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モブ覚醒したか
自分で書いててあれだけどメンタルつっよ。NTR願望とかありそう
⚠彰冬
モブが冬弥に恋をする話です。ちょっとネタよりです
ちょっと不憫な純情モブくん
視点→モブ
俺は最近日課がある
それが、
「…ふー…」
深呼吸をする
勢いで伸ばした手でドアを開ける
「…あ、来たんだな、」
そう微笑む彼は同じクラスの青柳冬弥
話す機会が全くない、イケメンだし頭脳明晰な完璧超人
そんな超人と俺は本来関わることすらない
だけど…
「この前読んでたあの本、最新巻が入ったぞ、」
「そ、そうなんだ、でもあの本最新巻出てから結構経つよな、入れる気ないのかと思ってたんだけど…」
「あぁ、それはお前が楽しみにしていそうだったから俺が頼んだんだ、」
「え、…っ?」
彼は図書委員だ
普段はあまり本を好まない自分だが、暇なので少し来たときに少し話してちょっとばかし仲良くなった
彼から預けられた本を持ち、椅子に腰掛ける
(…睫毛、長いよなぁ…)
本を読むふりをして、彼の顔を眺める
「…!」
(…あ、やべ、っ)
彼が気づいたのを感じ、目を逸らそうとする
「…、」
その時、彼は少し微笑んでこちらを見た
「……!!!」
なにかが落ちた気がする
(……やっべぇ…)
(……惚れた…)
それから、いつもより行く頻度を増やすようになった
(…今日もいるかな…)
ウキウキの心で少し静かにドアを開ける
「ーーw、」
「…!!」
彼の姿はあった。
だけど
「でもさ、冬弥はー」
「あはは、そうだな、彰人」
隣には、仲良く話す隣のクラスのイケメン
思わず身体を隠す
「…てか、図書室っていつもこんなに人いねぇの?、」
「いや、いつもだったらこのくらいには来ている人が居るんだが⸺、今日は居ないようだな」
(き、気づかれてない…?!)
心が凄く騒いでいる気がした
「…な、冬弥、」
「ん、どうしたあき⸺」
目を疑った
ここは気付かれはしないかもだが、相手の姿が見える場所だから、間違えようはない
俺の目が本当におかしくないのだったら、凄い光景を見た気がする
(……今…)
キスしてたよな……?!
教室
「ーーw、」
「ーーーー、!w」
「……ふふ」
「(モブ)ー、なに?どこ見てんの?」
「おお、友よ」
「口調どうしたの?」
「…いや、推しカプを見ていたんだよ」
「??」
俺の腐男子人生は始まったばかりだ