ただのセフレだから

今日も晴に呼び出されたいつもは空いてる日とかを確認して予定を立ててからヤるから珍しかった

いつもと同じラブホに行くと晴はもうそこに居た

fw「……どしたん晴」

fw「こんな急に呼び出すとか珍しいやん」

俺がそう言っても晴は中々返事を返してくれない

その間の沈黙が俺にはやけに長く思えた

kid「……もう辞めにしません？」

その言葉は晴に依存している俺には酷く残酷で

俺は、言葉を発する事が出来なかった

fw「……な…んで」

苦しい、嫌だ晴と離れたくない

セフレ以上の関係は望まないと誓うから……

今のままで良いから……もう好きだなんて言わないから……お願い……

kid「だって僕のセフレになってから不破さん顔色が悪くなってきてるし、心做しか痩せてきてる」

待ってやだ、さも当然かのように言わないで…この関係が無くなったら俺どうしたらいいかわかんないよ……

kid「僕とヤるの嫌なんでしょ？無理してるのバレバレ」

そうじゃないの……違うから、嫌なんかじゃない、晴とヤるの好きやから……

fw「…………嫌や晴との関係終わらせたくない」