先が、シオンの太ももの内側から一番過敏な中心部へと滑り落ちる。
直接的な触れ合いではないものの、布越し、そして指先の絶妙な圧迫によって、シオンの体に未体験の甘い刺激が直撃した。
シオン:「あ……っ……ぁああっ……!? !?!? フェ、フェニさん……っ! 何か……あたって……っ! あつくて……頭がおかしくなっちゃうよぉっ……!」
フェニ:「ふふ……あは……。いい声ですねぇ、シオンくん。僕の名前を呼んで、もっと乱れてください……」
フェニはシオンの耳たぶをはむりと口に含むと、甘い吐息とともに言葉を吹き込み、同時に指先の動きを早めていく。
知識と技術に長けたフェニのハメ技のような官能的な愛撫に、シオンの理性のタガは完全に崩壊した。
シオン:「フェニさんっ……フェニさんっ……! 気持ちいい……っ! ぼく……ぼく……溶けちゃうよぉっ……!」
フェニは泣き叫ぶシオンの唇に優しく自分の唇を重ね、その涙を舐めとりながら、一日をかけてじっくりと、シオンの全身を己の甘い毒で染め上げていった。
夜が訪れる頃、天体観測室のクッションの上で、シオンはフェニの腕の中で完全に力を抜き、トロトロに甘えきった表情で眠りについたのだった。
フェニ:「ふふ……本当にお手上げですね。こんなに可愛く鳴かれたら……一生離したくなくなってしまう」
【3日目:用心棒ガルドの独占日】
三日目の朝。
フェニの部屋から、半ば夢心地のシオンを抱え上げて自分の部屋へと連れ去ったのは、用心棒のガルドだった。
ガルドの部屋は、船の最下層にある武骨で広い部屋だった。
筋トレ用の重りや剣の手入れ道具が転がっているが、ベッドの上だけはシオンのために、ガルドが事前に用意させた最高級のふかふか毛布が敷き詰められていた。
ガルド:「よし……やっと俺の番だ……!」
ガルドは部屋の鍵をガチャリと閉めると、ベッドの上にシオンをそっと降ろした。
シオン:「ん……ガルドさん……? お部屋、とっても広いです……」
シオンは目を擦りながら、ガルドの大きくて武骨な部屋を見回した。
ガルドはシオンの前にドサリと座り込むと、赤い顔をして後頭部をかいた。
ガルド:「おう……。なにもねぇ部屋だが、今日一日、俺とお前だけで過ごす場所だ。……おい、体は大丈夫か? レヴィやフェニに変な真似されなかったか?」
シオン:「変な真似……? 船長さんもフェニさんも、とっても気持ちよくしてくれましたよ! でも……なんだか体がポカポカして、恥ずかしいです……」
シオンが頬を染めて微笑むと、ガルドの理性のタガが限界を迎えた。
ガルド:「っ……! お前な……! そういうことを無防備に言うなってんだよ……っ!」
ガルドは我慢できなくなったように身を乗り出すと、シオンの華奢な体をドッサリと大きな胸の中に抱きすくめた。
シオン:「わっ……! ガルドさん……っ! ぎゅーって、強いです……っ!」
ガルドの抱擁は、レヴィの威圧感やフェニの優雅さとは違う、直球で不器用な「全力の愛情」そのものだった。
潰れてしまいそうなほど強い力だが、シオンを命がけで守ろうとする温かさが全身から伝わってくる。
ガルド:「シオン……俺はな、難しい言葉は使えねぇ。レヴィみたいにお前を格好良く支配することも、フェニみたいにお前を上手く甘やかすこともできねぇ……」
ガルドの声が、シオンの首元で低く震えていた。
ガルド:「だがな……俺がお前を好きな気持ちは、誰にも負けねぇ! お前が欲しくて……お前を俺だけのものにしたくて、毎日頭がおかしくなりそうなんだよ!」
直球すぎる元騎士の告白。
シオンはその迫力と温かさに胸を打たれ、蒼い瞳を揺らした。
シオン:「ガルドさん……」
ガルド:「……だから、覚悟しろ。今日一日……お前に俺の愛を全部叩き込んでやる!」
ガルドはシオンをベッドの上に押し倒すと、その白い首筋、太もも、胸元へ、荒々しく唇を押し当て、力任せに血と熱を吸い上げた。
シオン:「あぅっ……! ガルドさんっ……! んんっ……あつい……っ!」
