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「図書室」
テオ
「疲れた…」
フユカ
「大丈夫か〜w」
テオ
「大丈夫…だ…」
フユカ
「死んでるみたい…w」
テオ
「勝手に殺すな」
フユカ
「んで、どの本借りるの?」
テオ
「これ、『仁義なき桃太郎』」
フユカ
「それ夜○さんちの大作戦で出てきたやつだねぇ…」
フユカ
「それここにあるの!?」
フユカ
「ってか、それ結構長いやつだよ…?」
テオ
「長いからこそ読みたいんだよ…」
フユカ
「何勝ち誇った顔してんだよ」
テオ
「さて…借りよ…」
テオ
「すみませーんコレ借りたいんですけど…」
。
「あぁ、わかりました…って」
テオ
「あ…”茶”じゃん…」
テオ
「図書委員だったんだ」
エーミール
「…これで大丈夫です」
エーミール
「期限は2週間ですので…」
テオ
「さんきゅ〜」
テオ
「…」
テオ
「(傷が今までの兄弟より多め…)」
テオ
「(…何かしらありそうだな)」
テオ
「(他の兄弟に聞いてみるか…)」
フユカ
「テオ?」
テオ
「ん?どうした?」
フユカ
「なんか悩んでたから…」
テオ
「あぁw大丈夫だぞw」
フユカ
「そう…?」
※別にコレは見なくていい
〜第1章〜
愛する祖父母と恋人を鬼に殺された桃太郎は鬼に復習を誓う
世界中で鬼と人とのミゾは深まり、大戦へと突き進んでゆく
ついに桃太郎は鬼軍のリーダーを対峙するも
それはかつて平和時代 親友だった幼馴染の鬼だった
争いの連鎖を止めるため、自ら命を差し出す鬼を
桃太郎は泣くなく討ちとる。かくして鬼は滅び、
桃太郎は世界を平和にした英雄とあがめられた
〜第2章〜
鬼が滅びても争いは世の常共通の敵を失った世界の
種族達はまたささいな流れからお互いに憎しみをぶつけ合う。
人間の差別的な支配に反旗をひるがえすは犬族、猿族、鳥族の
連合軍、桃太郎は人間の代表として彼らを滅ぼさねば
ならなかった。桃太郎の圧倒的な力により人間は見事
勝利するが、かつて共に戦った仲間すら手にかけた桃太郎は
しだいに心を病み、道理を失った暴君として人々に恐れられ、
いつしか人々は影で桃太郎を「鬼」と呼ぶようになった
〜第3章〜
そして とうとう人々は、かつて英雄だった暴君からの解放を求め立ち上がる。
身勝手な人々への怒り、己の人生への悲しみ、荒ぶる思いを振り払うように
民衆を討ち取ってゆく桃太郎。その前に一人の少年が進み出る。
その少年の顔は桃太郎。いや、かつて鬼に殺された恋人そっくりだった
恐らくこの少年は知らない、自分でも信じられない
しかし これは現実であり、運命なのだ。
何一つ語ることなく桃太郎は少年の刃を受け入れた。
ようやく平和な眠りを許された男の顔は
かつて仲間や家族に見せたそのもののように穏やかだった…
引用、夜桜さんちの大作戦 4巻
作戦.29 夜桜の怪談
実際にあるから見てみ☆←