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「凪ちゃん、俺がいなくても頑張ってね。いままでありがと!、、、じゃあね!」
悲しそうなどこか安心したような顔をしてセラ夫は私の前からいなくなった
その日はroom4sの依頼が一件あった。しかし、猫を探すという簡単な仕事だった。
「セラ夫、猫を探しに行きますよ」
そう、くつろいでいたセラ夫に言う
「わかったぁ。でも、これ猫ちゃん探すだけだし俺1人でもよくない?」
「駄目です。依頼人からは2人でと言われたのですから」
「はぁーい、、」
そうして私達は猫を探しに行った。
「特徴はなんだっけ?」
こいつ、、覚えてなかったのか…
「黒の子猫です。ていうか覚えてろよ」
「ごめんごめん〜」
絶対反省してないな
「早く見つけますよ」
おかしい。あれから数時間探しているが全然見つからない。セラ夫はどうだろうか
「セラ夫ー!見つかりましたか?」
「いや、どこにもいない」
どうしてだろう、、依頼人からはここら辺にいると教えて貰ったのに、、
ん?どうして自分で分かっているのに私達に依頼してきたんだ。しかもわざわざ”2人で”なんて条件をつけて、、
気づいた時には遅かった
「セラ夫!!これはわn((」
何かチクリとしたものが腕に伝わる。ああ、毒だな、その正体が分かった頃にはもう意識が朦朧としていた
「凪ちゃん!!」
駄目だ、近づくな、お前だけでも逃げろ、そう伝えたいのに口から出るのは空気が出る音だけだった
吐き気、頭痛、そしてとてつもないほどの眠気が入り混じるなか最後自分の目に映ったのはどこか諦めたような顔をしたセラフと怪しい男だった