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〔 ◨◨ side 〕
翌日の学校帰り
また部活帰りであろう海に会った。
並んで帰っていると、
海 「 なぁ! 」
声荒げて、振り返ってきた。
私は、ビックリしつつも海に目をやる。
花奈 「 な、なに? 」
いつものホワワンとした雰囲気ではなく、真面目そうな雰囲気だった。
緊張が走る。
海は、冷や汗をかいていた。
な、なんだろ。
海がこんな真面目な顔になるの、見たことないな。
海 「 花奈、俺お前のこと…….、
す __________ 、 」
花奈 「 ?? 」
す?
海 「 …….俺、お前のことが好きだ。 」
花奈 「 え、? 」
好き……?隙…..?鋤…….?
花奈 「 それは、あの、すきってその農具の鋤?それとも、物と物との間の空間の隙のこと?? 」
海 「 そんなこと今の雰囲気で言わないよ、 」
花奈 「 じゃぁ、恋愛的な意味で? 」
海 「 …….うん 。 」
な、まじ…….か。
ど、どうしよう。
一応五条がいるし、それにもし付き合ったとして、五条家がなにをするかッ!!(恐)
海 「 返事はいつでもいい、 」
花奈 「 で、でも、 」
海 「 困惑するのもわかる。お前には五条さんがいるし、もう隣がいることはわかってる。
けど、大人はさすがに俺が許せない。だから、お前が選んでくれ。
家の事情じゃなくて、お前の気持ちで、 」
私の…….気持ち…か。
花奈 「 …….私は、__________。 」