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ロンドン
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「まだフギシーカ地方に着けへんの?おかしない?」
ジュリエッタは、小さな声で話した。しばらくしてからニーナが目を覚まし、そこからフギシーカ地方に向かうことになった。ダグラスはエディに西の最果て駅に到着したことを報告した。その際、エディから、
『それじゃあ、これからはフギシーカ地方に向かう事になってくるサ。最低でも、3日間歩き続ける…かもしれないサ。』
と伝えられた。そしてダグラスは、
「上部から連絡があった。ここからフギシーカ地方に向かうには…歩いて3日はかかるかもしれない。」
「3日!?」
サキは驚いた。
「こうなってもうたら、全員飢え死になってまうで!」
ジュリエッタも驚いていた。
「…でも、どうする?ずっと歩く?」
ニーナはそう話した。
「仕方ないのかなぁ、こう…ずっと歩き続けるの。」
サキは苦笑した。歩いている場所の周りは、建造物がまばらにあるだけだ。どの建物を見ても、泊まれるような場所は見当たらない。ニーナはうんざりした表情で、歩いていた。
「私さ…こんなに過酷なこと、あんまり人生で経験、ないし……そもそも、COMAがある所から、フギシーカ地方とかみたいな、遠い場所に行ったことない…」
「そら、箱入り娘みたいな感じやん?」
「…あまり、そんな子には言われたく、ないけど…ね。」
「えー?その通りちゃうん?」
「でも、そういうのは言っていいか言っちゃだめかの境界、守らないと…どうなるか分かる?」
ジュリエッタは不思議そうな表情で、ニーナを見た。しかし、ニーナの表情は穏やかではなかった。
「じゃあ、泊まる所はどうするか…野宿か?」
「なんでそんな事になんの?普通、ここに道があるならええ感じの場所に目的地はある思うねんけど…」
そして、5人は静かに歩き始めた。
「どうやら、ダグラスとニーナ以外のグループは、ノース・トラッカーズっていう変な組織に、潰されたみたいなのサ。
エディはセシルとアイザックから受け取った通信内容を、指揮官内で共有した。シアラーはいつも通り赤ペンを片手に持ちながら、
「そこをどうにか対策できなかったのか、エディ。」
と話した。
「これは意外な出来事だったから…仕方ない、お互い様って所、サ。」
すると、2人の後ろから別の指揮官が姿を現した。長い髪をおろした、白のコートを羽織った男性だ。
「ノース・トラッカーズというなら…貴方達は、彼らについてよくお分かりになられていないのでしょうか。」
エディはすぐさま、
「ま、正直言うとこんな感じサ。少し前にこの組織は聞いたことはあるが、よくこっちで調べていなくて…って感じサ。」
「元諜報部門の私なら、彼らの目的は十分把握しております。」
シアラーはペンを指で回しながら、
「どうやら、彼は指揮官の埋め合わせで…諜報部門っていう奇妙な所から入って来たよな。」
「その通りです。」
「だからか……リーダーな感じが、お前から感じられなかったのは―」
ダグラス達は、3日間歩き続けた。途中で宿を見つけることもできた。ニーナはほっと一息をつき、毎日笑顔で、そして涙目でベッドに倒れた。朝は日が昇る前に出発し、荒廃した土地を歩いた。3日経った今、徐々に魔力が使われていた痕跡を見れるようになった。日がてっぺんに位置した時刻、5人はフギシーカ地方に到着した。
―魔法が使えるジンが集まった地域。
奇妙な魔術が使える者もいれば、攻撃的な魔術が使える者もいる。
ダグラスは、フギシーカ地方に入る門を、くぐった。
コメント
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お疲れさま〜!第27話読んだよ🌸 ようやくフギシーカ地方に到着したところ、歩き続ける過酷さがひしひし伝わってきて「3日歩き続ける」って描写に一緒に疲れた気分になっちゃった😂 ジュリエッタとニーナの軽い応酬もキャラの空気感が出てて好きだし、門をくぐった後の「ここからが本番」感にドキドキしてる!続きが気になる〜✨