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〔 五条 side 〕
今日も今日とて、腐ったミカン共が用意した任務に行くわけだけど、
ほんと、めんどくさいよね。
彼奴は今頃、学校で授業かな。
前まで嫌そうな顔して学校行ってたけど、最近楽しそうだな。
学校で超優しい友達ができたってのは聞いてるけど、
彼奴は恵まれてるよな、世間話ができる友達がいて、信頼できる幼馴染がいて、
おまけに、好きになってくれる人もいて。
でも、もし海くんと彼奴が付き合ったら。
モヤ、
なんだこのモヤモヤ。もしかして……………。
いやいや、こんなナイスガイな僕があんな顔だけの女興味持つわけないし。
なんかの勘違いでしょ、不整脈不整脈。
そうだ、不整脈ってことにしとこう。
虎杖 「 五条せんせ〜い!! 」
そうだよ、あんなバカに恋なんて実るわけ。
……………うん。そんなわけ、
鈍感だし、鈍臭いし、料理も下手クソだし、
あんな下手な人ほんとに実在するんだって感じ。
虎杖 「 五条先生? 」
調理実習とかどうしてんだよ、友達ドン引きでしょ。
まぁ海くんがいたから、多分大丈夫だったとは思うけど。
虎杖 「 五条せんせ〜い?? 」
ほんと彼奴、喋らなければ可愛いんだよなぁ。
顔だけはいいし、無駄美人ってあれのことを言うんだな。←
性格は、まぁさておき__________、
虎杖 「 五条先生!! 」
五条 「 !! 」
五条 「 悠二じゃ〜ん!どうした?? 」
虎杖 「 用という用じゃないんだけど、見かけたから。
そんなことより先生大丈夫?悩み事??
何回も呼んだけど反応なかったから、 」
そうだったんだ、全然気づかなかった。
最近多いな、
虎杖 「 相談のるよ? 」
五条 「 全然平気だよ〜! 」
虎杖 「 ほんと? 」
五条 「 ほんとほんと〜! 」
まじでたいしたことないし、ただただ彼奴のこと考えてただけだもんなぁ。
…………………………
いや、てかなんで僕。
_______ 彼奴のこと考えてるんだ?
夜9時。家に帰り、ご飯お風呂とやることを済ませ、部屋でくつろぐ。
花奈 「 ねね、コレ見てよ。おもろくね? 」
五条 「 そうだな、 」
……………。
最近ぼーっとするな、
スマホを見て、足をバタバタさせてるそいつを見る。
花奈 「 ……… なに? 」
五条 「 いや、なにも。 」
花奈 「 ?? 」
やば、なんで僕目逸らした?
これじゃぁ、僕が気にしてるみたいじゃん!?
なんか顔あちぃ、
花奈 「 お前、大丈夫?今日キモイよ?? 」
五条 「 お前よかキモくねぇよ、 」
花奈 「 ぶっ飛ばすぞ、 」
怖。
此奴の発言は、どこまでも物騒。
そんな奴に、恋愛感情なんて無い無い。
無い……………はずだよな、