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※nmmnです。
※実在する人物の名前を借りておりますが、現実の人物とは一切関係ありません。
※妄想の世界でありフィクションです。
※作品を無断で転載したり、真似や抜粋などして投稿することはお断りしています。
※snsなど多くの人の目の届く所で感想を言ったり、作品について話すことは断固お断りしています。
※問題であれば消します。
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2杯目の缶を開けた。
妖艶に髪を振る仕草は、見蕩れてしまうほど絵になっている。
rt「んん…」
sスイッチがオフの日、そう…普段の彼の姿は、まるで無防備そのものだった。
瞬きの間に目を瞑り、寝転がりもしないまま机に伏せている。
そんな参る彼に、隙だらけになった言辞にすかさず槍を入れて煽る。
ky「まだ2杯目だよ、rtさん」
ky「お酒弱いなぁ笑」
普段の軽口を述べる彼に唯一歯向かえるタイミングは、ここだけ。
ヘラヘラと何食わぬ顔で俺の上に立つ彼に、俺は長い間ずっと不本意な気持ちを抱えたままだったのだ。
お酒が弱いと聞いて、すぐさま実行に移したが…案の定、彼は俺の思い通りだった。
こうなってしまったからには、今日、俺が上、彼には下になってもらうつもりだ。
最近激しめだったし、丁度いい仕返しが出来そう。
ソファに彼を置き、足元を跨ぐ。
rt「…?」
rt「何してんの?」
突然彼は瞳を開く。
彼の顔を直視すればするほど、行為中の彼とはあべこべな無防備姿に思わず心を奪われる。
顔が蕩けて、上目遣いで、赤面させて…
こんなの、胸の奥がザワつかない訳無いのだ。
ky「…可愛い」
心の中で叫んだ言葉が、無意識に発言として出てしまった。
これは愛おしいと言う意味で言ったのではない。
「女々しい」「滑稽で哀れな姿」と、相手を侮るような意味で言ったのだ。
そう言うと…彼は恐ろしいほどに、俺の言った言葉の意味をまるで見透かしているような、そんな空気が漂わせた。
rt「…はは」
rt「可愛い?俺が?」
それは、何処か可笑しそうな、凛々しく端麗な表情をしていた。
どこからどう見ても、その面持ちが「可愛い」とは到底思えない。
でも、ここで可愛いと挑発し続けないと、俺が彼に屈されてしまうようで怖かった。
ky「れ、rtさんは…可愛いよ」
ky「すっごく可愛い」
ky「今日は、俺に軽口なんて言わせないから」
どうしても負けていられない。負けたくない。
そんな想いを向き出すように両目を細める。
rt「ふぅん…kyくんにはそう見えてるんだ」
彼の後ろには、小悪魔のような者が姿を表した。
背後霊のように…取り憑かれているように。
rt「俺だけじゃ無かったみたいね?」
獲物を前にした肉食獣のような、楽しそうに愉快に笑っている。
ky「…っ」
無意識に彼に飲み込まれてしまい、いつもの受け身に引き戻されてしまう。
こうなったら、言葉に押し潰される前に、もういっその事口を塞いでしまおう。
ky「目…瞑って」
息が混ざり合うほど近づき、柔らかな唇が触れ合った。
ky「っ…ん…」
反応を見ながら水音を立てたり、舌を絡ませたり、いつも彼がしている技を模倣してみた。
…それでも、彼は一向に表情を変えず、俺に弱みを見せてくれる事は無かった。
ky(え…な、なんで)
rt「…ぷはっ……下手くそ」
瞬間、強引に頭を押さえつけられ、息を吸う瞬間も無いほどに唇を奪われた。
ky「ふぁっ…!?」
軽いキスは、やがて舌を絡ませる濃厚なディープキスへと変わっていく。
ky「んぁ…んん…ぅん…!」
蕩けるように上手いキスは、うっとりするような…支配されているような。
心の奥まで逃げ出さない、何一つとして奪わせない感覚に身体が飛び跳ねる。
無我夢中でキスに没頭し、自分の目的が何なのか分からなくなってしまうほどに。
rt「…ん」
ベルトを外し終えると、彼はそっと唇を離す。
周りが見えていなかったくらいに夢中になっていて、ソファで押し倒されている目的は、何時しか俺に変わっていた。
rt「それで俺の弱みを握れたとでも思った?」
見下ろされる感覚に、何故か喉奥がキュンキュンして目線を離せない。
ky「はぁ…はぁ…」
彼に抱き付き、俺の方へグッと寄せていく。
rt「もっと?」
無意識に手が伸びて、彼の心の胸中にしがみついていく。
