咲さん!
ん?どうしたの小林君?
さっきはごめん!
あーあれね
許さない
え?
じゃあ…
小林君が私の友達になってくれたら許してあげてもいいよ?
僕が咲さんの友達に?
そう。なんか変な事言った?
僕なんかでいいの?
あのさ!
[僕なんか]は無し!
どう言う意味?
自分で自分の評価を下げるなー!
って事
この世に価値のない人はいないんだから!
だからもう[僕なんか]は無しね
わ…分かった
あ…あのさ!
キーンコーン…
あっチャイムだ
私c班だから行くね!
あっ分かった
じゃあね!
小林〜
蒼汰
どうだった?咲さんと話してみて
彼女と似てた…
え?
小学5の頃の彼女と似てた
どのへんが?
考え方とか…なんというか
色々!
そうなの?じゃあ良かったじゃん
ちゃんと会えたんだ…(ボソ)
なんか言った?蒼汰
いや なんにも
俺は聞こえた
確かに蒼汰はそう言った
その時の俺は深く考えなかった
その後の授業はあまり頭に入って来なかった
咲さんの事で頭がいっぱいだった
コメント
1件
タップミス多いです 気付き次第直すので 気づいたら教えて下さい