ガルドの愛撫は不器用だが、一番情熱的で熱かった。
シオンの小さな手を取り、己の大きな手で深く指を絡め合わせ(恋人繋ぎ)、シオンの唇に何度も何度も、熱いキスを叩き込んでいく。
ガルド:「シオン……俺の名前を呼べ! 俺だけを見ろっ!」
シオン:「んぐ……っ! ガルドさん……っ! ガルドさん、だいすき……っ! ガルドさんっ……っ!」
シオンが涙を流しながらガルドの名前を呼ぶたび、ガルドの胸は歓喜で満たされ、さらに強くシオンを抱きしめ、全身に己の「印」を刻み込んでいった。
不器用な男が全霊を傾けた愛の貪り。
シオンはその熱量に身を任せ、ガルドの腕の中で何度も叫び、やがて幸せな充足感の中でガルドの胸に顔を埋めて眠りに落ちていったのだった。
ガルド:「あぁ……シオン……。ありがとな……俺のシオン……」
ガルドは眠るシオンを腕の中に固く抱き締め、その額に誓いのキスを落としたのだった。
【エピローグ:4日目の朝】
三日三晩の「お世話期間」が明け、4日目の朝。
船長執務室のキングサイズベッドには、三日ぶりに4人全員が集まっていた。
ベッドの中央で、シオンはダボついたナイトシャツを着て、すやすやと幸せそうな寝息を立てていた。
そのシオンの姿を見た攻め三人は、一瞬言葉を失った。
シオンの首筋、鎖骨、胸元、腕、そして太ももに至るまで――レヴィの赤紫色のキスマーク、フェニの鮮やかな愛撫の痕、ガルドの生々しい歯痕が、まるで豪華な絵画のように隙間なく全身に刻み込まれていたのだ。
まさに、男三人からの狂おしいほどの愛と執着の「絶対的結晶」。
レヴィ:「……フッ。随分と派手に刻み込んだものだな、ガルド、フェニ」
フェニ:「ふふ、それを言うなら親分こそ、初日に随分と激しくおやりになったでしょう?」
ガルド:「二人とも黙れ! 俺が一番シオンに愛を伝えたんだ!」
三人が朝からバチバチと火花を散らしていると、シオンが「ん……ふあぁ……」と可愛らしく目を覚ました。
シオン:「あ……船長さん、ガルドさん、フェニさん……。みんな、おはようございます……!」
シオンは目を擦りながら起き上がると、自分の身体に残された大量の「愛の痕」を見て、ふにゃりと天使のような笑顔を浮かべた。
シオン(心声):(うわぁ……すごいなぁ! 三日間、みんなが順番に僕をいっぱい愛してくれたんだ……!)
相変わらずの超・無自覚。
シオンは「印=みんなからの最高の愛」と理解し、嬉しそうに三人の胸の中にパタパタと飛び込んでいった。
シオン:「船長さんも、フェニさんも、ガルドさんも……僕、みんなの『お世話』とっても幸せでした! またやってくださいね!」
無邪気すぎるシオンのおねだりに、レヴィ、フェニ、ガルドの三人は一瞬でノックアウトされた。
レヴィ:「……ハァ。本当にお前というガキは……」
フェニ:「ふふ……あはは! 最高ですね、シオンくん!」
ガルド:「お前な……! 次やったら本気で腰が立たなくなるまで愛してやるからな!」
三人の男たちは顔を見合わせると、苦笑いを浮かべながら、シオンの小さな体を三人で同時に強く抱きしめたのだった。
どこまでも広がる蒼い海。
逃げ場のない『黒狼号』の上で、三人の男たちと、無自覚な人魚の少年の甘く狂おしい「ディストピアの航海」は、これからも永遠に続いていくのだった。
コメント
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うわっ、3日間それぞれ違うタイプの独占愛、贅沢すぎるっしょ……! レヴィの支配的な狂愛、フェニのじっくり甘やかす技、ガルドの不器用でまっすぐな愛情、ぜんぶ刺さったわ。シオンくんの無自覚な天使っぷりがまた破壊力高くて、最後の「またやってくださいね」で三人まとめてノックアウトされてて草。愛の痕を「みんなからの愛情」って純粋に受け取るところがこの子の魅力だよな〜。贅沢な3日間ごちそうさまでした!