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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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わんく






______________________

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??「ふぁ~…朝かぁ….」

鳥のさえずりに起こされ、気怠そうに瞼をこする。

??「はぁ…起きるか」

そう言いベットから降りて下に行く。

下に降りると机には冷めた朝ごはんが置いてあった。

[温めて食えよ]

そんなメモ書きも見つける。

??「全く…“きょーさん”はお節介焼きなんだから…」

ラップをして冷蔵庫に入れておく。


??「さてと..仕事行こ」

______________________


昼間でも薄暗いその”森”は、滅多に人は立ち入らない所だ。

何せその”森”には、**[斑獣]**が住んでいるのだから__。


提灯の様な灯りをもった青年は、暗い森を迷いなく進んで行く。

??「今日は随分明るいね…毎日こんくらいがいいんだけど」

愚痴のように呟きながら歩く。

普通の人間なら、まずこの時点で迷う。…そう、普通の人間なら。

斑獣『ウ”ウ…..ウア”..!!!』

斑獣を見上げ、少し眉尻を下げて困ったように呟く。

??「でかいね、晴れだからって油断は出来ないや」

そう言うと視界の端に子供を見つける。

??「全く…どいつもこいつも子供のお守りくらいちゃんとしなよっ!」

攻撃を除け、詠唱する。

??『我が蒼き呪の魂よ、汚れを浄化し生命と変えろ‼』


ザフッ…..


??「………..」

無言で子供を抱き抱え、人里の方まで歩く。

子供は抵抗こそしなかったが、終始震えていた。

母親「あっ…」

人里では母親と父親らしき人物がいた。

ニコッと笑って

??「お子さん、しっかり見ていてください」

と言う。

母親「ッ…..娘を返して!!!」

バッと奪うように子供を抱き寄せる母親。

そして父親の方はというと…

パァンッ..!!

ずんずんこっちに進んで来て俺を平手打ちする。

??「い”ッ…..」

父親「…どうせお前が”森”へ連れて行ったんだろう!?噓をつくな!!」

??「……….」

笑顔のまま静止する。

母親「あんたのせいでっ…うちの子はボロボロよ…!!」

父親「本当だ!!この子をどうするつもりだったんだ!?」

野次馬の村人まで言い出す。

村人「そうだそうだ!!」

村人「お前のせいで!」

村人「___!!_____」

村人「____!?____!!」

村人「___!」


??「___…ごめんなさい」

母親「謝ったって何も変わらないわよ…!!」

そう言い放ち、村人たちはいろいろな手で俺を痛めつける。

??「…….今度こそ、死ねるかな(ボソッ」

そうしていると__…

??「おい!!」

村人「!?き、金豚きょー様…」

??「ナニヤッテンノ?」

??「チッ…これだから」

??「……..」

村人「ひっ….」

村人たちは家へ逃げ込む。

辺りは静かになった。


kyo「….何やってんだよ、【らっだぁ】

rd「….きょーさんにどりみー、こんちゃんにレウまで

rd「俺の方こそ聞きたいんだけど…」

md「トリアエズテアテシナイトッ…」

㏏「そうだよらっだぁ、流石に怪我が…」

rk「皆心配してんだから..!!」

rd「いーのいーの、気にしないで?これは俺の天命なんだから」

kyo「…せめて誤解くらい解いてもいいだろが..」

rd「良いんだってば、俺は『嫌われ者』であり続けなければいけないんだから」

㏏「…らっだぁがそう言うなら」





蒼い彼は、この村の嫌われ者です__。


______________________


最近短編ってなんだろうって思う。


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