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わんく
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??「ふぁ~…朝かぁ….」
鳥のさえずりに起こされ、気怠そうに瞼をこする。
??「はぁ…起きるか」
そう言いベットから降りて下に行く。
下に降りると机には冷めた朝ごはんが置いてあった。
[温めて食えよ]
そんなメモ書きも見つける。
??「全く…“きょーさん”はお節介焼きなんだから…」
ラップをして冷蔵庫に入れておく。
??「さてと..仕事行こ」
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昼間でも薄暗いその”森”は、滅多に人は立ち入らない所だ。
何せその”森”には、**[斑獣]**が住んでいるのだから__。
提灯の様な灯りをもった青年は、暗い森を迷いなく進んで行く。
??「今日は随分明るいね…毎日こんくらいがいいんだけど」
愚痴のように呟きながら歩く。
普通の人間なら、まずこの時点で迷う。…そう、普通の人間なら。
斑獣『ウ”ウ…..ウア”..!!!』
斑獣を見上げ、少し眉尻を下げて困ったように呟く。
??「でかいね、晴れだからって油断は出来ないや」
そう言うと視界の端に子供を見つける。
??「全く…どいつもこいつも子供のお守りくらいちゃんとしなよっ!」
攻撃を除け、詠唱する。
??『我が蒼き呪の魂よ、汚れを浄化し生命と変えろ‼』
ザフッ…..
??「………..」
無言で子供を抱き抱え、人里の方まで歩く。
子供は抵抗こそしなかったが、終始震えていた。
母親「あっ…」
人里では母親と父親らしき人物がいた。
ニコッと笑って
??「お子さん、しっかり見ていてください」
と言う。
母親「ッ…..娘を返して!!!」
バッと奪うように子供を抱き寄せる母親。
そして父親の方はというと…
パァンッ..!!
ずんずんこっちに進んで来て俺を平手打ちする。
??「い”ッ…..」
父親「…どうせお前が”森”へ連れて行ったんだろう!?噓をつくな!!」
??「……….」
笑顔のまま静止する。
母親「あんたのせいでっ…うちの子はボロボロよ…!!」
父親「本当だ!!この子をどうするつもりだったんだ!?」
野次馬の村人まで言い出す。
村人「そうだそうだ!!」
村人「お前のせいで!」
村人「___!!_____」
村人「____!?____!!」
村人「___!」
??「___…ごめんなさい」
母親「謝ったって何も変わらないわよ…!!」
そう言い放ち、村人たちはいろいろな手で俺を痛めつける。
??「…….今度こそ、死ねるかな(ボソッ」
そうしていると__…
??「おい!!」
村人「!?き、金豚きょー様…」
??「ナニヤッテンノ?」
??「チッ…これだから」
??「……..」
村人「ひっ….」
村人たちは家へ逃げ込む。
辺りは静かになった。
kyo「….何やってんだよ、【らっだぁ】」
rd「….きょーさんにどりみー、こんちゃんにレウまで」
rd「俺の方こそ聞きたいんだけど…」
md「トリアエズテアテシナイトッ…」
㏏「そうだよらっだぁ、流石に怪我が…」
rk「皆心配してんだから..!!」
rd「いーのいーの、気にしないで?これは俺の天命なんだから」
kyo「…せめて誤解くらい解いてもいいだろが..」
rd「良いんだってば、俺は『嫌われ者』であり続けなければいけないんだから」
㏏「…らっだぁがそう言うなら」
蒼い彼は、この村の嫌われ者です__。
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最近短編ってなんだろうって思う。