rdpn
『信じる事』
地雷 注意
ちゃんと長いので暇な時に読んでください
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pn.said
ここ1ヶ月くらいかな。らっだぁとご飯を一緒に食べたりすることが減った。 いつも帰りは遅くて、一緒にご飯を食べたくて待ってたこともあった。 けど、言われたのは
「まだ食べてなかったの?先食べてていいのに。」
ってことだけ。何なの?って思うよね。
しかも色々考えすぎているせいか立ちくらみすることが増えた。まぁ、ちゃんと寝れてないのもあるのかな〜なんて思ったりもするけど考えない事にした。
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rd.said
「はぁ〜…」
最近仕事が残業ばかり。なんでよりにもよって俺が仕事押し付けられんだよ!?意味わかんないわ、マジで。早くぺいんとに会いたい…
『ガチャ』
『ただいまぁ〜…』
いつもは返事が返ってくるのに聞こえない。
何か…嫌な予感がする。走ってリビングに向かった。
「ぺいんと!?」
扉を開けるとエプロンを付けっぱなしの彼が床に倒れていた。
「ぺいんと!? ねぇ!大丈夫!? ねぇってば!」
「…ん..らっだぁ?…帰った、の?…」
「そうだよ!? どうしたの?大丈夫?! と、とりあえずベット行こ…」
とにかく休ませないと…。目は虚ろで今にもどうにかなっちゃいそうな感じ…。俺は今日の疲れなんて忘れるほど焦っていた。 ぺいんとが倒れることなんてほとんど無いし、まずこれ程疲れているなんて気付きもしなかった。
「大丈夫?」
「わぁ、らっだぁだ…笑、夢でも見始めちゃったかなぁ」
「…今水とってくるから…」
そう言い頭を撫でて動こうとする。そしたら引っ張られた気がしたので後ろを向くと、ぺいんとが弱い力を振り絞って袖をもっている。 引っ張られていると実感がわかないほどの力。それに相変わらず目は虚ろ。
「夢でもどっか行っちゃうの?、やっと一緒に居られるのに…今日くらい、いい夢見させてよ…」
そう言って彼は涙を流した。
「ごめんね。一緒にいようね。ごめんね、」
俺はその時気付いた。いや、その時になるまで気付かなかった。俺はこんなにも弱るほどに沢山の迷惑をかけてしまっていたことに。気づかない俺は彼氏失格だな。
そう思いながら俺はぺいんとにハグをする。謝罪と感謝の気持ちを込めて。
「待っててくれてありがと。今日はしっかり休んで。」
「ん〜…らっだぁ好き…だよ?」
「ふ…かわい、俺も好き。」
弱っているからいつも以上に声が小さい。でもこんな俺を好きだと言ってくれる彼はなんて素敵な人なんだって思った。
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pn.said
起きたらベットの上。いつ入ったっけ?覚えてない。昨日のことも全て。ただ、らっだぁが隣にいるのは見て取れる。一緒に寝たの久しぶりだなぁ…。
「らっだぁ?起きて、」
「ん…わ、俺寝ちゃったんだ… 」
「ないか悪いことでもあんの?」
「…え?ぺいんと!?体調は?!大丈夫なの?」
「何そんな焦ってんの笑、大丈夫だよ。頭がちょっと痛いくらい」
「良かった、、、マジ焦ったぁ、朝ごはん作ってくるから寝てて。お粥でいい?」
「うん。ありがと」
こんなに焦ってるの初めて見た笑。ちょっと可愛かったかも…なんて笑
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「はい、どうぞ。起き上がれそう?」
「うん、大丈夫だよ」
「あの、、ほんとにごめん!迷惑ばっかりかけてぺいんとが頑張ってるのも疲れてるのにも気づけなかった。俺は彼氏失格だよ… 」
「はは笑。そんな事ないよ、少なくとも俺はらっだぁが彼氏でよかったと思ってるよ? ただ、帰るの夜遅すぎるけどね」
「すみません…笑。」
そんなこと言って、おでこにキスしてくれた。ついでにハグも。俺の考えすぎだったかもな。あのらっだぁが浮気なんてする訳ないし。
信用したかったけど出来なくて考えすぎただけ。俺の方が彼女失格だよ笑。
「ぺいんと?まじ大好きだ、俺…笑」
「笑いながら言うなよ笑」
「ぺいんとは?俺のこと好き?」
「…笑、大好きに決まってんじゃん」
「…かわい〜笑」
「うるさいっつーの」
その日以降らっだぁは早く帰ってくることが増えたし、遅くなる時は曖昧だった連絡もしっかり伝えてくれるようになった。一緒にいれる時間も増えてめっちゃ幸せだと感じてる。
これからは信じよう、らっだぁの事。
そう思わされたしもしも疑ってしまったら治るのを待つんじゃなくて伝えないといけないなとも思った。
『信じるって難しいな笑』
でもやってみて後悔ではなかったから良いかな
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信じるって難しいですよね笑。難なく出来る人が居るのなら大切にしないとですね。
読んで頂きありがとうございました。
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