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しーちゃん視点
母「あ〜あ、千鵺ちゃんにバレちゃった。」
父「いいじゃないか〜どーせすぐバレるんだから〜」
母「だって〜千鵺ちゃんがプロになりたいって言い出したらどうするの?」
父「それは,,,」
母「それが心配だったのよ〜」
し「いいじゃないのか?」
母「,,,え?」
し「いいじゃないのか?自分でやりたいってったんなら、」
母「え?ま、まぁね〜」
し「それに、あの子供は才能がある。」
母「,,,才能?」
し「、足が出た、と言っただろ?嘘だと思ったろ?」
母「千鵺ちゃんがするとは思わなかったけど,,,そんなこと、」
し「あれは本当だ、嘘じゃあない。」
母「見てた?」
し「だからわかったんだぞ?」
母「あはは!そうか!」
し「やっぱり人間の子は人間の子だ。」
母「人間、じゃなくて、霊音って呼んでみてよ〜これこれ〜」
し「やっぱり、人間だ。」
父「さっきからなんの話してんの〜パパも混ぜて〜これ〜」
母「や〜だ!今はしーちゃんと話してんの!」
父「なら内容だけでも〜」
母「,,,ひーみーつー!」
父「なんで〜!」
わちゃわちゃ〜
し「はぁ、やっぱり、似た者同士はくっつくんだな、」
羽柴家族。
霊の世界。霊能者会でも、聞いたことがないものは居ない。
ヴィラン退治。1度ノックオンしたものは逃すことなく排除。
人格が変わる。という。
初めは面白そう、で始まった相棒作りだったが、予想をはるかに超える面白さ。
これを〝あいつ〟にも教えてあげたい。
し「,,,霊音」
母「だから〜、あっ!今、名前で呼んだ!」
し「なんの事だか、」
羽柴千鵺。待っていろ。
お前にふさわしい、最高の相棒を今、
準備してる。