TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

ポケカメンside


ポケカメンさん。とてもいいにくいのですが…あなたは……

若年性認知症の可能性があります。

🐷「認知症…」

「会話が成立しなかったり、極端に忘れっぽかったりそれはアルツハイマー病の症状です。」

🐷「……」

「ポケカメンさんはまだ初期の段階にありますが…これからもっと忘れっぽくなったりします。ご友人のことも残念ですが忘れてしまうでしょう…」

🐷「そう…ですか。」

アルツハイマー病を診断された俺は帰り道の記憶はほぼなく気づいたら家で一人で泣いていた

携帯にはたくさんの着信履歴とメッセージの通知。すべてまいたけからだ

まいたけとは交際していて去年から同棲を始めた。同性婚が認められたいま、お互いに近々入籍しようと楽しみにしていた。結婚の前に同棲期間が欲しいってわがままを言ったら快く受け入れてくれたまいたけ。そんな人との生活も終わりが見え始めている

🍄「ただいま。病院どうだった?」

🐷「………」

🍄「どーしたん」

🐷「こ、これ…」

🍄「…!」

病院でもらった診断書をテーブルに置いた。もちろんまいたけの顔なんてみれない。

🐷「若年性だって…w俺全部忘れちゃうんだって」

🍄「そっかぁ…」

🐷「だからさ!」

🍄「ぽけ。今日はもう寝よっか。明日また話そ」

🐷「で、でもまいたけ…」

🍄「明日起きたらはなそ?今日はもう寝る」

🐷「わかった…」

俺の話をさえぎるように話してまいたけは風呂に入ってしまった。きっと俺にがっかりしてるそうとしか思えなかった。入籍間近の相手が認知症なんて嫌に決まってるよな…

loading

この作品はいかがでしたか?

281

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