ロレかな(なんでも許せる方向け)
…ジリリリ
目覚ましの音が響きたわたる。
(うるさ、ロレのスマホじゃん)
アラーム止め。
ロレ「ん〜?」
隣で布団がガサゴソと音をたてている。
ロレ「かなぇ?」
カナ「なぁーに」
ローレンが眠そうに目をこすっている。
ロレ「ね゛むい」
カナ「ふは、声枯れすぎw」
ロレ「いまなん…じ」
カナ「19時前やね」
ロレ「おはよ、」
カナ「おはよ〜」
2人でひとつのベットにいるのは、まだ少し違和感がある。僕がずっと自分のスマホで作業していると不満そうな声が聞こえてきた。
ロレ「ねぇ〜、スマホいじってないでこっち見て?」
パジャマにロレが抱きつく。
さっきまで寝てたくせに。
カナ「むりむり。仕事のメール返してんの。」
冷たく言い放つと、いじけた声が返ってきた。
ロレ「はぁ〜?信じらんない。このまま寝てやる 」
カナ「暑いから やーめーて。」
ロレ「むーり♡」
こいつ、と思いながら送信ボタンを押すとスマホを傍に置く。
カナ「おわったよ、まだねむい?」
ロレ「ん…」
カナ「じゃぁ、いっしょ寝る?」
ロレ「ん…」
朝方まで2人ともゲームしていたからしょうがないのだが、このままだと両方ダメ人間になってしまう。もう午後なのに。
カナ「ちょっとだけね、」
ロレ「やったぁ、かなかなのそゆとこすきー」
カナ「はいはい」
ずっと自分の体を抱きしめているロレの体と向き合って布団にもぐる。
カナ「顔押し付けてるけど臭くない?」
ロレ「んー、フンフン臭くないよ〜いい匂いする 」
カナ「なら良かった」
時々、ほんとにかわいく思える時がある。今みたいな。
カナ「そういえば今日ローレン、コラボとか言ってなかった?」
ロレ「んー?」
カナ「パタちいるみたいな、やつ…」
しばらくの沈黙の後、腕の中で真っ青になっている顔がいた。
ロレ「…まっずい!!」
カナ「あはは笑」
そう言って、すぐ飛び出していくのが面白くもあり、ちょっと寂しくもある。
僕は僕で温もりの残るベッドにもぐりながら2度寝することにした。
fin
コメント
4件
え..もう、好きすぎてやばいです🫶️💞 🔫が受けなの癖にぶっ刺さりすぎました😭😭責任とってこれからも最高な作品をお恵み下さい👍
めっっっちゃすきです