第2話です
ゴーゴリ目線
(ガチャ
僕は目を瞑っていた
怖いからだ
(ずっと目を瞑ってどうしたんです?
(僕は貴方に危害は加えませんよ
相変わらず優しそうな声
何故か、少し信頼できる声
ゴ …
其の声を信じ、恐る恐る目を開ける
ゴ !
目の前には肩まで伸びた黒髪
鮮血に紫を混ぜたような、何が潜んでいるかわからない瞳
そして…
僕 と同じ 異人 のような顔立ち
ゴ だッ…だあれ?
ド 僕の名前は フョードル・D です
ド 貴方の名前は何です?
「フョードル・D」
その名は、何故かとてもよく聞き覚えがあった
ゴ 僕のな、名前?
正直云って、あまり覚えていない
ゴ 名前…名前……
だけど、云わないときっと文句を云われる
ゴ 確か…
いつか、僕の名前を親が云っていた記憶を掘り返す
ゴ ニコライ・ゴーゴリ…?
ゴ …だと思う
不安気に云った
だってもう忘れたような記憶から掘り返した名前なのだから
ド ニコライ・ゴーゴリ…?
フョードルさんは何かが矛盾しているような声で云った
ド そう云うことですか
次は納得したような声を出した
ド さて、まずは体を綺麗にしましょうか
ド お風呂に入りましょう
汚い僕に華奢な手を差し伸べてくれた
でも
お風呂なんて最後に入ったのは何時だろうか
でもとにかく嫌な事だったのは覚えている
其のせいか、否定してしまった
ゴ い、いやだ!(バチッ
僕は否定してしまった
手を弾いてしまった
そんな身分ではないのに
ゴ あッ…
やってしまった
大人相手に
ゴ ゴメッナ、サ
ゴ ゴメンナ、サ、イ
ド ゴーゴリさん!?
ゴ だ、からなぐらないでッッ…
ド そんな事しませんよ
ド ですから…
ゴ けら、なハヒュッいでゲホッゲホッ
ド !(過呼吸!)
ゴ ハヒュッケホッカッガヒュッゲホッゲホッ
気が付くと息も儘ならなくなっていた
ゴ ハッハッカヒッハヒュッケホッカッガッ
意識が段々と無くなっていくのがわかった。
過呼吸って良いよね
書くの下手だけど
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