銀河「なぁ、勇者?今度一緒に話さないか?伝えておきたいことがあるんだ…2人っきりでな」
勇者「え?良いけど、どこで話す?」
銀河「人が見ていない所が良い、そうだな…天空の城に俺の部屋があるから…そこで話すか」
勇者「うん!いいよ」
ケン「なんの話してるのー?」
銀河「いや、なんでもないんだ…ケンは一度魔法界の城に戻ったらどうだ?パパとお兄ちゃんが待ってるぞ」
ケン「えーやだよ…」
銀河「お菓子があるかも」
ケン「ケーキ?」
銀河「ケーキケーキ」
レイン「国王が喜んで準備するはずですよ、私はジュピターにケーキをたくさん用意させておくのでいつでも遊びに来てください」
勇者「そう言えば、ケンのママって…どこ行ったの?雲のお城の中に戻ったの?」
レイン「いえ、魔法界の城に戻られましたよ…一安心と言いたいですが、ギスギスした感じは取れませんね…国王はもっと一緒にいたいようですが…」
勇者「うーん…いつか解決できたら良いけど…」
レイン「まぁ、時間がかかりそうですが…こればっかりは待つしかないですね」
銀河「勇者、行こうぜ背中に乗れ」
勇者「うん!」
レイン「ケン様、さあ行きましょうケーキが待っています」
ケン「あーうん、行こう行こう」
レイン「その前に…賢者の石を取り込んだ姿をすこーーしだけ見せてくれませんか?本に収めておきたい」
ケン「え、良いけど」
レイン「これは…素晴らしい、大きさも変わり…色も、あれ出してくれませんか?王族なら誰しもが持つ威嚇の技、ほとんどの魔物を怯ませ動けなくさせる『王者の風格』を!」
ケン「良いよ〜!僕のこの技を見てこの前ピンは血を流して倒れて大変なことになったんだからね!『王者の風格』!プキューーーーー!!」
レイン「あーーええと…プキュー?それは…ポッペを膨らませてるだけで」
ピン「良いじゃないですかぁ…こんなに可愛いんですから…ね?」
レイン「いつの間に!?………聞きたいんですが、どこから血を…?」
ケン「ピンが僕の王者の風格を見て、鼻からたくさん血を出したんだよ!僕強いもん!」
レイン「…本当ですか?」
ケン「ほんとだよ!見てて!プキューー!!」
ピン「ぐっ…これは…あまりにも…!」ブシュッ
ケン「ほら〜!」
レイン「………ケン様、あまりこいつに近づかない方がいいですよ…鼻血を流しながら倒れたので、こいつはこのままここに置いていきましょう」
ケン「あ!待ってー!咥えて運ばないで〜」
???「見つけたぞ、こんな奴らといたのか…さぁ起きろピン報告しろ計画はどうなっている?どこまで進んだ」
ピン「マスター!?なぜここに…!あなたは私を捨てたじゃないですか!なぜ」
???「捨てた?ああ、一度はな…だが今はそこそこ力をつけたそうじゃないか?私の計画にはもっと力が必要だそして、あの人間の調査を進めろ」
ピン「………はい」
???「違うな?」
ピン「………イエス…ボス」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!