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え最高すぎません?! 表現好きです!
最近涼ちゃんが同じ曲ばっかり聴いている、しかも俺らの歌じゃないやつ。
「ねぇ、涼ちゃん最近ずっとそれ聴いてるよね?」
「そうなのー、インディーズでバンドしてて、すごく印象に残る曲作ってて、最近リピートしてるんだ」
ほらっと、そのバンドの動画を見せてくれる。
へぇー、若い男の子ばっかりのバンドねぇ、印象に残る曲ねぇ···
「隣にこんなすごい俺がいるのに?そんなこというんだぁ」
スマホと涼ちゃんの間に入り、ぐっと顔を近づける。
「ちょ、近いよもときぃ···」
耳まで赤くして手で顔を隠そうとする、もう恋人になってしばらくたつのに初々しい反応が可愛くて手を押さえて顔を更に近づけてキスをする。
「ぅ、んっ、もとき、もぅ···」
スマホを奪い、床に落とす。
「こっちに集中して」
その柔らかい唇に噛み付くように激しくキスを繰り返す。
はぁっと少し苦しそうに唇をあけたところに舌を入れて絡ませる。
ぴちゃぴちゃと卑猥な音が響く。
「ん、苦し、はぁ···」
「俺の前で他のヤツなんか見てるからだよ、もっと苦しくなって···」
手を押さえつけ、涼ちゃんの上に跨り更に深くキス、舌を吸って、軽く噛んですっかりおっきくなった俺のものを涼ちゃんにぐっと押し付けた。
「元貴のおっきくなってる、んぅ、気持ちいい···」
はぁはぁと肩で息をしながらとろんとした瞳で見つめられるとこれからどう抱いてやろうか、という気持ちでいっぱいになる。
けど、今日はあいにくこれから仕事で、そろそろ出なきゃいけない、それは涼ちゃんも同じだった。
「俺以外の人を見てた罰だよ、夜までお預け、ね」
ちゅ、と軽くキスをしてから濡れた唇で耳にもキスを落とす。
「ぁっ、も、元貴いぢわる···」
「仕事場でも他の人なんか見てたら許さないからね、それが岩井でもだめ」
「若井でしょ笑 だいじょうぶ、僕は元貴だけのものだよー、ふふ」
なんだか余裕があるところが納得いかないけど···
次はないからね、と小さく呟いておいた。