俺だってそんな簡単に敗れる気はない。彼の思い通りにさせるなど、プライドが許さないのだ。
ky「rtさん…可愛いよ」
rt「あっはは笑まだ言うつもり?」
指が俺の顎に触れ、ゆっくりと顔を上げさせる。
その仕草は、何処か有無を言わせない冷ややかさを帯びていた。
rt「じゃあ、二度と俺に可愛いって言えなくなるような身体にしてあげる」
片手で支えられた顎が、手指全体で少しずつ上へ持ち上がる。
膨れ上がった首筋が彼の舌先でゆっくりと、音を引きずり出すようになぞられた。
ky「ひぁっ…!んんぅ…」
酔っているのもあるのだろう。
普段の焦らしてくる彼ではなく、色気が増して、気持ち良いとこにスっと入られるような…
ky(これ…やばい)
ky(壊れちゃう、かも)
そう悟った時には、もう遅かった。
小さな弱い動物が、大きな肉食動物の捕食者を相手に勝ると思ってた事が、あまりにも無茶だった。
rt「っ…は」
rt「こんな時でも…?笑」
甘く蕩けた表情で微笑む。
枕に深く顔を埋めていたが、逃げられぬ視線は彼に向けていた。
ky「あ”っ…あぁあっ…」
ky「ぅ…ん…うん…!」
首を縦に振るけれど、自ら腰を振る行為に惑わされ、俺は何がしたいのか曖昧になってくる。
そう言うと彼は「そう…」とニヤけて、背筋に悪寒が走るような低い声でこう囁いた。
rt「可愛いね」
頭が飛びそうな状況でも、彼の言っている意味くらい分かる。
この言葉責めは、さっきの負けん気が強い俺を打ち消すほどの破壊力があった。
ky「ぃ”…く…気持ち…ぃい…」
溢れ出た愛液がソファや絨毯、あちこちに散りばめられていく。
予期せぬ現実に向き合うことが耐え切れなくて、涙を流しながら眉を寄せる。
こうしたら終わってしまうのに、何の躊躇もなく俺は目を瞑った。
rt「…いいね、その顔」
涙を拭おうとしたのに、彼は俺の手を捕まえて逃げさせない。
ky「あ…んぅっ…!やめっ…て…」
ky「もう…負けでいい、から…」
ky「ごめ…ん…」
気が付けば、不随意に俺はそう言っていた。
いや、不随意で無くとも、もしかしたら時間の問題だったかもしれない。
…そう言ったのに、彼はまるで満足していないようだった。
ky「んぐっ…!ぃやっ…やぁだっ…! 」
ky「もっとっ…ゆっく…り…!」
腰の動きは更に加速して、俺の両手を解放する気は更々無いように抱きしめる。
rt「負けるから…解放しろって、言いたいの?」
rt「俺はまだ満足してないから…付き合って」
ky「あ”っ…ん…やぁっ…!」
先程よりも強い水音が、二人の密着した身体の隙間から弾けるように鳴り響く。
ky「いやぁっ…!イく…い”くぅっ!!」
激しいのに、身体は痛々しくない。
でも…心を操られてるみたいで、手の平で踊らされてるみたいで…どこか胸に空洞がある絶妙な感覚。
いずれその感覚も、 彼の手によって支配されてしまうんだろうけど。
rt「…っはぁ…気持ち」
ky「ぁ…うぁっ…」
中に全てを注がれると、穴は水と空気が混ざりコポコポと喘ぎを上げて溢れ出てくる。
ky「ふっ…ぅ…くっ…」
行為を終えても、大粒の涙はまた次々に溢れ出てくる。
rt「まだ泣いてんの?笑」
rt「ほら、泣かないで」
彼は俺の頬を撫でると、それの次いでのように親指で涙を掬った。
目線が合うと、彼はゆっくりと微笑んだ。
伏し目で長いまつ毛がより目立ち、女性のようで男らしい薄い唇は赤く染まり、その姿はまるで絵画的だった。
ky「ん…」
ky「…ふふっ」
胸に頭を預ければ、俺の心音が彼に届いてしまいそうで、自然と頬が緩む。
ky(…はぁ)
ky(やっぱり、敵わないや)
「可愛い」その言葉だけで、彼は相手に媚び売りなんてしない。
必要な時だけ利用して、使い物にならなかったら拒絶する身勝手な人物。
それでも、俺は彼から離れるなど、嫌いと思ったことは1度たりとも無かった。
優しく…そう、こんな風に、油断した隙に、彼が「可愛い」を見せてくるから。
コメント
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えっと…第3話、読み終わったよ〜😳💦 もうね、最初から最後までドキドキが止まらなかった…! 「可愛い」って言葉の使い方、めっちゃエモいし切ない…。 rtさんの余裕のある感じと、kyくんの必死さの対比がたまらない…! あと、最後の「敵わないや」がめっちゃ刺さった…好きすぎてもう叫びたい😭💕 続きも絶対読むよ〜!!